親子孫3世代5日間の台湾国内旅行(日月潭〜台南〜台中)の旅行記(9/12回)です。
3世代家族5日間の台湾ドライブ旅行(日月潭〜台南〜台中)のまとめ前回の記事はこちら。台南の阿霞飯店でおいしいディナーをいただきました。
【台南】阿霞飯店★超有名レストランはデザートまでもが激ウマでした目次
ホテルをチェックアウト後、マンゴーの里・玉井へ直行
台南でお世話になったホテルをチェックアウトし、レンタカーで一路マンゴーの産地である台南郊外の玉井に向かいました。
【台南】こどもと一緒に楽しむ親子民宿☆ジャック キャッスル(傑克堡旅舘)6月はマンゴーの旬の時期で、せっかくのレンタカー旅なので、行きたい場所の一つとして真っ先に思いついた場所です。
公共交通機関だと、台南から玉井へはバスで一時間くらいだそうです。
当初は二日前に日月潭から台南に移動する途中に寄る予定でしたが、天候が悪く移動に時間がかかったため、この日台南から台中への移動途中に再度向かうことにしました。
【日月潭〜台南】日月潭ぐるり一周&大雨の高速ドライブ台南を出発して1時間ほどすると果物畑らしき風景がたくさん見えてきました。マンゴー市場に行くにあたってはっきりした地名がわからず、検索してもバスでの行き方しか出てこなかったので、Googleマップで適当に目星をつけていきました。
高速道路から一般道に降りるあたりではたくさんのマンゴー畑が目に入り、ついに来た〜と気分が盛り上がります。マンゴーの実ひとつひとつに白い袋がかけられていて、大切に育てられているのがわかります。
玉井青果市場という正式名称は知りませんでしたが、街の入り口から市場への看板が出ていたのですぐにわかりました。
少し離れた場所に駐車場がありましたが、 みんなそこではなく市場周辺や市場の中に車を乗り付けていました。平日で雨だったせいかもしれませんが、市場の中にも十分な駐車スペースがありました。
マンゴー・マンゴー・マンゴー!
市場に入るとマンゴーの香りが漂います。
マンゴー好きには嬉しい光景。色とりどり、様々な種類のマンゴーが並びます。
香蕉芒果(バナナマンゴー)という品種は初めて見ました。
愛文マンゴー(アップルマンゴー)一斤(600g)25元、40元の差は大きさでしょうか?これ一カゴでどれくらいの重さかな。
売り場に直接乗り付けたトラックの荷台にもマンゴーが積まれています。
基本的に一カゴいくらの売り方なので、まだ旅行中で荷物になるためここではマンゴーは買いませんでしたが、一袋6個〜7個入りで100元のは買ってもよかったかなあ。
マンゴー以外の果物も売っています
青果市場なのでマンゴー以外のフルーツもたくさん売っていました。
こちらは台農16号、甜蜜蜜という品種のパイナップル。
バナナやパパイヤも売っています。
お目当てはもちろんマンゴーかき氷
この市場に観光で来る人のお目当てといえばこれ、芒果冰(マンゴーかき氷)です。
市場の外にもたくさんお店がありますが、市場の中にも3軒並んでいます。
私たちが食べたのは真ん中にある「芒果の故郷」というお店。
かき氷の上にカットマンゴーと情人果、マンゴーアイスが乗っています。
私と夫で大サイズ1個、両親、特に母は氷は苦手なので小サイズ1個をシェアして食べました。 奥にあるのが大サイズ、手前が小サイズです。大サイズで100元だったか120元だったか忘れましたが、市場内なので破格の安さ。ゴロゴロマンゴー山盛り。アイスも情人果もおいしかったです。
お土産におすすめのドライフルーツ
市場の屋根のある部分の半分のエリアでは、ドライフルーツなどの農産加工品が売られていました。押入れに入れるような特大の衣装ケースにぎっしり入ったドライマンゴーは圧巻でしたよ。
試食をたくさんさせてくれたので、ここで自分たちの分も含めお土産にドライフルーツを買いました。
常温で一ヶ月、冷蔵で一年保存可能だそうです。多くの商品が一袋100元(激安!)で売られていて、卸売価格なのでまとめ買いなどの割引はないとのことです。
生の果物は日本に持ち込めませんが、ドライフルーツは持ち込み可能です。台湾で買うと安い上に質が良く、健康的なおやつにもなるのでおみやげにおすすめです。
芒果乾(ドライマンゴー)
日本で売られているドライマンゴーは多くがタイやフィリピン産のもので、台湾愛文マンゴーはなかなか手に入りません。
肉厚で半生っぽい柔らかい食感で食べ応えがあります。加糖と無糖が選べたので、食べ比べして無糖の方を買いました。
小サイズ100元、大サイズ150元。大サイズで200g入っていました。誠品書店で以前買ったPEKOEの愛文マンゴーだと120gで165元するので、それに比べるとかなりお得ですね。
お土産用の綺麗なパッケージに入ったものもいいですが、玉井に限らず特に産地に近い地方に行くと、簡素なパッケージで美味しくて安いものが買えるので狙い目ですよ。
スーパーなどで買うときは必ず産地を確認してください。台湾でもあまりに安いものはほぼ外国産です。せっかくの台湾旅行なので、台湾産のものを選びましょう。
情人果乾(ドライ情人果)
情人果というの甘酸っぱい緑の未成熟マンゴー(土芒果)のことで、基本的に砂糖漬けで食べます。生のものはマンゴーかき氷にもトッピングされていました。
母が買ったものを分けてもらったのですが、後を引く美味しさ。市販のものは不自然な緑色で酸っぱすぎるものも多いのですが、これは今まで食べたのより断然おいしくて、自分用にも買ってくればよかったと後悔しています。
鳳梨乾(ドライパイナップル)
当初輪切りの丸い形のものを買おうかと思いましたが、こちらのバラバラのものの方が美味しかったので変更。柔らかく、うまみが凝縮されていて美味しいです。台湾のパイナップルは本当に美味しいので、現地で食べる機会がなければぜひドライフルーツを買って行ってください。
見て食べて買ってと思った以上に収穫があったため、結局玉井では市場内だけで一時間以上過ごしました。
通常の観光旅行ではなかなか来れない場所なので、両親も満足していたようです。
↓台湾フルーツの関連記事です!
緑色で小さくてあま〜い「土芒果(トゥーマングォ)」を食べてみた 【台湾フルーツ】ビタミンCが豊富な芭樂(グアバ)の食べ方 果実のうまみをぎゅっと凝縮、陽光菓菓の台湾ドライフルーツ
旅行記の続き(10/12回)はこちら
【台南〜台中】大雨高速ドライブ再び&東山SA&逢甲夜市のステーキ