私が実際に泊まったホテルの感想と旅行記を書いています。
【2021年2月宿泊・夫婦+4歳】
高雄にある4.5つ星ホテル「ホテル ドゥア(住飯店/HOTEL dua)」です。
スタイリッシュで大人っぽい内装と、コンセプトが明確で印象に強く残る上質なホテルです。
子連れおすすめポイント(ロケーション・設備)
私が「子供と一緒に泊まるホテル」で重視している点を◎◯△で評価しています。
- 高雄MRT美麗島駅徒歩1分 ◎
- スーパー徒歩5分以内 ◯
- コンビニ徒歩1分以内 ◎
コメント
「エグゼクティブダブルルーム(46平米)」に宿泊しました。
- キングサイズベッド(200*200cm) ◎
- ソファあり ◎
- バスタブあり・ベビーバス不明 ◯
- 窓あり ◎
- 防音あり ◎
- 電気ケトルあり ◎
コメント
部屋が広くて、小さな子連れで泊まるのにもストレスがありませんでした
ホテルへのアクセス
住所:高雄市新興區林森一路165號
高雄MRT美麗島站の6番出口(エスカレーターあり)からは徒歩1分。エレベーターが使える3番出口からだと、徒歩4分ほどです。
高雄郵局のビルをぐるりと周った裏手に位置します。

高雄郵局側から見た外観
ホテルの周辺施設
「世界で最も美しい地下鉄駅」として有名な高雄MRT美麗島站。
高雄MRT美麗島站は赤線とオレンジ線がどちらも通っており、南北方面へも西方面へも、どちらへも乗り換えなしで行ける唯一の駅なのでとても便利です。

美麗島駅構内
駅からホテルに行く途中にある大きな郵便局(高雄郵局)では外貨両替もできます。
郵便局での両替はレートは良くないですが、手数料無料なので、少額の日本円を台湾ドルに替えたい場合におすすめです。

郵便局の外幣買賣(外貨売買)の表示
ホテルの横にある南華観光商圏は、服飾雑貨が多い商店街。

南華観光商圏
実は今回の旅行、初日の夜に下着類を家に忘れてきたことに気づいて、翌朝朝食を済ませてすぐ買いに走りました!
間に合わせのものなので、デパートや専門店に比べてお安く買えてよかったです。
食事
ホテル内には3つのレストランがあります。朝食のみ利用しました。
有名な朝食店が近いので、朝食なしプランでもよかったのですが、この時は体調がよくなかったため、なるべく移動しなくて済むように朝食付きプランにしたのが大正解でした。
ホテル内
3階に香港料理の悅品中餐廳、2階にお寿司屋さんの鮨毅があります。
悅品中餐廳は、前回(2017年)の高雄旅行で行ったMLD台鋁内の悅品點心というレストランの本店で、美味しくて有名だそうです。
そして、15階にルーフトップバーのétage 15があります。朝は朝食会場として使われ、夜はレストランバーの営業だそうです。

内装がおしゃれ
窓の向こう、左手の方に高雄85ビルが見えます。

室内から見たテラス席
テラス席もあるのですが、なにせ高雄は朝から日差しがギラギラで暑すぎて。私たちは室内で食べました。

テラスからの風景
この日、外で食べてたのは外国人のお客さん1組だけ。

空が高くて気持ちいい景色
夜に来てみたら夜景が綺麗そうですね。

太陽がギラつく青空
朝食ビュッフェは内容がとても豪華で、種類も豊富でした。

豪華すぎる朝食ビュッフェ
ドリンクコーナーには、高雄牧場の瓶入り牛乳がたくさん冷やしてありました。地元産、しかも瓶入りのをホテルの朝食で提供しているのはかなりレアなんじゃないでしょうか。
だーげーほー
高雄はフルーツジュースも有名なだけあって美味しかったです。

朝食ビュッフェのドリンク類とヨーグルト
サラダコーナーも充実。蒸し籠や樽に盛ってあるのがかわいいですね。

サラダコーナー

鹹豆漿
台湾でお馴染みの、豚肉のかかったタレご飯(滷肉飯)は、台湾南部では肉燥飯と呼びます。

温泉卵や肉燥など、ご飯の友
巣入り蜂蜜やまるごとのパルメザンチーズなど、ホテルの朝食会場ではまずお目にかかることのなさそうなものもあって驚き。

巣入りはちみつ

まるごとのパルメザンチーズ
ホテル朝食の定番、作りたてのオムレツも。

オムレツ
中華から洋風まで色々食べられます。

焼売と洋風を一緒に乗せたプレート
子供用の食器や、子供が好きなシリアルもありました。

子供が好きな食べ物もたくさん
朝食の充実度は、今まで泊まったホテルのベスト3に入るかもしれません。
ホテル周辺の飲食店

老江紅茶牛奶のサンドイッチとミルクティー
徒歩6分の場所に、有名な朝食店の興隆居があります。その他に、24時間営業の老江紅茶牛奶などの有名店があります。

林森一路側の風景
また、ホテルの前の林森一路沿いには、台北などの北部ではあまり見かけない「茶の魔手」をはじめとしたドリンクショップがたくさんあります。
有名な六合夜市までは徒歩10分ほどです。高級ステーキで有名な王品牛排も徒歩4分ほどで、周囲に飲食店はたくさんあります。

ホテル内設備と客室

ホテルのエントランス
ホテル ドゥアは各種予約サイトでは4つ星表示ですが、共有スペースやアメニティの感じからして、実際は4.5星相当のランクだと思います。
公共エリア

1階のラウンジ
1階のエントランスからフロントからラウンジから、大人っぽいけれどちょっとした遊び心が見えるステキなインテリア。ブラックとウッドの組み合わせが、洗練されたおしゃれな雰囲気を醸し出しています。

ソファが沢山あって広々
ラウンジでは書籍や雑誌が閲覧でき、24時間コーヒーマシーンが使えます。

無料のコーヒーサービス
客室フロアの公共エリアも、シックなインテリアでまとめられています。

客室フロアの廊下

11階のエレベーターホール

エレベーターホール脇の休憩所も広々
10階にはジムもあります。

ジム
客室
泊まったのは46平米のエグゼクティブ ダブルルームです。Booking.comの無料アップグレード対象だったのですが、一番安い33平米(10坪)の部屋でも十分だったかも?

エグゼクティブ ダブルルームの全景
というのも、高雄のホテルにありがちなのですが、一部屋がやたらに広くて、あまり空間を活かしきれていない感じが。広いというか、長い?
だーげーほー
フロアマップを見ると、贅沢な造りになっているのがわかります。

避難経路とフロア図
奥行きがありすぎて、デスクがめちゃめちゃ長いです。

長い長いデスク

荷物置き場も広いというか、長い
客室の内装も大人っぽいおしゃれな雰囲気。モノトーンでまとめられた中、所々にカラフルな客家花布の意匠がアクセントに用いられています。

客家花布柄のテーブルランプがおしゃれ
普通の西欧風デザインとは一線を画した、台湾らしさへのこだわりを感じます。

ここにも客家花布柄
洗練された台湾モチーフが素敵です。

ミニバー
ミネラルウォーターと冷蔵庫の中のソフトドリンクは無料。

冷蔵庫
ホテルオリジナルの台湾茶のティーバッグが美味しかったです。

ホテルオリジナルのティーバッグ
クローゼットにはバスローブ。

クローゼット
ベッド幅は200cm×200cmで、台湾の一般的なホテルより縦も横も大きめです。一番安い部屋でも180cm×200cmなので、親子3人川の字でゆったり眠れます。

ベッドサイドは両方とも広め
サイドテーブルも大きいというより長い。窓際のソファ部分とシームレスで、すっきりした見た目です。

ベッド脇のライトがおしゃれ
シモンズのベッドは高すぎず、床がカーペットなので、赤ちゃん連れでも安心。

カーペットフロアとベッドの高さ
ソファはベンチタイプで、クッションがずれやすいのが少々気にはなりました。ここにも客家柄のクッションがアクセントに。

ソファエリア
なんにせよ、座るところとものを置けるスペースが多いのは助かります。

室内から見える夜景
窓から見た景色。この一角はブライダル関連のお店が集中しているので、照明やショーウィンドウが華やかでした。
バスエリア
バスルームも見ての通り、統一感のあるインテリアです。

黒ベースでスタイリッシュなバスルーム
小物まで黒色ベースでスタイリッシュにまとまっています。ウォールミラーのライトの使い方もかっこいい。

壁の一部が客家花布柄
トイレは全室TOTOのウォシュレット。

ウォシュレットの操作パネル

洗面台

バスアメニティ
バスタブとシャワーブースが分離していて、お風呂がとても気持ちよかったです。

独立型のバスタブ
ホテル ドゥアのここがおすすめ
ホテル ドゥアの良い点はこちら。
- スタイリッシュで大人っぽい内装
- 最小でも10坪からの広い客室
- 5つ星に近い充実したアメニティ
- 朝から大満足の朝食
- スタッフの接客が良い
- MRT美麗島駅が近い
5つ星に限りなく近い品質と立地の良さといい、充実した朝食ビュッフェといい、満足度の高いホテルです。
ホテルのコンセプトであろう”台湾らしさ”を、さりげなくそこかしこに忍ばせたデザインが楽しめるのも、インテリア好きの人におすすめのポイント。
dùaとは台湾語で”住む”という意味だそうです。高雄は台湾語を話す人が多いことを知っていると、このネーミングの感じ方も少し変わるかもしれません。
今回の旅で行った場所や食べたものなど、旅行記はこちらにまとめてあります。

前回の高雄旅行で泊まったクン シャン デザイン ホテル (宮賞藝術會舘)も、ホテルドゥアから近い場所です。最近室内をリニューアルしてかなり綺麗になったようです。
少し古い記事ですが、よかったらご覧ください。
