だーげーほーです。
2020年、子供が4歳の時の台南旅行記です。
ちょっと前の話ですが、以前に断片的に記事にしていたのを、改めてまとめてみました。
目次
7ヶ月前に奇美博物館に行って何も見られなかった話(エピローグ)
2020年の1月に、コロナ禍前の最後の日本一時帰国をしました。
チケットの関係で、中華航空で台南→関空、ANAで関空→羽田という謎ルート。
台南空港へ行く前にちょっと時間があったので、バスに乗って近くの奇美博物館へ行きました。
噂には聞いていたけれど、敷地内がめちゃくちゃ広いです。
朝が早かったので先にカフェに入り朝食をとりました。が、子連れだと思うようにことが進まず。
結局時間がなくなり展示室へは入れず、建物の見学と食事だけで終わったのですが、気になる展示があったので「期間内にまた来るぞー!」と決意したのでした。
(ここまでが前振り)
このあと新型コロナウイルスの流行があり、6月に入ってようやく台湾国内旅行が解禁されたので、8月に台南にドライブ旅行に行くことにしました。
1日目:レンタカーと奇美博物館
百捷租車 Budgetでレンタカーを借りる
レンタカー店は台湾新幹線台南駅(高鐵台南站)の周辺に集中しています。
そのうちの一軒、全国チェーンの百捷租車 Budgetが安くて評判も良かったので、KKday経由で予約しました。
予約時に希望していた車種がなく違う車になったのですが、綺麗でかっこいい車が借りられたので結果オーライ。チャイルドシートも借りました。スタッフの方々が親切で感じがよかったです。
そして念願の奇美博物館へ。
奇美博物館で半日過ごす
天気の良くない平日でしたが、夏休みのせいか思ったより混んでいました。
ここでもKKdayのアプリを使って割引チケットを購入。紙のチケットは長蛇の列でしたが、電子チケットはすぐに引き換えできるので、アプリかWEBでの購入がおすすめ。
私の場合は、紙チケットの列に並ぶと7〜8分くらいかかるところを、KKdayのアプリを立ち上げて購入ボタンを押して、それから1分ちょっと並んで入手できました。
常設展の入場料は200元、特別展の入場料は450元ですが、常設展+特別展のセットチケットは500元とかなりお得になります。
観たかった特別展の「影子夢幻展」。
光と影が作るミステリアスな芸術、子供が楽しめる作品も多く面白かったです。
常設展の方もすごかったです。
大きく分けて兵器類・西洋芸術類・自然史類・楽器類の4ジャンル、さらに細分化された展示ホールがあり、収蔵品の量がとんでもなく多いです。
しかも展示されているのはごく一部だそうで、それでも1日で全部見られるかどうかという感じです。
私たちは半日滞在しましたが、それでも最後の方はかなり駆け足になりました。
次回行く機会があれば、丸一日、時間をかけて見学したいです。
ロイヤル ゲスト ホテルにチェックイン
奇美博物館で閉館時間まで過ごした後、ひとまずホテルの前に車を停めてチェックインしました。
今回泊まったのはロイヤル ゲスト ホテル(皇賓大飯店)。車移動なので、無料駐車場つきで価格安めのところを選びました。寝室とリビングが分かれたスイートでも格安でした。
部屋の様子を詳しく書いた記事はこちら。
【台南】ドライブ旅行向けのお手ごろスイート☆ロイヤル ゲスト ホテル(皇賓大飯店)サンダルを買って、タウナギ麺を食べて、マンゴーかき氷も食べる
台南に着いてからずっと大雨だったので、雨でも履けるサンダルを買いに行きました。
向かったのは、店頭に並ぶカラフルなビーサンが有名な雙全昌鞋行。
下の段にあるのは台湾名物・青白サンダルこと「藍白拖」ですが、赤と青以外の組み合わせは初めて見ました。
【台湾雑貨】台湾名物・青白サンダルこと「藍白拖」色々試着して、私が買ったのはこれ。
しっかりした作りで、長く履けそうです。台湾の南部にはビーサン履きが似合います。
そして、台南名物といえばタウナギ。というわけで夕飯は眼鏡鱔魚意麵へ。
タウナギの独特の食感がたまらず、とても美味しかったです。車でないと行きづらいお店に行けるのが、レンタカー旅の良いところ。
食後は、台南といえばマンゴーかき氷ということで、デザートを食べに名信木瓜牛奶專賣店へ。
パパイヤミルク専門店という名前ですが、色々売っています。
芒果牛奶冰が100元でこのボリューム。3人でわけて食べました。
美味しかったので、追加でフルーツジュースも購入。
夫は木瓜牛奶(パパイヤミルク)、私は酪梨牛奶(アボカドミルク)、子供は綜合牛奶(フルーツミックスミルク)をテイクアウトしました。
2日目:頑皮動物園と南紡購物中心
午前の予定は銀行めぐり
2日目の朝はホテル内の無料の朝食を食べました。
写真が映えなさすぎますが、夜にたくさん食べる予定なので量を控えめにしています。
ホテル出発後、地元で処理できない要件を済ませるために銀行めぐり。
その後、長距離ドライブの開始。文旦の産地で有名な麻豆へ向かいます。
麻豆の有名店・阿蘭碗粿
到着後まずは昼食を食べに、有名な阿蘭碗粿(あーらんわーぐぃ)へ。
ロータリー交差点の周辺の狭い範囲に碗粿の有名店が集中しており、大きな駐車場が順番待ちの状態でした。すごい人気です。
碗粿(ライスプディング)は好きでも嫌いでもない台湾料理ですが、有名店のはさすがに美味しかったです。台湾料理はこういうパターンがよくありますね。わざわざ寄った甲斐がありました。
【台南】阿蘭碗粿★麻豆名物、台湾小吃の超人気店頑皮動物園で子供より私がはしゃぐ
昼食の後は頑皮動物園(頑皮世界)へ向かいました。
猛獣や大型の動物は少ないとのことで、小規模な動物園を想像していたのですが、全然そんなことなかったです。
結構広いですが広すぎるということもなく、子供の遊び場もあるので、退屈したら遊具で遊ばせることもできます。
動物のショータイムや餌やり体験もありました。
閉園までの3時間弱いましたが、 全部は廻りきれませんでした。両爬虫類館もうちょっとゆっくり見たかったです。
【台南】頑皮世界・子どもから大人まで楽しめる動物園南紡購物中心で絵本を買い、焼肉を食べる
動物園のあとは再び台南市内へ戻りました。目的地は大型ショッピングモールの南紡購物中心です。
夕方の交通渋滞に加えて、駐車場に入るのにも結構時間がかかりましたが、初めての場所なのでワクワク。
あまりに広くてどこに車を停めたかわからなくなりそうだったので、最寄りのエレベーターの番号を撮っておきました。
ここにきた目的のひとつは、誠品生活南紡店での買い物。台湾政府からもらった1800元分の藝FUN券という金券を使い切りたかったので、誠品書店で子供用の絵本を3冊購入しました。
そして台湾では数少ないマリメッコのショップなども覗いて、程よくお腹がすいた頃に向かったのは牛角 台南南紡店です(現在は閉店した模様)。
しばらく日本に帰れなさそうだし、地元に日式焼肉店がないので、食べ放題メニューで日本の味をお腹いっぱい食べたかったのです。
焼き肉食べ放題自体もう何年も行っていませんでしたが、夫と2人して「もうこれが最後かもしれないね」という感想でした。気持ち的には満足しましたが、中年の胃に焼き肉食べ放題は厳しかったです。
今回の旅行でハマったのは上宇林のお茶
脂っこいものを食べた後はお茶を飲むことにしているので、ホテルに戻る前に近くの上宇林でお茶を買って帰ることにしました。チェーン系のドリンクショップで、看板メニューの紅龍鮮奶茶がとてもおいしかったです。
この次の台南旅行でも飲みましたが、やはり美味しかったです。うちの近所にもできて欲しいなあ。
3日目:鹿耳門天后宮と林百貨
午前中は安平方面へドライブ
3日目の朝もホテルで朝食をとり、その後チェックアウト。荷物をホテルに預かってもらい、最終日のドライブへ。
最初に向かったのは、前回の台南旅行でも行った鹿耳門天后宮です。今回は家族の病気が治るように、絵馬にお願いを書いてきました。
【台南】お気に入りの場所と買い物とグルメの1日ドライブルート昼食は丹丹漢堡 安平店
安平のあたりで行きたい場所は色々あったのですが、時間がなかったので車窓からの風景だけ楽しんで、昼食に向かったのは南部のソウルフードこと丹丹漢堡 安平店です。
休日のランチタイムということで、店内は空席がなく、買うのにも結構並びました。
時間もないので、テイクアウトして車の中で食べることにしました。
丹丹漢堡といえば赤肉麵線焿。とろみのある肉入りにゅうめんです。
家樂福と林百貨、德安百貨でショッピング
おなかが膨れたところで、大型ショッピングセンターの家樂福 安平店に買い物へ。ここでは地元で売っていないこまごまとしたものを購入。
駐車券がないと思ったら、なんとナンバーを画像認識して、出庫時にできるそう。初めて見る最新設備に驚きました。
その後さらに林百貨に寄り、残った藝FUN券を使い切るための買い物をしました。時間がないので1階だけ見て、食品類を購入。
前から試してみたかったごま油や、おしゃれなデザインのパイナップルケーキが買えて大満足です。
その後ホテルに戻り、ホテル近くの德安百貨で最後の買い物。初日の夜にも行ったので、さらっと見る感じで。
德安百貨の誠品書店は、初めての台南旅行で行った思い出の場所です。子供が生まれてからは初めて行きました。
ダイソーやニトリなど、日系のショップも入っていました。こじんまりして使いやすかったのですが、2022年6月30日に営業終了したそうです。
レンタカーの返却時間が迫っていたので、最後にもう一度、上宇林に寄ってドリンクを購入してから出発。
レンタカーを無事返却後、自宅へ帰りました。
博物館と動物園の連日のはしごで疲れましたが、充実した旅になりました。
2020年の旅行はこちらにまとめてあります。
我が家の2020年の振り返り。旅行の記録と記事のまとめ