だーげーほーです。
フルーツ王国・台湾では、日本では珍しい南国の果物を日常的に食べています。
今回はそのうちのひとつ、ドラゴンフルーツ(火龍果/フオロングォ)について、我が家での食べ方や保存方法をご紹介します。
ドラゴンフルーツの味と種類
台湾で食べられているドラゴンフルーツは10数種ありますが、一般的によく見かけるのは、外側が濃いピンク色で中身の果肉も濃いピンクの「赤肉(中国語では紅肉)」と、果肉が白い「白肉」です。
白肉はさっぱりした味で、赤肉の方が甘味が強いので、どちらかというと赤肉の方が好まれます。
「白肉」種の旬は6月〜11月、「赤肉」種は5月〜12月が旬ですが、近年は栽培技術の進歩で年間を通して生産されています。
見た目はどちらもショッキングピンクの厚い皮に包まれていて、見た目では赤肉か白肉か区別がつきにくいです。
皮の突起部分が長くて緑色部分が多いのが白肉、全体的に丸っこくて突起部分が短いのが赤肉だそうですが、見た目で区別しなくても、売り場では「白肉」「紅肉」と表示がされています。
他にも黄色い外皮やピンクの果肉のものもあるそうですが、私はまだ食べたことがありません。
ドラゴンフルーツの食感は柔らかくてとろみがあり、ほんの少しだけシャクシャク感のある果肉の中に、黒い胡麻粒のような種がちりばめられています。種の食感はキウイやチアシードに似ていて、硬くないので果肉と一緒にそのまま食べられます。
ドラゴンフルーツの名前の由来は「見た目が竜のウロコのように見える」からだそうですが、どちらかというと成熟前の細長く緑色の時の方が竜のイメージがあります。
サボテン科ヒモサボテン属の植物なので、長く垂れ下がった葉っぱはサボテンのように見えます。一般的には畑で栽培されていますが、私の住んでいる地域では民家の庭先に普通に植えられているのもよく見かけます。
ちなみに、台湾でのドラゴンフルーツの正式名称は「紅龍果」なのだそうです。2008年に定められたのですが、その後も以前からの習慣で一般的には「火龍果」と呼ばれているそうです(私も今知りました)。
ドラゴンフルーツの栄養と効能
ドラゴンフルーツには多くのビタミンや栄養素が含まれています。
アルブミン、アントシアン、ブドウ糖、リン酸、ポリフェノール、食物繊維、カロチン、カルシウム、鉄、ビタミンB1・B2、ナイアシン、ビタミンCなどが含まれており、健康食品として注目されている。
Wikipedia-ドラゴンフルーツより
赤肉は白肉より栄養価が高く、含まれる色素により、食べると舌が真っ赤に染まります。また色素は尿や便にも排出されるため、食べたことを忘れて翌日にトイレに行くとびっくりすることになります。
さらにドラゴンフルーツは食物繊維が豊富でお通じに効果があるため、食べすぎるとお腹を壊すことがあります。
だーげーほー
ドラゴンフルーツの食べ方と切り方
台湾のドラゴンフルーツはほとんど国産で、完熟状態で収穫され、追熟しない果物です。買ってきたらそのまま食べられます。
冷蔵庫の野菜室で冷やしてから食べた方がおいしいですが、長く置く場合でも1週間以内に食べた方がよいでしょう。
ドラゴンフルーツの切り方はとても簡単です。
まず、縦に包丁を入れて真っ二つにします。
次にそれをさらに半分にしてくし切りにします。大きさにもよりますが、1/4〜1/8くらいにします。
その後、肉と皮の間に指を入れると簡単に皮がむけます。外の皮は分厚くて弾力があるので、素手でつまんでも痛くありません。
私はズボラなのでこのままフォークを刺して丸かじりしますが、もう少し小さく切り分けるとよりお上品に頂けます。
果肉がぬるっとしていて滑りやすいので注意しましょう。
↓その他にもこんな食べ方があるようです
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