だーげーほーです。
台北101展望台に初めて行ったのは2018年の8月、子供が2歳の時でした。2歳児を連れて一人でバギーを背負いつつ階段を登ってとても大変だった記憶が。。。
そして2回目の今回は2019年の12月。もう1年以上前ですが、3歳になった子供を連れて今度は夫と3人で展望台に行った時の記録です。今回は前回の反省を活かし、最短の労力で夜の展望台をめいっぱい楽しんできました!
2018年の記事とかぶる内容もありますが、特にベビーカーで行く場合に重要なポイントを2つ載せてあるので、小さいお子様連れの方は行く前にぜひチェックしてみてください。

ベビーカーでの台北101への最短ルート
台北101展望台への行き方や見どころは前回の記事の方が詳しく書いてあるのでよかったらご参照ください。今回は時間がないのでMRTではなくホテルからタクシーで行きました。
前回はバギーで展望台へ行けるエレベーターを探してぐるぐるうろうろ四苦八苦しましたが、今回は自分の過去記事を読み返しながら最短距離でたどり着けました。
ショッピングセンター内5階にある展望台チケット売り場へは駅から遠い方のエレベーター(松智路側)に乗れば5階で降りられます。
駅から近い方のエレベーター(信義路側)だとチケット売り場に直行できず4階でエスカレーターに乗り換える必要があるので、徒歩なら問題ないですがベビーカーだと結構大変です。
有名観光地なのに日本語での表示がなく、また中国語でも小さな字で書いてある上にエレベーター自体に表示がなくて本当に初見殺しのトラップなのでご注意ください。
だーげーほー

松智路側のエレベーターの案内表示
夜の101展望台・89階(室内)
日曜の夜8時半ごろでしたが、さほど並ぶこともなく入り口から10分程度で5階の入り口から89階の展望台まで到着しました。現在は最終入場時間が20:30ですが、この時はコロナ禍前だったので21:30だったと思います。

台北101展望台のキャラクター
私のTwitterや吹き出しでアイコンに使わせてもらっているマスコットキャラクターちゃん。昼間だと人が多すぎてなかなか写真が撮りづらいのですが、この時は人が少なめで何枚か撮る余裕がありました。
エレベーターを降りてから前回と同様に時計回りで景色を見て回りました。夫は初めての台北101展望台でしたが、この日は残念ながら少し曇っていたせいかイマイチ感動が薄め?それとも私のテンションが高すぎたのかしら。

北西〜北側の景色。左手に建設中の台北巨蛋(台北ドーム)が見えます。
やはり見応えがあるのは北西〜北東の信義エリアのビル群ですね。遠くの方に台北松山空港、基隆河と美麗華の観覧車も見えます。

北東側の新光三越、その他デパート群
よく見ると写真の真ん中あたりにMacBookそっくりなアップルストアがあります。上から見ないと気づけないので必見です!
そしてフロア内の上下鏡張りで万華鏡のように見える写真映えスポットも北東側にあります。

南側の夜景
東側〜南側は公園や山が多く、夜見るととその部分だけぽっかりと穴が空いたように黒々として見えます。

台湾の地形をかたどったフルーツの展示
フロアの中心部にはお土産屋さんなどがあり、通路のエリアにはその時々で異なる展示があるようで、前回はコカコーラの歴史について、今回は台湾フルーツについてのオブジェが飾ってありました。

ダンパーベイビーのラッキーレッド
その他の屋内展示として中心部にウインドダンパー(防風耐震構造)の部屋があります。89階からは見下ろす形で、88階からだと横から見る形で見学できます。周りにダンパーベイビーという5色のキャラクター人形があるので記念撮影にもいい場所です。

西側の景色、真ん中の道路は信義路
ぐるっと回って西側。ここも北側と同じくらい見応えのある景色です。西の方に延びていく信義路が車のライトで光る道筋になっています。右手の方には台北駅前の高層ビルも見えます。
夜の101展望台・91階(屋外)
通常だと89階から91階への移動は階段なのですが、子供がバギーから降りたがらなかったので、インフォメーションで声をかけて非公開のエレベーターを利用させていただきました。
だーげーほー
なお88階(出口)へのエレベーターは階段を使えない車椅子と双子用ベビーカーのみ利用可だそうで、普通のベビーカーだと徒歩での移動になります。

台北101の最上部
上を見上げると101階までの部分がライトアップされて紫色に光っています。昼間はガラス張りで青く反射しているので見た目が全然違いますね。

柵の向こうに見える台北の夜景
屋外といっても柵の向こうにさらにスペースがあるのでさほど恐怖感はないです。ですが前回は8月の照り返る太陽で、今回は12月なのでそれなりに寒くて風も強いのであまり長居はできませんでした。といっても見られる角度も限られているのでそんなに長く見るものもないかな?
通り過ぎるだけじゃもったいない88階
89階にまたエレベーターで移動した後、88階へはバギーをたたんで階段で降りて移動しました。
ハイテクメディア回廊

ハイテクメディア回廊の台北101コラージュ

台北101コラージュ拡大図
88階にはハイテクメディア回廊というものがあり、台北101の写真コラージュや鏡張りの通路で展望台からの景色を背景に自撮りできたりします。

鏡張りの通路で家族で記念撮影
聚宝88

聚宝88
そして聚宝88へ。ここは出口へ向かうまでにどうしても通らないといけない高級お土産屋という感じで、興味のない人にはただの通路ですが、工芸品や宝飾品が好きな方にとってはたまらない場所です。

サンゴでできた鷹の彫刻
この辺りの展示はおそらく非売品と思われる見事な品々が並びます。

赤珊瑚の龍の彫刻
博物館収蔵級レベルのサンゴの原木や彫刻・巨大な壺・宝飾品・天然石が多数展示されていてとても見ごたえがありました。

桃色サンゴの神様の彫刻
前回は時間がないのと子どもがぐずったのでほぼ素通りしてしまったのですが、今回はちゃんと時間を割いてじっくり見て回りました。ため息が出るほどの精巧さ、美しさ。眼福です。

葉っぱと虫の彫刻
これ以外にも見たことない大きさの水晶球や立派な彫刻などが続きます。閉館時刻が近いせいか店員さんにも全く声をかけられないので、ガラスケースの中のアクセサリーなどもゆっくり見ることができました。
Bar88
聚宝88を過ぎるとBar88というカフェバーがありました。前回もあったのか、それとも素通りしてしまったのか記憶がありませんが、時間があったらお茶できたら素敵かも。

台北101のBar88

窓際席で飲食ができます
ここを過ぎるとまたエレベーターの行列に並び、2015年までギネス世界最高速記録だったエレベーターに乗って地上5階まで急降下します。

高速エレベーター内部の天井
上りより下りの方がスピードがゆっくりなようです。あっという間に着いてしまいますが、この数十秒の間に天井に表示されるプラネタリウムのような演出が結構好きです。

展望台入り口のあるフロア
5階まで戻ってくると一気に現実世界に引き戻される感があります。それだけ展望台には非日常感があって気分転換ができます。台北101展望台は私にとってはとても楽しめるお気に入りの観光スポットのひとつです。
今回は頂鮮 台北101店のランチメニューセットについていた展望台入場引き換え券を使用しました。

KKdayでは各種のお得なチケットを販売しています。2021年1月現在残念ながら日本人からの観光客は入国できませんが、居留証を提示すれば通常の半額から入場できるチケットがあるので、台湾在住者は行くなら今がチャンスかも。

台北101関連は台北101というタグにまとめているので、よかったら他の記事もご覧ください。







