一度食べたらやみつきの台湾駄菓子、太國捲・米國捲の魅力に迫る

【鴻津食品】太國捲

だーげーほーです。

先日、ホテルレビューの記事を書いていた時のこと。

そういえばホテルに置いてあったこのお菓子おいしかったなあ、と写真をみて思い出していました。

ホテルに置いてあった太國捲

個包装パッケージがかわいい「太國捲」

【台中】立地最高のテーマホテル☆エアライン イン グリーン パーク ウェイ(頭等艙飯店綠園道館)

ホテルにサービスで置いてあるお菓子が気に入って、後日、自分で買いに行くことがよくあります。

この時のお菓子はどこで売っているのだろうと思いつつ、旅行後そのまま忘れていたのですが、ふと気になって探したところ、しょっちゅう行っている全聯福利中心(PXmart)に置いてあったので、早速買ってきました。

【鴻津食品】太國捲

【鴻津食品】太國捲

【鴻津食品】の太國捲

【鴻津食品】というメーカーから出ている太國捲(タイグォジュェン)というお菓子です。

パッケージにはRICE EGG ROLLの文字

パッケージにはRICE EGG ROLLの文字

パッケージには英語でRICE EGG ROLLと書いてあります。ちなみに4年前のパッケージをよく見ると、EGG ROLL RICE CREAMと書いてありました。昔からあるお菓子のようですが、微妙に表現が変わっています。

全聯で買ったのは300g入り

全聯で買ったのは300g入り

家のキッチンスケールで量ると1個10gだったので、300g入り袋だと30個ほど入っている計算になります。スーパーによっては、350g入りで売っているところもあります。

太國捲の原材料欄

太國捲の原材料欄

ライスエッグロールって?という感じですが、原材料をみると米が一番最初に、その次にとうもろこしが表示されています。

太國捲の個包装

太國捲の個包装

パッケージの配色が4タイプあり、結構おしゃれでレトロ感があって好きです。アルミ個包装なので、比較的湿気にくくなっています。

太國捲の個包装を開けたところ

太國捲の個包装を開けたところ

パッケージを開けると、うまい棒を小さくしたようなお菓子が入っています。これがライスエッグロールですね。わかりづらい。

太國捲の断面

太國捲の断面

うまい棒系のお菓子と違うのは、真ん中の穴にクリームが入っているところ。外側のスナック部分には米粉を使っているためか、とうもろこしのみを使ったものに比べて食感がさっくりと軽いです。

パフの味付けは控えめな塩味で、甘すぎないクリームとの相性がとても良く、甘じょっぱいハーモニーを生み出しています。気がついたら何本でも食べてしまいそうな、危険なお菓子です。

【鴻津食品】太國捲(芝麻味)

太國捲(芝麻味)

太國捲(胡麻味)

すっかり太國捲にはまってしまったので、ネットで検索していたところ、太國捲(芝麻味)というのを見つけたので通販で買ってみました。こちらは350g入り。

太國捲(芝麻味)

芝麻味=ゴマ味のこと

芝麻=ゴマ(黒胡麻)で、台湾ではお菓子にもよく使われています。普通の太國捲とパッケージが違い、こちらは紫色です。

太國捲(胡麻味)の個包装

太國捲(胡麻味)の個包装

個包装のデザインもほぼ同じですが、カラーリングが違います。

太國捲(胡麻味)の個包装を開けたところ

太國捲(胡麻味)の個包装を開けたところ

見た目は普通の太國捲と変わりません。

太國捲(胡麻味)の断面

太國捲(胡麻味)の断面

中身が通常の太國捲と違い、黒胡麻クリームになっています。これはこれで美味しいけれど、ゴマの油のせいか生地の食感がやや重く、口の中に入れると歯にくっつきやすいかも。

【黑熊】心心米國捲

心心米國捲

心心米國捲

全聯で太國捲と並んでいてよく似たお菓子、心心米國捲(シンシンミーグォジュェン)も買ってみました。こちらも台湾産の米が原材料のようです。ノンフライと書いてあります。

黑熊マーク

黑熊マーク

どうやら黑熊(黒熊)というブランドのようです。

会社名は鑫豪食品

会社名は鑫豪食品

会社名は鑫豪食品で、多分黑熊がブランドで、多分商品名は心心米國捲だと思うのですが、パッケージに大きく「蛋黃捲」とも書いてあり、正式名称がよくわかりません。蛋黃は卵黄の意味です。

冰過更好吃!

冰過更好吃(冷やすとさらに美味しい)!の文字

冰過更好吃(冷やすとさらに美味しい)と書いてありますが、すっかり忘れて全部常温で食べてしまいました。こちらもEGG ROLL RICE CREAMと書いてありますが、米のクリーム……?

心心米國捲の原材料欄

心心米國捲の原材料欄

心心米國捲の原材料も太國捲と似たような感じです。たぶん米はパフ部分に、蛋黃粉(卵黄粉末)はクリーム部分に使われていると思うのですが。

心心米國捲の個包装

心心米國捲の個包装

心心米國捲の個包装もアルミ包装で、配色違いで3種類ありました。

心心米國捲の個包装を開けたところ

心心米國捲の個包装を開けたところ

心心米國捲もやはりうまい棒を小さくしたような見た目です。

心心米國捲の断面

心心米國捲の断面

そして同じように、真ん中に穴が空いていてクリームが入っています。こちらはパフ部分にハッピーターンのようにパウダーで味がついていて、太國捲に比べると全体的に味が濃いめです。太國捲も原材料に卵黄粉末が使われていましたが、こちらはより卵黄感が前に出ている感じです。

太國捲、米國捲のネーミングの謎

太國捲(胡麻味)

太國捲(胡麻味)

中国語で「捲(ジュェン)」は「巻いたもの」の意味です。なのでロール状のお菓子なのはわかるとして、謎のなのは「太國(タイグォ)」の部分。

音だけ聞くと、一般的にはタイグォは「泰國」=タイを意味します。でも明らかにタイと関係のないお菓子です。

そし米國捲の「米國(ミーグォ)」ですが、日本人はそのまま頭の中で「米國」=アメリカと訳しますが、中国語ではアメリカは「美國(メイグォ)」です。

なので、だじゃれ的に音はちょっと似ているけれどアメリカという意味ではなく、米を原材料にしているということを打ち出しているネーミングなのかな?と推測しました。

ヒントになるのか、それともさらに混乱を招くのかわかりませんが、先日、旅先の家樂福(カルフール)の棚で日本捲なるお菓子を発見しました。

太國捲の隣に日本捲

太國捲の隣に日本捲

「日本」の名前に引っ張られて、なんとなくあられや海苔巻きのようなものを想像していましたが、検索してみると、どうやら太國捲と似たようなお菓子のようです。見た目も似てるし。

つまり、米粉で作った小さなスナック菓子で真ん中にクリームが入っているものを、国名のもじり+捲のネーミングで色々なメーカーが作っているのかなと想像しました。知らんけど。

だーげーほー

日本捲も買う機会があったら感想を追加する予定!

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