だーげーほーです。
今まで何度か記事に書いている孔雀捲心餅(ワッフルロール)というお菓子。日本のグリコのコロンをもうちょっと長くしたような食べ物です。孔雀は台湾の大手お菓子メーカー乖乖(クァイクァイ)のブランド名で、コンビニやスーパーで売っています。
台湾に来て間もない頃に台湾人の女の子に「これのコーヒー味が美味しいよ」と教えてもらって以来、新しいフレーバーが出るたびに食べていますが、やっぱり定番のコーヒー味を超えるものはないんだなあと思っていました。
ですがこのたび新たなお気に入り・台湾茶フレーバーに出会ってしまいました!今までに買った5種類を買った順で載せていきます。
孔雀捲心餅(東方美人茶)
去年POYAで見かけた孔雀捲心餅の東方美人茶味。東方美人は白毫烏龍茶とも呼ばれ、発酵度が高く紅茶に似た上品な味わいの台湾茶です。わたくし台湾茶を使ったお菓子に目がないので即購入しました。
最初に食べた時の印象は「大人の孔雀捲心餅‼️」です。微かななほろ苦さが感じられて甘さ控えめ、しっかりとしたお茶の風味を再現した落ち着いた味わいが新鮮でした。
通常フレーバーと同じ63g入りで、袋を開けると透明のプラスチックトレーに10本入っています。
孔雀捲心餅(鐵觀音茶)
今年に入ってから全聯で見かけた孔雀捲心餅の鉄観音茶味。156g入りの大袋に個包装のワッフルロールが24本入っています。孔雀捲心餅の大袋タイプは初めて見ました。
孔雀捲心餅は開けたら一気に食べてしまうことが多かったので個包装は新鮮でした。24本も入っているけど少しずつ食べられるのはいいかも?と思っていたのですが、実際に食べてみるとこのパッケージには意味があるのかもと思いました。
というのも、この鉄観音味は本物の台湾鉄観音茶葉の粉末を使用しているため味が濃くて重いのです。一気に10本は食べられない。スーパーで売っているお菓子でこの濃厚さはなかなかないと思います。完全に大人向けの味です。
孔雀捲心餅(紅玉紅茶)
鉄観音茶味と同時に全聯で買ったのが紅玉紅茶味。確か1袋80元で2袋買うと20%オフでした。紅玉というのは台湾の日月潭周辺で栽培される台茶18號という品種の紅茶です。日月潭紅茶が大好きなので期待大。
個包装を開けた瞬間、鉄観音の方は茶葉の香りが立ちましたが、紅玉紅茶はワッフルロールの香ばしさがふわっと香りました。
こちらも本物の紅玉紅茶の茶葉粉末が配合されており、甘すぎずしっかり日月潭紅茶の風味が感じられて美味しいです。お土産屋さんで売っていてもおかしくないクオリティだと思いますが、スーパーで買えるのは嬉しいです。
孔雀捲心餅(碧螺春茶)
先日地元のスーパーでたまたま見かけて即買いしました。碧螺春茶は台湾緑茶の代表種だそうです。
中のクリームは抹茶のようなわずかにほろ苦さのある味ですが、ほのかにジャスミンの風味がついているのが台湾緑茶っぽいなと感じました。
碧螺春茶味は粉末配合とは書いてありませんでしたが、原材料を見ると碧螺春茶粉と抹茶が入っていました。原産地は台湾になっていますが、碧螺春は元々中国の浙江省発祥のお茶なので台湾茶葉か中国茶葉かはわかりません。でも普段台湾で飲むいわゆるジャスミン風味の緑茶味なので、再現性は高いなあと思いました。
孔雀捲心餅(水果茶)
碧螺春茶味と一緒に地元スーパーで最後の一袋をゲット。売れてるのかも。
水果茶(フルーツティー)も台湾のカフェでよく見かけるお茶で、カットフルーツを入れたもの、ドライフルーツを使ったもの、紅茶やその他のお茶をベースにしたものなど色々なバリエーションがあります。
中国語の「茶」は茶葉を使っていないものも指すので、ほとんどジュースに近い場合もあります。原材料を見ると他のフレーバーと異なり茶葉粉末やお茶の成分は入っておらず、マンゴー・パイナップル・パッションフルーツの取り合わせのトロピカルフルーツミックスジュースですね。
他のものは茶風味捲心餅と書いてありましたが、水果茶風味だけパッケージデザインや雰囲気が違います。茶葉成分を含まない=カフェインが入っておらず、お茶の風味もないので幼児でも食べられます。
これは去年の夏頃に全聯で買った「綜合水果味」ですが、もしかしたら同じかリニューアルしたものかもしれません。季節限定品だったようですが、パッケージが可愛くて好きでした。
写真を撮ってTwitterに載せている間に子供に全部食べられていたので味はよく覚えていませんが、水果茶風味と同じく子供受けする味だったのでしょう。個包装だと「1日2本までね」と言えるので、子どもにとってもお菓子の食べ過ぎ防止になるのでいいかもしれません。