だーげーほーです。今年初めての台湾国内旅行は、2月上旬の高雄2泊3日の旅でした。高雄は出産前はよく1人でも行っていたのですが、今回は実に4年ぶり。
例によって予定がなかなか決まらず前々日に交通チケット手配、前日にホテル予約という慌ただしいスケジュール。我が家はこんなのばかり。
しかも1週間以上続く風邪からの副鼻腔炎で、一度リスケしたにも関わらず咳と鼻水がひどい状態。前日に初めて行ったいい加減な感じのクリニックで薬を出してもらったのですが、副作用ばかりで全く効かない!
ちなみに、この頃は桃園で久しぶりにコロナが国内で発生したため、咳をすると周りの視線を感じました。
さらに出発当日の朝は、別件で検査のための皮膚生検のオペを済ませてから出発という、自分史上最悪の体調かつ、なかなかのハードスケジュールでした。
ちなみに旅の目的は買い物と、子供を遊ばせること。
こんな状態なので、やりたいことのポイントを押さえてなるべく移動はコンパクトに、と、出発前日にGoogleマップでルートを確認しつつスケジューリングしました。
1日目:大魯閣草衙道で遊園地とショッピング
最初の目的地は大魯閣草衙道(タロコパーク)。大型ショッピングモールとアミューズメントパークが併設された複合商業施設です。
高雄の大きなショッピングモールは、統一夢時代と義大世界は行ったことがありますが、大魯閣草衙道は2016年にできたばかりなので、今回が初めてです。
私が都市部に出る時は、無印・ユニクロ・ダイソーといった日系のお店での買い物も大事な用事の一つ。タロコパークはそれらが全部揃っていて、しかも子どもはパークでも遊べるということで文句なし。
ホテルチェックイン前に直行したのでスーツケース持参でしたが、高雄空港の隣駅ということで、外国人観光客用に用意された大型ロッカーが沢山あるので、荷物を預けるのにも困りませんでした。
アミューズメントパーク(鈴鹿賽道樂園)は日本の鈴鹿サーキットパークからライセンス提供を受けており、乗り物系のアトラクションが充実しているのが特徴です。
ショッピングモール併設ということで、もうちょっと小規模なものを想像していたのですが、遊具が思ったより本格的で、普通の遊園地と遜色ないレベルで楽しめました。
総面積は約86,000平方メートルで、園内トロリーも走っていますが、統一夢時代の約140,000平方メートルに比べると広すぎず狭すぎずで移動で疲れない程よさ、しかもMRT草衙站直結なのが良かったです。
お昼ごはんは本当はくら寿司に行きたかったのですが、咳が出ている時は海鮮は食べちゃダメと医師に言われていたので断念。食欲があまりなかったので、フードコートで古糧碳烤三明治のサンドイッチセットを食べました。
ショッピング→パーク→食事→ショッピングと長居してしまい、ホテルのチェックインをしたのはもうすっかり暗くなった時間帯でした。
今回泊まったのは、高雄メトロ美麗島站近くのホテルdùa。いつもなら予算オーバーなのですが、コロナの影響でホテル価格が下がっている今なら!と泊まってみることにしました。
【高雄】美麗島駅近く、最高の朝食とおしゃれな室内☆ホテル ドゥアチェックイン後は体力も食欲もなかったので、夕飯は夫に老江紅茶牛奶でサンドイッチとミルクティーを買ってきてもらいました。看板商品のミルクティーが美味しかったです。
朝も地元でサンドイッチを食べたので、気がついたら1日三食サンドイッチになってしまいました。
2日目:駁二蓬萊倉庫群でペッパピッグのイベント、初めての高雄ライトレール
2日目の朝は最上階でのモーニングビュッフェ。
前日の夜、下着類を入れたポーチを丸ごと忘れてきたことが発覚したため、朝食を済ませてすぐ、ホテルの横にある南華観光商圏へ下着と靴下を買いに行きました。
ここは服飾雑貨が多い商店街と知っていたので、お店を探す手間が省けて助かりました(以前に一人旅でブラブラした時の土地勘が役に立った)。
支度が終わったらMRTに乗って西子灣站へ。哈瑪星鐵道文化園區の中にある駁二蓬萊倉庫群で開催中の、ペッパピッグのイベントがメインの目的です。
イギリス生まれのアニメキャラクター・ペッパピッグは、中国語では佩佩豬という名前で、台湾の子どもにとても人気があります。うちの子も、TVCMで流れているのを見て行きたがっていたので連れて行きました。
ペッパピッグ展の隣の倉庫では、台湾で大ヒットしたゲーム(のちに映画化)の「返校」の物販をやっていました。
おしゃれなコラボグッズや來好などの台湾デザイン商品が沢山あったので、夫に子どもを見てもらっている間に色々購入しました。
さすがは南国高雄、この日は2月とはとても思えない暑さ。私の家のあたりはまだまだ寒かったため、ニットキャップをかぶってきたのですが、あまりにも暑くて脱いでしまいました。
日差しも強くて日焼けしたので、つばのある帽子をかぶっていくべきでした。
夕方は、ずっと乗ってみたいと思っていた高雄ライトレールに乗ってIKEAに移動。
高雄のIKEAはカルフールと隣接していて、MRTやバスでも行きやすいのでいつも行く場所の一つなのですが、ライトレールだと西子灣から移動しやすくて良かったです。しかも試乗期間のため無料でした。
IKEAのレストランを利用したことがなかったので、買い物ついでに早めの夕食をと思っていたのですが、テーブルに着く前のタイミングで子どもが寝てしまいました。仕方がないので親も一緒に休憩。ベビーカーがあって助かった。
起きた後は機嫌が悪かったのですが、子どもが無料で遊べるスペースに連れていったところ、うまく気分転換できたようです。
一日中歩いて疲れ果てたのでカルフールは寄らず、最後の体力を振り絞ってMRTに乗り、三多商圏站にある新光三越高雄三多店で開催していた人氣懷舊遊戲特展へ。
期間限定のイベントでしたが、初代ファミコンからのレトロゲームのソフトとハードと関連書籍の販売と展示、さらにゲームコーナーもあって、2021年の高雄とは思えない時空の歪みっぷりが最高でした。しかも入場無料と太っ腹!
このイベントは完全に私の趣味で行きましたが、子どももゲームができてそれなりに楽しめたようです。
3日目:漢神巨蛋デパートでショッピング
3日目の朝食も15階のレストランで。テラス席もあり、夜は夜景の見えるバーになるようです。
体調は相変わらずだったので、チェックアウトギリギリまでのんびり過ごして、ロビーで少し休憩してからホテルを出発。
最終日で時間もないし相変わらず体力もないので、MRTに乗って買い物と食事と休憩が一度に済ませられる漢神巨蛋デパートへ行きました。
普段なかなか日本語環境に触れる機会がない私のお目当ては、紀伊国屋書店とダイソーと日本物産展。ひとときの日本気分に浸った後は地下のフードコートに移動。
ホテルの朝食で満腹になったのと体調不良で、お昼はジュースしか飲めませんでした。
その後は同じフロアの”世界一のパン職人”こと、吳寶春麥方店でパンを購入。いつもは高雄に行くと方師傅の招牌羅宋パンを買うのですが、今回はminioneのクロワッサンも買ったので断念しました。
【高雄】方師傅點心坊★私的殿堂入り土産の招牌羅宋(ロシアパン)今回は体力的に本当に厳しかったため、最小限の移動で済ませたかったのですが、後からスマホを見たら1日1万から1万5000歩とまあまあ歩いていました。
グルメは楽しめない旅でしたが他の目的は果たせて良かったです。