だーげーほーです。
2023年4月のマレーシア子連れ旅行記の続きです。
初日は、高雄国際空港からエアアジア(AirAsia)機に乗って台湾を出国するところから始まりました。
目次
10年ぶりのエアアジア搭乗で気がついたこと
マレーシア行きを計画するにあたり、まず最初に台湾からの飛行機のチケットをチェックしてみました。
すると連休のため、桃園空港発のチケット代は高騰していましたが、高雄空港からの出発だと比較的安かったのです。
ですが台湾に戻る日は高雄空港行きの便がなかったため、桃園空港行きのスターラックスのチケットを購入しました。
私がエアアジアを利用するのは2回目で、前回は10年前にカンボジアからタイへの移動にタイ・エアアジア便を使ったきりなので、改めて調べてみると、以下のような特徴がありました。
- 子供料金の設定なし(2歳未満の幼児料金はある)
- 出発予定日の14日前以降にアプリかWEBでセルフチェックインする
- 機内持ち込み手荷物(キャビンバッグと小さなバッグ)の合計が7kgまで
- 空港でのチェックインは出発3時間前から1時間前までに行う
LCCはそこそこ乗り慣れているので、これらのルールについて特に難しく感じることはなかったのですが、手荷物については少々悩みました。
機内持ち込み手荷物7kg制限の壁
我が家の普段の1〜2泊の国内旅行では、夏場だと機内持ち込みサイズ(21〜22インチ)のスーツケースに3人分の荷物を入れて10kgいかないくらいです。
スーツケースのリットル数は何インチ?レンタルと購入どちらがお得?そのため、3人分で21kgは余裕でしょ!と思い、預け手荷物オプションを追加しなかったのですが、そうでもなかったのです。
通常、この重さに納めるには、バックパックや軽量のボストンを使いますが、我が家はスーツケース派です。カバンの重さだけでも2.5kg以上あります。さらに帰りは預け手荷物にする予定なので、スーツケースはマスト。
今回は5日間の海外旅行。化粧品は最小限、服は洗濯して着回すとして、履き慣れたサンダルは持っていきたい、とやっているうちに21kgを超えそうになり。
しかも前日に荷造りしたら意外に重量があって、悩みに悩んで何度も計量して。
最終的に空港についてから色々工夫して、なんとか上の写真の荷物を21kg以内に収めました。
「工夫」を具体的にいうと、チェックインカウンターに行く前に、スマホやバッテリーなどの重い荷物は全て上着のポケットに入れるという技を使いました。
それと、日本で買ったスパイベルトも久しぶりに役に立ちました!スパイベルトというのはベルトタイプのウエストポーチで、かさばらず服の下に装着できるので、おすすめの旅行グッズです。
エアアジアチェックインカウンターの様子
台湾のエアアジアでは、WEBやモバイルで行うセルフチェックインに加え、空港のカウンターでのチェックインが必要です。この時に荷物の重量チェックとタグ付け、搭乗券の発行が行われます。
持ち込みの荷物は「1人分の合計が7kgまで」だったので、中身をあれこれ入れ替えて、1つのバックパックと1つのスーツケースで7kg未満に収めたのですが、実際は3人分まとめての計量でした。つまり、合計が21kg未満であればよかったのです。
そういえば他のLCCも、家族で乗る時に一人一人計量なんてしないのでした。久しぶりすぎて忘れていました。
だーげーほー
余談ですが、台湾に戻る飛行機を別の会社で予約していたため、帰りの便のチェックと、私だけ日本のパスポートなので、台湾の居留証のチェックが必要でした。
前者はどこの国でもそうですが、往復チケットを購入していない場合は、観光で滞在できる期間内に第3国に行くチケットの提示が必要です。
後者は、台湾に戻る時に第3国に行くチケットがないので、台湾での在住許可があるという証明です。
普段はチェックインの時に、日本のパスポートと居留証はセットで出していますが、久しぶりすぎて忘れていました。
高雄空港国際線のファミリーマート
チェックインが無事終わったので、遅めの朝食をとることにしました。
高雄空港の中はあまり食事できる場所がなく、しかもコロナの影響で休止中なので、国際線ターミナルの1階にあるファミマでお弁当を購入しました。
高雄空港の国際線を利用するのは妊娠中以来ですが、そういえばその時もここで食事をしたのでした。
この時はおにぎりが食べたかったのですが、全く置いていませんでした。代わりに私が好きなカップ麺、花雕雞麵の冷麺がファミマ×台酒コラボで出ていたので食べてみました。
台酒の人気カップ麺、花雕雞麵と花雕酸菜牛肉麵と麻油雞麵を食べ比べてみた空港内のファミマらしく、台湾土産に良さそうなお菓子が色々置いてありました。
鹹蛋黃餅(アヒルの塩漬け卵黄クッキー)が大好きなので、これ美味しそう!と思って買った上豐の鹹蛋黃千層酥が大当たり。ホテルに着いてから小腹が空いたのでつまんだところ、家族みんな気に入りました。
手が止まらない美味しさの老楊鹹蛋黃餅と方塊酥、お土産にもよさそう!
ちなみに出国審査は結構混んでいて、通過するのに予想以上に時間がかかってしまいました。その結果、搭乗がかなりギリギリになってしまい、免税店も見れず、保安検査後に水を汲むこともできませんでした。
だーげーほー
LCCは乗り遅れたら待ってくれないので、小走りで駆け込んでなんとか無事に搭乗できました。
高雄空港の様子について、記事を追加したので、もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
【高雄空港】国際線&国内線ターミナル施設情報機内の様子
この日はほぼ満席に近い搭乗率でした。
座席は、チケット購入時に3人並んだ指定席を1人170元で追加しておいたので、家族バラバラにならずにすみました。
座り心地については、シートは狭めですが、我が家は全員あまり体が大きくないので、さほど窮屈さは感じませんでした。
エアアジア、WEBサイトもちょいちょいほころびがあるのですが、座席前の荷物入れもほころびどころか見事に底が抜けていて、冊子類を入れると落ちるので、入れ方にコツが必要です。
エアアジアはマレーシアの会社なので、機内販売にオリジナルのヒジャブがあったりします。
コスメや香水の種類は、そんなに多くない感じでした。
機内エンタメはないため、3人とも事前にスマホやタブレットにダウンロードしていた映画やゲームで暇つぶしをしました。ちなみにAirAsia WiFiというのもありましたが、接続できなかったので内容は未確認。
機内の冷房が効き過ぎて寒いという事前情報もあったので、上着を二枚重ねして着るつもりでしたが、最後まで寒いと感じることはなく、拍子抜けしました。
エアアジアの機内食、事前予約と機内購入の違い
今回のフライトは4時間20分で、到着前にお腹が空きそうな時間帯だったので、機内食をあらかじめ予約しておきました。
私はLCCでは機内食は食べないことの方が多いのですが、エアアジアは東南アジア系の美味しそうなメニューが多いのと、なにより機内食にしてはお手頃価格で、しかもペットボトルの水もついていてお得なのです。
だーげーほー
離陸してから1時間ほど経って、機内食が運ばれてきました。周りを見回すと、日本行きのLCCの時より、明らかに事前予約している人が多かったです。
夫が食べたのは、チンおじさんの鶏飯。中華系マレーシア料理です。
私が食べたのも中華。香港とか広東料理系なのかな?エビのワンタンと細い汁なしの麺が大好きなので選びました。
2食連続の麺料理ですが、美味しくいただきました。
子供は食べ慣れないものや辛いものは食べないので、冒険しないサンドイッチ。
エアアジアの機内食メニューは、公式サイトからチェックできます。
参考 機内食エアアジアちなみに事前予約と機内販売ではどう違うのかもチェックしてみました。
夫が食べたチンおじさんの鶏飯は、事前購入だと110元、機内では17RM(マレーシアリンギット)でした。価格差はほとんどありませんが、21元相当、3RMのミネラルウォーターがついてくるので、事前予約の方がお得です。
上の写真の、右下のメニューは事前予約にはありませんでした。
そして機内販売の場合、テタレ(ミルクティー)かホワイトコーヒーまたはカラマンシー烏龍茶が3RMで追加できます。
Santan Cafeというドリンクメニューは、機内販売のみのようです。
その他にデザート類や、スナックとドリンクのセットメニューもありました。
カップ麺を頼んでいる人もいました。狭い機内の通路で、CAさんがその場で作っていました。
そしてスマホで映画を観たり、少し居眠りしている間に、緑がいっぱいのマレーシア上空に到着しました。
4時間20分のフライトで、ほぼ定刻ぴったりにクアラルンプール国際空港(KLIA2)へ到着しました。
この次は、到着時の空港での出来事について書きます。