だーげーほーです。
台南をレンタカーで旅行した時、なかなか食べる機会のないローカルグルメを楽しんできました。そのうちのひとつが、麻豆にある碗粿の有名店・阿蘭碗粿(あーらんわーぐぃ)です。
碗粿というのは台湾の小吃で、米粉または米漿(ライスミルク)をお椀に入れて、豚肉・干しエビ・椎茸・ゆで卵・フライドエシャロットなどと一緒に蒸した食べ物です。英語だとライスプディングなので、なんとなく想像がつくでしょうか?
中国語だと「ワングォ」と読みますが、通常は台湾語発音で「わーぐぃ」と呼びます。
阿蘭碗粿の場所とアクセス
住所:台南市麻豆區中山路179-8號
台南市の中心部から麻豆へは、時間帯によりますが、車で高速道路を使って50分ほどかかります。
麻豆は文旦の産地として有名で、お店や道端などあちこちで文旦が売られているのを見かけました。
ランドマークとしては麻豆區農會の近く、ロータリー交差点の周辺の狭い範囲に、碗粿の有名店が集中しています。阿蘭碗粿もそのうちの一つです。
前の道路は狭いのに、こんな大きな駐車場があって、しかも順番待ち!?と驚きました。すごい人気です。
駐車場の壁画が色鮮やかだったのが印象的でした。
注文の仕方
阿蘭碗粿はセルフサービスのお店です。外帶(テイクアウト)と內用(イートイン)でカウンターが分かれているので、店内で食べる時は內用の方へ行きます。
碗粿は自分で蒸し器からとってトレーの上に乗せます。1つ30元です。
碗粿と小皿料理以外のメニュー(スープ)はお店の人に注文して、レジでお会計してもらいます。
ゆっくり食べるなら2階席がおすすめ
1階にも席はありますが、2階の方が広々しているので、トレーを持って2階へ上がりました。
一緒に頼んだスープは魚羹湯(魚の練り物が入ったとろみのあるスープ)と、豬血加腸湯(豚の血を固めたものと大腸の入ったスープ)です。
碗粿の食べ方
碗粿はそのまま食べるとあっさりしすぎているので、甘いタレをかけて食べます。台南の料理は甘めの味付けが多いようです。
蒜味醬油膏(ニンニク風味の甘い醤油だれ)の入った容器があるので、そこからタレをとってきます。
スプーンとお箸と両方用意してありますが、茶碗蒸しのような食べ物なので、スプーンの方が食べやすいかもしれません。
碗粿自体は台湾のあちこちで見かけ、私にとっては好きでも嫌いでもない台湾料理でしたが、有名店だけあってさすがに美味しかったです。中に入ったそれぞれの具材の滋味が強く引き立っていました。スープもおいしかった。
1個30元、スープや小皿をつけても1人100元いかないのが嬉しいです。見た目の量よりずっしりしていて、腹持ちも良いです。
近くに行く機会があれば、一度は食べてみることをおすすめします。
ランチの後は頑皮動物園へ向かいました。
【台南】頑皮世界・子どもから大人まで楽しめる動物園この時の台南旅行記のルートはこちらの記事にまとめてあります。
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