2021年秋・コロナ禍での一時帰国メモ1(事前準備編)

2021年10月の台北松山空港

だーげーほーです。2021年10月の下旬より日本に一時帰国しています。実に2年近くぶりです。

帰国の計画を立てた頃は日本でのコロナ流行状態が非常に厳しかったのでかなりビクビクしていましたが、渡航後は急に感染者数が激減して拍子抜け。とはいえいつ再流行するかわからないので、台湾にいた時と同じかそれ以上の予防策をしながら過ごしています。

日本への渡航にあたり準備だけでもかなり疲れましたが、今後の備忘録も兼ねて2021年10〜11月現在の台湾→日本行きで必要な手続きや準備などをまとめておきます。ただし状況は刻々と変化しておりますので、参考にされる場合は公的なサイト等で最新の情報をご確認ください。

帰国のスケジューリングとタスクリスト

スケジューリングの時点で通常の一時帰国の何倍も検討事項があったので必要タスクをまとめました。上から順に手配しています。

  1. ワクチン接種タイミングに合わせて日本への帰国日を決定
  2. 台湾への入国日と日本の出国日を確認
  3. 飛行機の運行確認と航空券購入
  4. 台湾入国時のホテル予約
  5. PCR検査の予約
  6. 日本入国時のハイヤー予約
  7. 渡航時に必要なものを購入
  8. 出発前の家の準備

ワクチン接種タイミングに合わせて日本への帰国日を決定

重要なポイント

私と実家の家族全員がコロナワクチン2回接種+2週間経過後になるように

本来は来年あたりにコロナが落ち着いたら帰ろうと思っていたのですが、家族が病気になり、直接見たり話し合って対応すべき問題が積み重なったため、安全面を考えてお互いにワクチン2回接種が終わって2週間以上過ぎたタイミングで帰ることにしました。普段なら子どもも一緒に連れて行くのですが、まだワクチンを打てる年齢ではないのと幼稚園もあるため台湾でお留守番してもらうことに。生まれて初めて離れて暮らすので不安でいっぱいです。

台湾のワクチン接種記録カード

台湾のワクチン接種記録カード

私が打ったのは台湾の国産のメディジェンワクチン(高端疫苗)で、私は使いませんでしたが出国を急ぐ人には優先的に予約させてくれるという施策もありました。

現時点では台湾は「日本への入国に際し有効と認められる新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種証明書発行国・地域」に該当しないため、2回接種済みであるかどうかは入国自体には影響しません。ですが今後該当した場合でも、現在と同じ方針であれば恐らく日本で打てるものと同じメーカーでないと対象にならないと思います。

私はもう2回打ってしまったので、3回目以降はメーカー変更ができるようであればファイザー・アストラゼネカ・モデルナのいずれかを選ぶ予定です。

参考 海外から日本への入国に際し有効と認めるワクチン接種証明書について外務省 海外安全ホームページ

台湾への入国日と日本の出国日を確認

重要なポイント

日本に到着後の隔離期間、台湾到着後の2週間隔離+自主健康管理期間の日数

日本に到着後は2週間の隔離期間がありますが、台湾の厳重なホテル隔離とは違い「公共交通機関を利用しないように」とはあるものの、色々と曖昧な部分が多いです。私は実家が東京にあり、移動経路を考えると途中で感染する確率は非常に低いため、空港から自宅に直行して2週間外出せずに過ごし、必要なものは家族に買ってきてもらうかネット通販で済ませることにしました。

参考 問1 入国した次の日から数えて 14 日間、検疫所長が指定する場所で待機して、外出できないとのことですが、指定される場所は具体的にどこになるのですか。厚生労働省ー水際対策の抜本的強化に関するQ&A 参考 問2 自宅で待機する場合、入国者本人やその家族等が気をつけるべきことはありますか。厚生労働省ー水際対策の抜本的強化に関するQ&A

 

台湾へ戻る際は到着後、現時点では私は台湾へ入国後は14日間(到着日は含めないため実質15日間)の防疫ホテルへの宿泊が必要になります。

だーげーほー

条件は頻繁に変わるので、最新の情報をチェックしましょう

防疫ホテルでの隔離終了後は7日間の自主健康管理期間があり、この7日間は公共交通機関は利用できますが公共の場所への出入りや会食などはできません。なので台湾に戻った後のスケジュールも確認しておく必要があります。

ちなみに11月16日の発表によると、春節時期は台湾に戻ってくる人が多いため、2021年12月14日から2022年2月14日までは防疫ホテルでの検疫期間を短縮するにすることもできるそうです。

参考 新型コロナウイルスに関する注意喚起:台湾における入境後の隔離措置について(12月14日~2月14日)日本台湾交流協会

飛行機の運行確認と航空券購入

重要なポイント

飛行機の本数が少ないので入出国スケジュールと同時に検討する

台湾から東京への飛行機は普段はレガシーキャリア・LCC特にこだわりはなく、その時のスケジュール都合や料金で航空会社を選んでいます。しかしコロナ禍では事前にPCR検査やハイヤー・ホテル予約など準備することが多く、日本への入国者数制限に引っかかったり急な欠航があると代替便が用意できない可能性があるので、不測の事態でも救済措置がありそうなレガリーキャリアに乗ることに決めました。

私の場合、台北松山⇄羽田便が一番便利で、普段はエバー航空か中華航空に乗ることが多いのですが、現在はいずれも本数が少なく料金が高め。10月時点で日本行きは桃園⇄成田、台北松山⇄羽田、桃園⇄関空のみ。コードシェアを除くとレガシーキャリアはJAL・ANA・スターラックス、LCCはスクートが運行しています。

比較検討ののち、最終的に料金がなるべく安い日を狙ってANAの台北松山⇄羽田便の航空券を購入しました。帰りはコードシェアのエバー航空の便を選んだのですが、購入後ANAから連絡があり、なんと帰りの便(12月)が全て欠航になったとのことで、日付を変更してANA便に乗ることになりました。

台北松山空港はガラガラでした

台北松山空港はガラガラでした

現在台北松山⇄羽田も週往復1便しかないですし、今後もある程度のスケジュール変更は想定しておいたほうが良さそうです。コロナ禍では飛んでくれるだけでもありがたいという状況なのかもしれません。

台湾入国時のホテル予約

重要なポイント

早々に売り切れるので、希望の条件があれば台湾入国の2ヶ月前には要予約

早すぎても予約を受け付けていなかったりする場合もありますが、2ヶ月前でも好条件だと売り切れているホテルが多かったです。その後多少キャンセルも出るかもしれませんが、なるべく早めの予約が吉。

私は台湾のホテルを選ぶのは慣れている方ですが、通常の予約サイトが使えない、台湾籍と外国人料金の差がある、3食付きのホテルとそうでないホテルなど様々な条件があり、探すのには時間がかかりました。

以前泊まったことがある良いホテルがあったので予約しようと思ったら、通常の宿泊料金ではないため予算的に無理!ということもあったり。あと地域によってはホテル名を公開していないところもあるので、気になるホテルがあればGoogleマップを使って住所と室内写真であたりをつけてレビューをチェックしたりしました。

だーげーほー

宿泊費を抑えるために高雄まで行こうか、とも考えましたが……

台北からタクシーに長時間乗ることになりますが、遠方へのタクシー費用は政府の補助があり安く乗れるため、ホテル費用を安く抑えたいなら台中以南のホテルを選ぶのはアリだと思いました。ですがその後の予定などを考えて、最終的に台北市内より少し安くて広めの部屋が多い新北市内のホテルを予約しました。

ホテル探しにあたって数多くのサイトを使ってみましたが、フォームや電話での問い合わせが多いです。リアルタイムでの空室検索・料金や条件の確認ができるシステムで掲載件数が最も多く、予約までできるのはAsiaYomrhostの2サイトでした。

参考 AsiaYo 全台最大防疫旅館訂房!AsiaYo 参考 台灣防疫旅館mrhost

また料金や提供プランも予約サイトによって異なる場合がありますが、台北・新北であればこの2つで大体網羅しているので、組み合わせて検索すると一番効率的でした。

自治体が作っているサイトの中では台北市のは比較的見やすかったですが、上記の2つで大体間に合うと思います。いずれのサイトも中国語で検索するのが一番正確で情報量が多いです。

参考 臺北市防疫旅館查詢平台臺北市政府

PCR検査の予約

重要なポイント

台湾・日本ともに出国前の検査スケジュールを早めに確認すること

陰性証明書の書類不備で日本の空港に到着後強制送還された日本人のニュースを見て以来めちゃめちゃ気になっていたのがPCR検査の予約です。

だーげーほー

心配しすぎて、出発の2週間前から不眠症になったよ!

台湾で準備するのは、台湾出発72時間前以降に採取したPCR検体の陰性証明書です。飛行機の出発時間にもよりますが、2日前にPCR検査を受けて、1日前に結果を受け取るイメージです。出発当日の受け取りだと時間が間に合わず、1日前に検査を受け取ると即日の証明書発行となり1,000元追加になります。費用は公立の病院で3,500元でした。

日本の厚生省指定が指定するフォーマットで発行してくれる病院は交流協会で掲載しています。私の地域の病院は載っていなかったのですが、直接問い合わせに行ったら対応してくれました。PCR検査は1日に受け付けられる件数が決まっており、また事前に提出する書類などもあるため、確認に確認を重ねてようやく一安心。

参考 日本政府(厚生労働省)所定のフォーマットによる検査証明を発行可能な医療機関(重要)日本台湾交流協会

日本入国時のハイヤー予約

重要なポイント

会社によって料金が結構違うので、安いところを見つけて早めに予約すること

日本入国時に隔離ホテルに宿泊しない場合、レンタカーやハイヤー(タクシーは搭乗不可)または迎えの車の有無を確認されます。台湾の防疫タクシーのようにすぐに乗れるわけではないため、事前予約が必要です。

一時帰国者専用のハイヤー会社一覧は厚生省のサイトでも公開されていますが、羽田空港のサイトの方が見やすかったです。厚生省は成田空港のみ対応の会社も含むのと、リンク先がハイヤー会社トップのものが多いですが、羽田は帰国者専用プランページに直接リンクしていたので手間が省けました。

参考 海外からご到着のお客さまが利用できる交通手段について羽田空港

空港の混み具合にもよりますが、入国の手続きが全て終わってハイヤーに乗れるのは大体到着2時間後くらいが目安だそうです。なので私も予約時間は到着時間の2時間後にしましたが、比較的スムーズに進めてもそのくらい時間がかかりました。

気になる料金ですが、帰国者専用ハイヤーは安いところでも普通の空港定額タクシーの2割増くらいで、高いところは倍額以上。ところがリスト内で調べたところ智辰という会社は空港定額タクシーの深夜料金と同じくらい。羽田空港から23区内であれば高速料金など諸費用全部込みで12,000円ちょうどで、恐らく羽田発の最安料金です。

智辰ハイヤーの車内

智辰ハイヤーの車内

他社に比べるとずいぶん安いけど大丈夫だろうか、と恐る恐る予約しましたが、実際に利用してみると安くてもサービスの質には全く問題ありませんでした。メールで予約すると前日に搭乗車両のナンバーや写真が送られてきます。当日の連絡はLINEでもOKなので、空港の無料Wi-Fiに接続できれば問題ありません。

車両は新しいアルファードで乗り心地が良く、運転席との間はビニールで隔離されていて、丁寧な運転でドアtoドアで快適に移動できました。ハイヤーは初めて乗りましたが、あまりに楽ちんだったので、子ども連れの時はコロナ禍でなくても利用したいな〜と思いました。

渡航時に必要なものを購入

重要なポイント

いつもの旅行用品+αで買ったものについて

コロナの市中感染がほとんど起きていない台湾から日本に行くにあたり、防護服を買っている人も結構いるようで、私も買うか迷いました。でも日本の人たちは普通に生活しているようだし、飛行機から空港、その後は自宅までハイヤーなのでそこまでではないな、という結論に。とは思いつつ、N95マスクを蝦皮で購入。

台湾製N95マスク

台湾製N95マスク

だーげーほー

台湾製なら多分ここが最安(50枚入り450元)

https://shopee.tw/product/77393377/3169885111?smtt=0.171808245-1637484851.9

その他にアルコールジェルやアルコールウェットティッシュなども買い足しました。

台湾のコンビニで売っている75%アルコールティッシュ

台湾のコンビニで売っている75%アルコールティッシュ

規定によると航空機へのアルコール性飲料の持ち込みは70%までとなっています。しかし消毒用アルコールは日本は70%、台湾は75%が一般的です。そのため気になってANAに問い合わせたところ、消毒用アルコール(瓶入りやハンドジェルを含む)は手荷物・持ち込みにかかわらず度数を問わないとのことです。なので私のお気に入り、台酒の米酒の香りの消毒アルコールも預けられました。

米酒の香りの消毒用アルコール(非飲用)

米酒の香りの消毒用アルコール(非飲用)

帰りは日本で色々買いだめする予定なのでスーツケースは2個。現在エコノミークラスで23kgまでのスーツケースが2個無料で預けられるので、一杯に詰め込んで持ちきれない分は別送品で送ることにしました。

届いた後送行李台湾入国時の「別送品(後送行李)」免税の手続き方法

出発前の家の準備

重要なポイント

私がいない間に家事と育児を夫に託すための準備

夫に家事全般と子どもの世話をお願いすることになったので、家事タスクリストを作って中国語に翻訳したものを渡しておきました。テンプレートはこちらのサイトからダウンロードさせていただいたものです。

参考 ダウンロードOK!夫と子供用に家事育児を見える化&分担表を作ってみたよ。HappyBanana

あとは子どもの冬服の準備や大物の洗濯、冷蔵庫の整理など、夫が手が回らないであろう家事を旅行準備と並行して進めておきました。

日本入国時に必要な書類やタスクのまとめ

日本渡航時の必要書類については、ANAのサイトで必要な書類等をまとめたPDFが掲載されています。

参考 ⽇本⼊国必要渡航書類 チェックリストANA

上記のPDF内にも記載されていますが、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症対策 質問票回答受付」サイトで日本到着前にスマホで記入を行い、最後に発行されるQRコードのスクリーンショットを撮っておきます。

参考 新型コロナウイルス感染症対策 質問票回答受付厚生労働省

あわせて入国時に必要なアプリやスマホの設定も到着前に済ませておきます。

  1. 健康居住確認アプリ (MySOS) 
  2. 位置情報設定・保存 (GoogleMaps等)
  3. 接触確認アプリ(COCOA)

必要書類はプリントアウトしておき、クリアファイルにまとめておくと楽です。空港到着後も書類をたくさん渡されて何回もチェックを受けて入れたり出したりで、スマホもパスポートも何度も確認される上にしょっちゅう手を消毒するので、紙袋や手提げ袋があるとなお良いです!

機内で渡される書類

機内で渡される書類

だーげーほー

こんなに書類を書かせるなら、個人的には入り口で紙袋を配布してくれればいいのにと思ったよね。さらにオリジナルデザインだったりしたらおもてなしJAPANの株が上がるのに!

ひとまず準備はこんな感じでした。このご時世、渡航費用は普段より出費が多いですが、手配によって金額がかなり違う部分も多いので準備は早めにするに越したことはないようです。続きは出発当日の空港の様子や日本到着後のことを書く予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA