だーげーほーです。
小学生の子供と二人きりの旅行記、前回の高雄編に続き、台南編です。
 【高雄】2025年夏休み、親子二人での南台湾旅行(前編)
【高雄】2025年夏休み、親子二人での南台湾旅行(前編)
6日間の日程のうち、前半の3日間は高雄2泊、後半の3日間は台南3泊というスケジュールでした。
この記事では台南での移動ルート、子連れおでかけスポットや休憩ポイントなども含めて書いています。
南台湾での家族旅行を考えている方の参考になればうれしいです。
目次
ざっくりとしたスケジュール(後半・台南)
旅程は、去年に比べるとかなりゆるゆるのスケジューリング。ホテルからのアクセスが楽なところと、お互いがなるべく行きたいところを組み合わせて、着いてからなんとなくで行き先を決めました。
- 3日目:高雄から台南へ移動
 台湾新幹線で台南へ→台鐡乗り換え前にランチ→ホテルチェックイン→街ブラ→鴻牛温体牛肉湯で夕飯→裕成水果行でかき氷
- 4日目:台南市立美術館とくら寿司
 台南市美術館2館→克林台包&莉莉水果店→台南市美術館1館→輸入食品スーパー→くら寿司で夕飯→夜食に香港メロンパン
- 5日目:雨天の街歩きとホテルの無料スペース大活用
 子龍點鴨でランチ→スイーツ購入→政大書城→林百貨→豆花→新光三越台南新天地→民生意麵滷味で夕飯テイクアウト
- 6日目:最終日のローカルグルメ
 ホテルチェックアウト→福泰飯棹でブランチ→裕成水果行でかき氷→帰宅
3日目:台南へ移動、街中ぶらぶら

高鐵の高雄駅プラットフォーム
旅行3日目は、高雄のホテルをチェックアウトして、バスに乗って左營駅へ。
ホテルからは距離的には台鐵高雄駅の方が近いのですが、今回は久しぶりに、台鐵(日本で言えばJR)ではなく高鐵(台湾新幹線)に乗ることにしました。
久しぶりに高鐵乗ったら久しぶりすぎて乗り方よくわからなくなってた。短距離なら自由席だと安くなるのね〜🚄#台湾新幹線 pic.twitter.com/6VT5hwFsrL
— だーげーほー@台湾2000元 (@2000twd) July 31, 2025
台湾新幹線であっという間に台南へ

高鐵の台南駅プラットフォーム
高鐵構内は観光客向けのお店や商品が多いので、旅行のワクワク感が高まってウキウキします。

高鐵の台南駅構内のセブンイレブン
高鐵の高雄から台南駅は一駅ですが、そこから台鐵台南駅へはまたローカル線の乗り換えが必要。ですが、あえてこの遠回りのルートにしたのは、行きたい場所があったからです。
「三井アウトレットパーク台南」でランチ

三井アウトレットパーク台南
その場所とは、三井アウトレットパーク台南。ららぽーとやアウトレットパークなど、三井不動産が手がける大型商業施設は近年台湾でも存在感を増しています。
ただ、台湾のアウトレットモールってどこも今ひとつな印象。特に欲しいものもない私の目当ては、買い物ではなくフードコート内の日本食です。

鹿児島豚骨ラーメン
子供は宮武讃岐烏龍麵のうどん、私は銀座宮下 牛寿喜屋というお店の鹿児島豚骨ラーメンを食べました。
こちらは味の濃さを選べるので、正常(日本人の好むしょっぱさ)というのを頼みましたが、それでもやや台湾寄りのお味のような。キャベツが入っているせいかな?
日式ラーメンにしてはお手頃価格。麺がちょっと硬めでしたが、スープは香りが良くて美味しかったです。

台鐵沙崙駅のプラットフォームと電車
この後は最寄りの台鐵沙崙駅から台南駅(台南車站)へ。ローカルの支線なのに、お客さんでほぼ満席でした。
ホテル到着(耀西文旅 – 台南新美館)

耀西文旅(台南新美館)
台南駅前から路線バスに乗ってホテルへ。耀西文旅(台南新美館)は、古い建物をリノベーションしたおしゃれで快適なホテル。周囲に飲食店が多く、ロケーションも居心地も良く、レビュー評価の高さがうなずけるお宿でした。

デラックスキングルーム(窓なし)
レビューを見て、普段はあまり選ばない窓なしの部屋に決めましたが、これが大当たり。バスルームには窓があったし、部屋が広くて、ソファもデスクも収納もある。

共用スペースのキッチンで調理も可能
共有エリアもとても使いやすくて、お値段以上の宿でした。

おしゃれなラウンジが使えてコスパよし!
街ブラ&「鴻牛温体牛肉湯」で夕飯

哞熹哞熹台南旗艦総店で買ったタピオカミルクティー
ホテルに着いて少し休んでから、買い出しを兼ねつつ周辺をぶらぶら。
哞熹哞熹(モシモシ)というかわいいお店で買ったミルクティーが美味しかったです。

偶然見かけたかわいいマカロンのお店(拾参馬卡龍)
西門市場の周辺は、見るだけで楽しい雑貨屋や飲食店、イベントスペースなどが集まっています。

大道芸人のショーのようです

夜も雰囲気があって素敵な一角
ホテルで洗濯をするべく、寶雅台南中正店で洗剤を買い、道すがら明日以降行きたいお店をチェック。夕飯はホテルの近くにあった牛肉湯のお店、鴻牛温体牛肉湯民權店へ。

牛腩燴飯

鴻牛温体牛肉湯民權店のメニュー
看板料理の牛肉湯ではなく、私は牛腩燴飯(牛バラあんかけごはん)、子供はキャベツと牛肉の炒め物+白飯をオーダー。お肉が入っていない牛肉清湯が無料サービスでついてきて、お得でした。
「裕成水果行」でマンゴーかき氷

裕成水果行

芒果牛奶冰
食後はマンゴーかき氷を食べにいくと決めていたので、裕成水果行へ。同じ通り沿いに冰鄉、阿田水果店という有名店もあるので選び放題!
 だーげーほー
だーげーほー
今年は災害でマンゴーの収穫に影響が出たせいか、品質にやや感動が少ない感はありましたが、それでもやっぱり美味しかったです。
4日目:美術館と東南アジアスーパー

台南市美術館の屋外展示
台南2日目は、高雄で買って食べそびれた方師傅のパンをブランチに。その後は街歩きしながら、去年展示室には入らなかった臺南市美術館(台南市美術館)へ。
「台南市美術館2館」は子連れ旅行に最適!

台南市美術館2館
台南市美術館2館は、ショップ以外の利用は初めてです。チケットカウンターでKKdayでチケットを購入しようとしたら、高雄に続き今回もなぜか決済ができず、現金で購入。

2025 臺南國際建築三年展 Re-turning「Home」:還。原點
それはそうと、台南市美術館は想像以上にかなりよかったです!
企画展のボリュームや質も申し分なし。上の写真のオブジェはなんとステンレス製の丸椅子を組み合わせたもので、なかなかの圧巻。

錯中錯.連環夢—陳春祿攝影典藏研究展 Labyrinth of Time
展示室の数が多く、内容もバラエティに富んでいて、AIをテーマにしたものや、台湾ならでの地域性が濃い作品も多く、キュレーションのクオリティの高さを感じました。

白×ガラスを多用した透明感のある吹き抜け空間
作品はもちろんのこと、美術館自体の建築が素晴らしくて、作品のない場所でも映える写真が撮りまくれます。
子供に色々指示されて、慣れない動画をたくさん撮らされました。スマホネイティブ世代すごい。

兒童藝術中心
そして子連れで美術館に行くと、必ずと言っていいほど発生する「子供が飽きちゃう&親が疲れちゃう」問題。
台南市美術館2館には兒童藝術中心というキッズ向けのスペースがあり、子供がのびのびと遊んだり、親が足を伸ばして休めるスペースがあります。

絵本やお絵描きコーナーなどもあり
床が無垢の木材で、天井が高くて、天然素材が多用された快適な空間。遊び道具も洗練されている上に、子供が美術を身近に感じられるような工夫がされています。

台湾の神様がモチーフのパズル
このスペースだけでも、今まで台湾で子連れで行った美術館の中で一番素敵でした。
小学生以下の台南子連れ旅行、しかも夏場に涼めるという点でも超オススメです。
「克林台包」「莉莉水果店」で小腹を満たす

克林台包の肉まんとマントウ
小腹が空いたので、大好きな克林台包で肉包(肉まん)や饅頭(マントウ)を購入。

莉莉水果店
そしてすぐ近くの莉莉水果店で、子供は水果切盤のメロン、私はフルーツジュースを飲んでひと休み。
距離が近い上に入りやすいので、私の台南散策の定番の2軒です。
台南市美術館1館も行ってみた

台南市美術館1館の中庭
先ほど買った共通チケットで観られるため、少し離れた場所にある台南市美術館1館へ。日本時代の台南警察署をリノベーションした建築です。

旧建築と新建築が融合
前回来た時は旧台南警察署の部分しか観なかったので、新建築の方の展示室は初めて入りました。思った以上に広々していて、展示品のみならず、旧建築との接合部分など、建築も見応えがあってよかったです。
東南アジアスーパー(RJ Mart tainan)が子供に大ウケ!

RJ Mart tainan
夕食の予約時間まで空き時間ができたので、バス移動中に見かけて気になっていたお店、RJ Mart tainanへ行ってみました。東南アジアを中心とした輸入食品と雑貨のお店で、台湾や日本の食品も少しだけありました。

台湾のスーパーでは見かけない缶詰がたくさん
台湾は東南アジアの人が多く住むため、この手の輸入食品店は割と多いのですが、こちらは安くて品数が豊富で、見ているだけでも楽しかったです。店員さんが中国語を話せなかったりして、ちょっとした海外旅行気分が味わえます。

RJ Mart tainanで買ったもの
大手のスーパーでは見たことのない商品も多く、私も子供もすっかりテンションが上がってしまい、色々買い込んでみました。
丸くてコロンとした容器のフィリピン産カップヌードルや、マレーシア産の顔より大きなマンゴープリン、ベトナム産のバタースカッチ風味のキャンディなどなど。気がついたら1時間近く滞在してしまいました。
子供が大好きな「くら寿司」台南FOCUS店へ

くら寿司のシステムは日本とほぼ同じ
夕飯は子供の希望で、予約していたくら寿司(藏壽司)へ。予約もオーダーも、ビッくらポンもほぼ日本と同じです。
台南駅近くのFOCUSという商業施設で、アクセスが便利。同じビルの中にダイソーも海底撈火鍋もあるので、次回はこの近くのホテルに泊まってもいいかも。
「白寶奶奶港式菠蘿包」で夜食を購入

白寶奶奶港式菠蘿包 民族總店
すでにお寿司でお腹いっぱいになっていましたが、行きの道すがら見つけた菠蘿油(香港メロンパン)のお店、白寶奶奶港式菠蘿包がどうしても気になったので、寄って帰ることに。高雄でも食べましたが、見かけるとつい買ってしまうのです。

お店のベンチで撮った写真
看板のイラストもインパクトがありますが、お店のベンチにちょっと怖い人形があったりするので、写真を撮ると面白いかも。人気のお店のようで、受け取りまでちょっと待ちました。

パッケージもかっこいい
ホテルに持ち帰って食べました。バターを挟んだ招牌冰火菠蘿油と、絲襪奶茶(香港式ミルクティー)の組み合わせ。
外はパリパリのサクサク、中のバターがたっぷりで塩味が効いていて、甘いパン生地がマッチして最高においしかったです。お腹いっぱいのはずなのにペロリと平らげました。
5日目:雨天の街ブラ

西市場前。左手にあるのは台南真善美劇院
翌日は朝から結構な雨模様。
元々の仮スケジュールでは安平の方に行こうかなと思っていたのですが、朝からバイクで盛大に転んでいる人を見てしまい、二人とも遠出する気が失せました。結局、せっかく便利な場所に泊まっているので、あえて遠出せずとも近場で楽しむことにました。
「子龍點鴨」で軽めのランチ

子龍點鴨 正興本店のメニュー
ランチは子龍點鴨 正興本店というお店へ。前日夜に行ったらすでに売り切れだったため、リベンジです。

肉+ごはんで意外に満腹に
私はアヒル肉、子供は鶏もも肉。鮭魚飯ってなんだろう?と頼んでみたら、ふりかけご飯でした。タロ芋を使ったデザートも気になったのですが、お腹いっぱいになってしまい食べられませんでした。
スイーツ店巡り(吻鑽糖、拾参馬卡龍)

吻鑽糖で購入したもの
この辺りは美味しそうな洋菓子店がたくさんあり、まずは吻鑽糖というお店へ。チーズケーキが有名らしいのですが、持ち歩きが大変そうだったのもあり、鉄観音カステラをチョイス。
雨でお客さんが少なかったせいか、少ししか買ってないのに色々おまけをいただいてしまいました。どれも美味しくて、台南の洋菓子店のレベルの高さに感心しました。

拾参馬卡龍 正興店
もう一軒、夜に見かけて気になっていたマカロンの専門店にも行ってみました。
拾参馬卡龍 正興店です。小さくてレトロな店構えがカワイイ。

かわいくて美しいマカロンのディスプレイ
美味しそうなフレーバーのマカロンがたくさん並んでいました。
子供はフレンチキャラメル、私はNG品のちょっとお安いものを購入。

この後ホテルに持ち帰り、ラウンジでコーヒーを飲みながら頂きました。
今回泊まったホテルの1階はおしゃれカフェのような雰囲気で、無料でコーヒーやお茶が飲めて最高でした。これから泊まる人は、カフェもいいけれど、ここで持ち帰りのスイーツを楽しむのもいいかもしれません。
「政大書城 台南店」は、雨天の親子の味方

西門市場
雨がすごかったので、歴史ある西門市場の中を通りながら移動。

政大書城 台南店
2024年に閉館した台南真善美劇院の地下にある、政大書城 台南店という書店へ行ってみました。ワンフロアですが結構大きく、文具の取り扱いも多かったです。

子供向けスペース
大人向けにも素敵な椅子やテーブルが用意されていますが、靴を脱いで上がる子供用のスペースが広くてびっくり。この時は引率された子供たちが団体で来ていて、まるで図書館のようでした。
「林百貨」は定番中の定番

林百貨
ホテルでのコーヒータイムを挟んで再び街歩き。素敵な物がたくさん見つかるショッピング&歴史的観光スポットの林百貨へ。

台南フルーツスイーツがまぐち
漁師網バッグ素材のがまぐちがめちゃくちゃかわいくて、買おうかどうかずいぶん悩みました。未使用のポーチがたくさんあるので、最終的に買いませんでしたが、未練が残ったので写真を残しておきます。
台湾伝統スイーツ「德記古早味手工汕頭豆花」

德記古早味手工汕頭豆花
移動中に小腹が空いたので、新光三越に行く前に德記古早味手工汕頭豆花へ。台南に来たからには、かき氷と豆花は食べないとなんだか落ち着かないのです。
シンプルでお手頃価格で美味しかった。お店のおじさんが、一見無愛想のようで、実は優しいイケオジキャラだったのが印象的でした。
「新光三越台南新天地」で、また無印へ

ルイヴィトンの印象的なショーウィンドウ
子供がデパートに行きたいと言うので、新光三越台南新天地へ。
去年はアイススケートに行きましたが、今回は特に何をするでもなく、無印良品のショップ(絵本コーナーがあるので、子供も休憩できる)をチェックしたり、ショーウィンドウを流し見したり。
上の写真の、ヴィトンのディスプレイが面白かったです。バッグで作ったスクーターが台湾ぽい。

久川維新茶飲のお茶
台南は寄り道スポットが密集しているため、バスに乗るより歩く方が移動しやすくて、ついつい歩き過ぎてしまいます。バイクに乗ろうかと思うと雨が降ってくるので、結局ずっと徒歩でした。
夜ご飯が決まらないまま歩き続け、途中の久川維新茶飲 海安店でお茶を購入。
台南のローカルグルメ「民生意麵滷味」

民生意麵滷味の店頭の行列
あれはいやだ、これは食べたくないと言い張る子供をなだめつつ、お互いの妥協点と閉店時間を勘案して決まった夕食のお店が、民生意麵滷味。去年行った聖記軟骨飯の隣で、行列がすごくて気になっていたお店です。

去年撮った写真。軟骨飯の左側が民生意麵滷味

乾麵と滷味いろいろ
乾麵や滷味といったローカルフードをテイクアウトして、東南アジアスーパーで買った食材と一緒に、ホテルの共有スペースで食べました。ダイニングテーブルとお皿や箸が自由に使えるので、ティータイムだけでなく、テイクアウトのものを食べるのに大活用しました。
6日目:最後まで台南グルメを満喫して帰宅

通り道で見かけた老舗のお茶屋さん「金德春老茶莊」
最終日も雨でした。
朝はホテルでダラダラして、先にチェックアウトを済ませて、フロントに荷物を預けて最後の散策へ。
高雄で行けなかった先喝道というドリンクスタンドに行こうと台南民族店に向かったのですが、開いていませんでした。残念。
「福泰飯棹」でサバヒーを食す

赤崁樓近くの福泰飯棹
昨年の台南旅行の最後の食事、ミシュランガイド掲載の「福泰飯棹第三代」の先代のお店、福泰飯棹でちょっと早めの昼ごはん。

朝からお昼過ぎまでの営業
第三代は2015年開店ですが、こちらは1939年創立だそうなので、80年以上の歴史のあるお店です。

店頭に並ぶ料理の数々

肉燥飯、虱目魚肚湯
肉燥飯、虱目魚肚湯(サバヒースープ)など、台南みを感じるメニュー。第三代の方は冷房の効いた新しい店内だったけど、こちらは店頭のテーブルで食べる昔ながらの台湾スタイル。観光客から地元の人まで、行列が途切れない人気店でした。
ラストは2回目の裕成水果行で〆

永樂市場
帰り道は、明日の朝に食べられるようなマントウやパンなどを買って帰ろうと、永樂市場を経由してみました。雨天でも、お昼時だったので人でいっぱい。

三塊六饅頭店(休み)
ですが、先喝道に続き、なんとこちらのお店もお休み。残念!
しょうがない、最後のフルーツかパパイヤミルクでも買おうかなと、ホテル近くで最後に行くつもりだった阿田水果店に向かうと、なんとここも休み。
どのお店も事前にGoogleマップで定休日や営業時間を調べておいたのですが、台南ではこういうこともあります。

香蕉巧克力牛奶冰
最後にもう一度かき氷を食べに行くと子供と約束してしまった手前、開いているお店を探した結果、2回目の裕成水果行へ。しかし選んだのが香蕉巧克力牛奶冰(バナナチョコレートミルクかき氷)。
「それ、台南じゃなくても食べられるのでは……?」とやんわりと聞いてみましたが、子供はこれが食べたいと言うので、じゃあそれでいいか〜、と。私はここでしか食べられないものを選びがちなので、子供の素直さがちょっと羨ましかったりしました。
今年の夏休み親子旅行の個人的な感想

大立空中樂園での一コマ
この記事を書きながら、過去の旅行を思い出して、改めて我が子の成長を感じました。
たとえば去年の台南旅行で行った場所やエピソードを結構覚えていてくれたこと。子供の記憶なんて毎年リセットされるものだと思っていたので、覚えていてくれると結構嬉しいものですね。特に子供の希望で行った場所について楽しそうに話してくれると、頑張りが報われたなあなんて思ったり。
そして、親としてはつい気合を入れがちですが、子供の要求は意外にそれほど多くないことに気づいたりして。
旅行なので普段できない体験をさせたいという気持ちもありますが、毎年行けるならそんなに気張らなくてもいいんじゃない?と、自分に言い聞かせてみてもいいのかもしれません。

國立科學工藝博物館の展示
成長にともない、今までになかった問題も出てきました。今回の旅では初っ端から、スマホに関するトラブルが続出しました。
具体的には、旅行中だからと持たせたスマホに夢中になった結果、荷物が入ったバッグを高雄到着直後に置き忘れ、取りに行って大幅な時間ロス。その後も台南で、スマホのせいで夜更かししすぎて朝起きられない、などなど。
他には、クレーンゲームでお小遣いを無駄遣いしたり、一生懸命とったマスコットをどこかでなくして大騒ぎしたり。これも探し回ったりあちこちに連絡したりで、比較的時間に余裕のある旅とはいえ、なかなか疲れました。

台南市美術館2館最上階のカフェとガラスの天井
子連れ旅行、色々ありますが、連れて行って欲しいと言われるうちは、なるべく一緒に旅行する機会を設けたいと思っています。子供が成人する頃には、こんなトラブルもきっと笑い話になっていることを祈るばかり。
過去の高雄、台南旅行記もよかったらご覧ください。
 2024年夏の台南親子二人旅、7日間で巡るスポット&グルメ
2024年夏の台南親子二人旅、7日間で巡るスポット&グルメ  高雄2泊3日、体調不良につき移動は少なめの子連れ旅
高雄2泊3日、体調不良につき移動は少なめの子連れ旅
 
 
  
 




