だーげーほーです。
台中にはパイナップルケーキや太陽餅などの中華菓子、台湾伝統菓子の名店が多く、台中から首都の台北に進出したお店もたくさんあります。
今回ご紹介する先麥芋頭酥も台中発祥で、1967年の設立以来、数々の賞を受賞している実力派です。2024年現在は台中に7店舗、台北に2店舗出店しており、そのうちの一つが台北松山空港にあります。
店名の「芋頭酥」は、芋頭(タロイモ)の餡をパイのような生地で包んだ半生菓子です。日本語に訳すと「先麥タロケーキ」といったところでしょうか。
その看板商品の芋頭酥ももちろん美味しいのですが、鳳梨酥(パイナップルケーキ)がかなり私好みの味でした。
台湾らしさにあふれたパッケージデザインも素敵なので、日本へのお土産候補としていかがでしょうか。
※この記事は2021年に書いたものを、最新の情報に更新してリライトしています。
先麥芋頭酥(松山空港店)の場所とアクセス
先麥芋頭酥の松山空港内店舗(松山機場專櫃)は、第二ターミナル(国内線)の1階にあります。台北では台北駅の隣にあるQスクエアの地下一階にも出店してます。
台中の有名店が台北松山空港に出店
2021年の10月下旬に、コロナ騒動が始まってから初めての一時帰国をしました。
2021-2022年・コロナ禍での一時帰国2(台湾出国〜自宅待機編)当時は台北松山空港の国際線は閑散としており、お土産屋さんもほとんど閉まっていましたが、逆に国内線の方は賑わっていました。
先麥芋頭酥はこの時初めて買ったのですが、個人的に大当たりでした。事前にGoogleマップで調べていたとおり、台湾人のレビュー評価が高いだけあるなと思いました。
上の写真は2021年に撮ったもので、2024年現在はお店の位置が移動しています。
ギフトセットはパッケージが魅力的
写真は芋頭酥と鳳梨酥の一番小さいギフトセットです。
印象的なボックスデザインは、イタリアの国際的なデザインアワードのパッケージデザイン部門の受賞作品です。
台湾の自然や動物のモチーフが使われていて、この紙箱以外にも、自分用に買いたくなるような美しいデザイン缶入りのもありました。
紙箱入りの方は、既定の個数であれば、中身を自分の好きな組み合わせに変更してもらえます。
箱無しのバラ売りでも購入できるので、先に一個ずつ買って味見してから好きなパッケージのものを買うのもいいかもしれませんね。
看板商品の芋頭酥と鳳梨酥を食べ比べ
タロケーキは3種類
芋頭酥は冷蔵推奨で賞味期限が短めなので、家族へのお土産にしました。
芋頭酥は原味(オリジナル)・芋頭Q(餅入り)・蛋黃芋(卵黄入り)の3種類から選べますが、日本へは卵黄のお菓子は持ち込めない可能性があるので、オリジナルと餅入りを2個ずつ選びました。
中の餡は芋頭の名産地として有名な、台中・大甲産のものを使用しています。洋菓子とは違う、油分少なめでサクサク食感のパイ生地と、自然な風味で控えめな甘さのタロイモ餡の組み合わせは、日本にはない味です。
食べる前に170度に予熱したオーブントースターで3分間温めるとさらに美味しくなるそうです。
パイナップルケーキは2種類
パイナップルケーキは賞味期限が90日と長めなので、友達にも渡しました。
台湾の島の形をした「台灣金愛餅」は傳統鳳梨と土鳳梨の2種類から選べて、こちらは3個ずつ購入。どちらもかわいらしい小さめサイズです。
傳統鳳梨は外の皮がすごくサクサクしていて崩れやすいものの、カリッとする顆粒?がアクセントになっていて食感がよいです。冬瓜を加えた、甘さが程よいパイナップル餡がぎっしり入っています。
土鳳梨の皮は原味に比べるとしっとり目、餡は酸っぱめ、繊維がザクザクでパイナップル感が強く感じられます。どちらも甲乙つけ難い美味しさです。
タロケーキもおいしいのですが、家族にはパイナップルケーキの方が好評でした。今後もお土産としてリピートしたいと思います。