だーげーほーです。
高雄に行ったときに必ず買って帰るパンがあります。
高雄のパンというと、世界チャンピオンにもなったことのある台湾の超有名パン職人、吳寶春さんの呉寶春麥方店(ウーパオチュンパン店)が有名です。
高雄の本店はちょっと行きづらい場所にあるので、私はデパート内の店舗で買うことが多いです。現在は台北や台中にも店舗があります。
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そんな台湾を代表する吳寶春のパンも美味しいのですが、実は私が一番よく買っているのは、高雄のみで展開しているチェーン店、方師傅點心坊の招牌羅宋麵包(ロシアパン)です。
初めて高雄に行ったときになにげなく買って以来、ずっとずっとお気に入り。日本にも買って帰ったことのある、我が家の高雄定番土産です。
羅宋パンとは?
名前の由来は色々あるようですが、羅宋(ルオソン)という名称は上海から伝わってきたのだそうです。通常、台湾ではロシアは俄羅斯(ウールオスー)と呼びます。
くるくる巻いた生地の上の方を切り開いて焼いた形が基本形で、バターの効いた薄甘くて水分少なめ、密度の高さが特徴的なパンです。”招牌”は看板商品の意味で、こちらのお店ではオリジナル味のロシアパンをさします。
方師傅點心坊では招牌以外のフレーバーや、ミニサイズなどのバリエーションがあり、台湾のファミリーマートとコラボ販売したこともあります。
方師傅點心坊の羅宋パンは他とは一味違う
今でこそ台湾のあちこちのパン屋さんで定番として売られている羅宋パンですが、私が初めて買ったころ(2012年くらい)は、売っているお店は多くありませんでした。
手のひらよりも大きなサイズで、ボリュームもカロリーも多めなので、一度にひとりで一個は食べきれません。
材料は小麦粉・水・バター・砂糖・卵・塩・蜂蜜と至ってシンプル。私の苦手な人工奶油が入っていないのが嬉しい。
方師傅の羅宋は、他のお店のものと比べると、バターと甘い蜂蜜の香りがすばらしく良いです。
また断面を見るとわかるのですが、普通のパンと比べて空気が少ないのに、舌触りが非常になめらかでシルキーなのも、他のお店と格の違いを感じさせます。
だーげーほー
お土産としておすすめする理由
方師傅點心坊の招牌羅宋は高雄十大伴手禮(高雄10大みやげ)にも選ばれたことがあるそうです。
私は高雄メトロの三多商圈站を利用することが多いので、高雄大遠百店で買うことが多いです。地下鉄の駅と直結しているので、帰り際に買えるので便利です。
参考 店舗一覧方師傅點心坊
店頭で4個買うと、お土産用の紙箱に入れてもらうことができます。ちょっと重いけれど、長時間持ち歩いたり乗り物で移動するときは、箱入りだと扱いが便利です。
箱に入れなくても、みっちりしているので潰れにくく、持ち帰りに向いているパンです。
パンを切るのに便利な、プラスチック製のナイフもつけてもらえます。
羅宋パンのおいしい食べ方
お店からは、常温では2〜3日保存、それ以上保存する場合は空気を抜いて冷蔵で5日まで、冷凍だと20日間は美味しく食べられるとアナウンスされています。
だーげーほー
冷蔵解凍後に温める時は、霧吹きをかけてからトースターか、電鍋での加熱が良いそうです。
大きいので、食べやすく切ってから保存とのことですが、切り口から乾燥しやすくなるので、そこはお好みで。
常温でそのまま食べても美味ですが、私はトースターで軽く温めて、上の方を少しカリッとさせて食べるのが好きです。バターを多く含むため、焦げやすいので注意!
店頭で売っている他のパンもおいしいですが、持ち帰って長く楽しむとなるとやはり招牌羅宋なんですよね。
美味しい上に長期保存できるので、食べるたびに旅行の余韻にひたれるのもお気に入りの理由のひとつです。
だーげーほー