個人ガイドならではの体験!キャメロン ハイランド日帰りツアー

だーげーほーです。

2023年4月のマレーシア子連れ旅行記の続きです。

前回の記事はこちら
キッザニア クアラルンプール周辺のショッピングモール情報

4日目はクアラルンプールを離れて、キャメロン ハイランドへ日帰りツアーに行きました。

5日間の旅程の中でフルに観光に使えるのは3日間だけでしたが、1日くらいは遠出したいなと思い、日帰りで行ける場所を探していた中で見つけました。

「キャメロン ハイランドって、確かBOH TEAの産地では!?」と思い調べてみると、涼しい高原地帯のリゾート地で、長期滞在する日本人もいるくらい魅力的な場所なのだそうです。

クアラルンプールからは片道3時間ほどですが、初めての土地で、自己手配でしかも子連れだと大変そうだな、と行くのを迷っていたところ、KKdayさんのプライベートツアーを体験させていただけることになりました。

プライベート チャーター : キャメロン ハイランド 12 時間 1 日ツアー (クアラルンプール出発)

旅行の全体スケジュールはこちら
マレーシアのミルクティーマレーシアで子供と楽しむ!台湾からの4泊5日家族旅行記

ツアーの始まりはちょっとしたアクシデントから

出発は朝7時。ドライバー兼ガイドの方が、ブキッビンタンのホテルの前まで迎えに来てくれました。

夫と私は英語でもOKですが、子供は言葉がわからないので中国語対応ドライバーを頼んだのですが、なぜか英語ドライバーさんが来ました。あれれ?

だーげーほー

結局何ら問題はなかったのですが、マレーシアあるあるなのかしら?

車はミニバンタイプで、乗り心地は上々。ここから高速道路を使って北上し、イポー方面を目指します。

Lata Iskandar(イスカンダルの滝)

Lata Iskandarの看板

Lata Iskandar

クアラルンプールを出発して2時間ほど。最初に立ち寄ったのは、タパーにある Lata Iskandar(イスカンダルの滝)です。

緩やかに流れる滝

緩やかに流れる滝

観光スポットというよりトイレ休憩がメインでしたが、ぐねぐね曲がる山道のドライブで、後部座席に座る私と子供は車酔いしかけていたので、リフレッシュできて助かりました。

滝の全景

滝の全景

ツアーのメニューの中に書いていなかったのですが、なんとなくマレーシア滞在中に滝を見られるといいなあと思っていたのでラッキー!綺麗な水とひんやりとした空気が気持ち良い場所です。

珍しい色の苔

珍しい色の苔

ヘリコニアの花

ヘリコニアの花

珍しい色のコケや、熱帯らしい花など、周囲の植物を眺めるのも楽しいです。

滝から見た道路側

滝から見た道路側

周囲にはお土産屋さんもありました。

この後も長時間のドライブで曲がりくねった山道が続いて、車酔いしていたのですが、たまたま一錠だけ持っていた酔い止めを持っていたのでこっそり飲んだのでした。

日本で買った薬で、化粧ポーチに入れっぱなしになっていたのが、まさかここで役に立つとは思いませんでした。1日1錠タイプなので、このあと夜まで車酔いせずに済みました。

だーげーほー

キャメロンハイランドに行く時は酔い止め薬が必要!

Bharat Tea Estate(バーラト茶園)

TS2の入り口

TS2の入り口

イスカンダルの滝から1時間ちょっとで、Bharat Tea Estate(バーラト茶園)のCameron Valley Tea House 2(キャメロンバレーティーハウス2:TS2)に到着しました。

高台から茶園に降りていく通路

高台から茶園に降りていく通路

入場料(ツアー料金に含む)を払って、茶畑の中を見学することができます。

CAMERON VALLEY TEAの茶畑

CAMERON VALLEY TEAの茶畑

見渡す限り一面の茶畑。マレーシアというと、熱帯で暑くて湿度が高いイメージですが、キャメロンバレーは高原なので涼しくて快適な天候です。

お茶の木

お茶の木

お茶の木を間近で見ることができます。これが摘まれて製茶されて、私たちが毎日飲む紅茶のリーフになるんですね。

下から見上げたティーハウス

下から見上げたティーハウス

ティーハウスは茶畑を眺められる高台に建っています。

ティーハウスのミルクティーとスコーン

ティーハウスのミルクティーとスコーン

美しい緑一面の茶畑を眺めながら、ミルクティーとクラシックスコーンをいただきました。いちごジャムももしかしたらキャメロンハイランド産かも。美味しかったです!

Big Red Strawberry Farm(イチゴ農園)

Big Red Strawberry Farmの入り口

Big Red Strawberry Farmの入り口

次に向かったのはいちご農園です。道の途中に何軒かある中の一つ、Big Red Strawberry Farm(ビッグ レッド ストロベリー ファーム)へ。

撮影用のいちごのオブジェ

撮影用のいちごのオブジェ

撮影用のいちごの大きなオブジェが沢山あり、観光農園として楽しめます。

いちごの苗

いちごの苗

いちご狩りのシーズンではなかったため、畑は見学のみ。意外にも、ひとつひとつ植木鉢で育てられているのですね。

緑のサボテン

緑のサボテン

ここではいちご以外の植物も栽培していて、サボテンの鉢植えも売っていました。

赤や黄色のサボテン

赤や黄色のサボテン

色とりどりのかわいいサボテンがたくさん並んでいました。

飼育されているガチョウ

飼育されているガチョウ

小動物の飼育コーナーもあり、ミニ動物園のようになっていました。ガチョウ、あひる、七面鳥、うさぎなどいました。

フクシアの花

フクシアの花

ストレプトカーパスの花

ストレプトカーパスの花

園内は色とりどりの花がいっぱい育てられていました。

売店で売っていたイチゴ

売店で売っていたイチゴ

いちごの直売所があったので、小さなパックを一つ買ってみました。

小サイズのパックいちご

小サイズのパックいちご

ホテルに帰ってから夜食でいただきました。翌日には台湾に帰るので、これくらいのサイズで十分。酸っぱいけれど美味しかったです。

Time Tunnel Museum(タイムトンネルミュージアム)

タイムトンネルの入り口

タイムトンネルの入り口

次に訪れたのは、Time Tunnel(タイムトンネル)というミニ博物館。マレーシアの歴史と生活文化の資料が展示されている施設です。

入場料金の表示

入場料金の表示

チケット代はツアー料金に含まれており、ガイドさんが買ってくれたチケットで入場します。

手作りの生活用品

手作りの生活用品

館内は、キャメロンハイランドの歴史とマレーシアの伝統的な民族文化の解説から始まり、戦時中の資料へと続きます。

第二次世界大戦中に関する展示

第二次世界大戦中に関する展示

第二次世界大戦中の日本進攻に関する展示も多かったです。

台所用品やカップ類

台所用品やカップ類

生活文化に関する展示では、当時の喫茶店や家庭の食卓を再現したものもありました。

キャメロンバレー紅茶のパッケージ

キャメロンバレー紅茶のパッケージ

キャメロンバレーティーのパッケージも展示されていました。

ミロのマグカップコレクション

ミロのマグカップコレクション

マレーシアで大人気のミロ。ミロのマグカップだけでもこんなにバリエーションがあるんですね。

懐かしい感じの貯金箱

懐かしい感じの貯金箱

企業ノベルティらしきキャラクターものの貯金箱が沢山ありました。

古い看板や道具類

古い看板や道具類

マレーシアは多国籍の文化がミックスされており、中国語や中華系のグッズも多いです。

マレーシアで昔から使われている柄の食器

マレーシアで昔から使われている柄の食器

縦に長い建物を、時代を追って進んでいくので”タイムトンネル”なんですね。所要時間は、ゆっくり見て2〜30分くらいです。

野菜の産地直売所

野菜の産地直売所

出口の近くにあるお店では、キャメロンハイランドの特産品の高原野菜を売っていました。

この後、お昼ご飯は当初は付近のレストランに行く予定だったのですが、ダメ元で「BOHのティーハウスに寄ることってできますか?」と聞いたところ、あっさりOKの返事をもらったので、ツアーのコースにないBOHの茶園に行くことになりました。

BOH Sungei Palas Tea Centre(ボー スンガイ パラス茶園)

高台にあるBOHティーハウス

高台にあるBOHティーハウス

マレーシア旅行の目的の30%くらいがBOHの紅茶だった私、突然の予定変更に大興奮。

ツアーというのは行き先が固定されているので、寄り道や予定変更はできないものと思っていたのですが、プライベートツアーだとできるんですね。ああ、最初に相談しておくべきだった!

運転に神経を使う道

運転に神経を使う道

BOH Sungei Palas Tea Centreへは、狭くてぐねぐねとした道が続きます。ドライバーさんは、向こうが見えない急カーブを曲がるたびにクラクションを鳴らして合図していました。なるほど。

BOH Sungei Palas Tea Centreの入り口

BOH Sungei Palas Tea Centreの入り口

念願の、BOHのティーハウスへ着きました。高台にせり出すように設けられたテラスから、茶畑が見渡せるように建てられている素敵な建築です。

降車場所

降車場所

訪問客は下の方にある駐車場に車を停めてから階段を登っていくのですが、ドライバーさんが気を利かせてティーハウスの前で下ろしてくれました。歩かなくて済んだし、館内の見学時間を多めに取れて助かりました。

テラスからの眺望

テラスからの眺望

高台にあるティーハウスからの眺めは最高でした。TS2で見た晴れ渡った青空もよかったけど、低い雨雲と雨でけぶる広大な茶畑の景色、雨で濡れてしっとりとした濃い緑色は忘れられないくらい美しい光景でした。

Soto Mee Hoon

Soto Mee Hoon

Nasi Lemak

Nasi Lemak

ランチメニューの種類は少なめですが、ここでもマレーシア料理を選択。

子供にはマッシュルームスープ

子供にはマッシュルームスープ

ランチの代金はツアー料金に含まれていて、カウンターで選んだ後はドライバーさんが手配してくれました。

ランチメニューについている紅茶

ランチメニューについている紅茶

慣れた手つきで紅茶も入れてくださいました。

レストランから茶畑が見渡せる

レストランから茶畑が見渡せる

産地を眺めながらBOHの紅茶を味わえるとは、なんと贅沢な時間でしょうか。

BOHの紅茶が買えるショップ

BOHの紅茶が買えるショップ

館内には収穫や製茶に使われる道具の展示や、BOHティーのショップがありました。

BOHのインスタントティーとティーバッグ

戦利品たち

珍しい種類の紅茶もありましたが、家で手軽に飲めるティーバッグやインスタントを中心に買ってみました。

マレーシア土産の定番、BOH TEAこだわり買いまくりレポ

BOHのティーハウスは居心地が良過ぎて、結局2時間弱も滞在してしまい、コースに組み込まれていたButterfly & Insect Garden(チョウ園)と、帰りに寄る予定だったCameron Valley Tea House 1は行く時間がなくなってしまいました。 

ドライバーさん、いい人だったのですが、いかんせん時間の読みが甘かったようです。

だーげーほー

でも、念願のBOHのティーハウスに行けたので大満足!
雨の高速道路

雨の高速道路

夕飯のレストランの予約をしてあったのと、帰りは渋滞しそうだという情報で、16時半くらいにキャメロンハイランドを出発しました。

とはいえこの後も延々と山道が続き、その後は雨の中での高速道路の運転。朝早くから一日中案内してくださったドライバーさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ見たいところはありましたが、とりあえず1回行ってなんとなく雰囲気がつかめたので、次はぜひ夫の運転で行ってみたいと思いました。

おまけ:夕飯(客家飯店)

客家飯店の店内

客家飯店の店内

帰りは基本的にはホテルへ送り届けてもらうことになっていますが、予約時間に間に合わないので、レストランの前で下ろしていただきました。プライベートツアーって色々融通が効くのですね。

Stuffed Crab Shell

Stuffed Crab Shell

向かったのは、パビリオンKLの近くにある客家飯店。”客家”の名前がついていますが、台湾でも見かけるいわゆる客家料理とは別物だそうです。

Steamboat

Steamboat

スチームボートという鍋料理が名物。オープンエアで雰囲気が良いです。 天井は電動式で、閉まるところを目撃して驚きました。

フルーツの盛り合わせ

フルーツの盛り合わせ

JCBカードの優待でフルーツを頂きました!

優待はたびらばをチェック

優待はたびらばをチェック

パビリオンKLから見た客家飯店

パビリオンKLから見た客家飯店

お腹いっぱい食べて、パビリオンKLの中を歩いてホテルへ戻りました。長かった4日目はこれで終了です。

今回利用したツアーはこちら

プライベート チャーター : キャメロン ハイランド 12 時間 1 日ツアー (クアラルンプール出発)

翌日は旅行の最終日。ギリギリまでマレーシアを堪能します!

続きはこちら
【KLIA】マレーシア最終日のグルメと買い物、空港内の歩き方

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