私が実際に泊まったホテルの感想と旅行記を書いています。
【2019年12月宿泊・夫婦＋3歳】
子どもが3歳の時に泊まったホテル、台北の「NK ホステル（小公館人文旅舎/NK Hostel）」です。1日目は私1人でドミトリーに、2日目は夫と子供と3人で個室に宿泊しました。
いわゆる雑居ビルのリノベ宿なのですが、おしゃれで窓からの景色も良くて、とても快適に過ごせました。部屋のパターンが多いので、家族旅行やグループ旅行、今回のように途中で人数が変わる場合にもおすすめです。
今回の記事は【台北】NK ホステル（小公館人文旅舎）☆おしゃれなドミトリー編の続きです。
画像：Booking.com
目次
子連れおすすめポイント（ロケーション・設備）
私が「子供と一緒に泊まるホテル」で重視している点を◎◯△で評価しています。
- MRT駅徒歩6分 ◯
- バス停徒歩1分 ◎
- コンビニ徒歩1分以内 ◎
コメント
1日目は「女性用ドミトリールーム」、2日目は「デラックスダブルルーム（30平米）」に宿泊しました。
- 大きめベッド（キングサイズ180㎝×200㎝＋シングルベッド90㎝×200㎝・ベビーガードなし）◎
- ソファあり ◎
- バスタブあり・ベビーバス予約可能 ◎
- 窓あり ◎
- 防音なし ◯
- 電気ケトルあり ◎
コメント
子供は添い寝する場合は無料で宿泊できます。人数、年齢は予約サイトでご確認ください。
ホテルへのアクセス
住所：台北市松山區八德路四段16號
MRT南京三民站が最寄駅です。駅からのルートを簡単に説明します。まず出口4から地上に出ます。
南京三民站の出口表示
そのまま高架道路を右手に見ながら、まっすぐ進むと下の写真の看板が見えます。
NKホステルの看板
この「南京商務大樓」というビルの5階にホテルのフロントがあります。
南京商務大樓ビル
高架道路があるので夜はちょっと暗いですが、特に怖い感じはないです。
ホテルの周辺施設
ネオン看板が特徴的な通り
國家鐵道博物館籌備處や松山文創園區、その中にある誠品生活松菸店には歩いて10数分ほど。饒河街觀光夜市までは徒歩5分ほどです。
饒河街觀光夜市
飲食店が並ぶ夜市
台北101まではタクシーで7〜8分でした。この時行った台北101の記事はこちら。
2度目の台北101展望台はキラキラの夜景！ベビーカーで行く時のポイント
またMRT南京三民站周辺は何度か泊まっていますが、有名なレストランやパイナップルケーキのお店「佳徳鳳梨酥」があり、大きなベビー用品店も近くにあるので子連れでの宿泊にもおすすめです。
佳徳鳳梨酥はどこで買うのがお得？本店・コンビニ・ホテル配送を徹底比較
台湾旅行に必要なベビー用品、現地で買える場所や価格のまとめ
食事
ホテル内
朝食付きプランだったので、朝はホテル内で食べました。ラウンジのテーブルが朝食会場になります。
ラウンジのテーブルと共同キッチン
豆乳、オレンジジュースなどの飲み物
パンのコーナー
お粥コーナー
朝食
2日目の朝は、前日に行ったレストランで食べきれなかった分の持ち帰り（打包）を温めて食べました。
前日の残りを朝食に
この時行ったレストランの記事はこちら。
【台北】C.E.O總裁牛肉麵｜絶品牛スネ肉は太麺がおすすめ
台湾のレストランは食べ残しを包んでくれるので、キッチン付きのホテルは助かります。
台湾旅行中の打包/外帯食品の加熱法＆要冷蔵品の保冷法
ホテル周辺の飲食店
ホテル周辺は脇道に入ると飲食店が沢山あります。お昼を食べにふらっと入った新娘子小吃というお店がなかなかおいしかったです。
新娘子小吃のメニュー
乾麺と冬瓜茶
軽めに食べたかったので、麺（たしか炸醤麺）と冬瓜茶をチョイス。日本語もちょっと通じるようでしたよ。
ホテル内設備（公共エリア）
5階フロント・ラウンジ・共用キッチン
ホテルのフロントとレストラン・フリースペース・ドミトリーは5階で、その他の施設と客室は別の階にあります。
ホテルの入口
私が泊まった時は日本語は通じませんでしたが、日本語での注意事項があるのでわかりやすいです。
宿泊の注意事項
カフェ風の共有ラウンジは席数も多く、居心地が良いです。
ラウンジから見た入口
ホステルらしく、本や旅行の資料なども置いてある、開放的で温かみのある空間です。
カフェ風のラウンジ
フリードリンクや食器の貸し出しがあります。
共用キッチンのドリンクコーナー
共用キッチンには電子レンジ・トースター・冷蔵庫・IHコンロと調理器具があるので、テイクアウトの温め直しや簡単な調理ができます。
共用キッチンの冷蔵庫とシンクとコンロ
ベランダには喫煙スペースもあります。
ラウンジ横のベランダ
外の空気が吸いたいときに
8階ランドリールーム
8階にはバスルームを共用するタイプの客室と、コインランドリーがあります。
コインランドリーの説明書き
無料で使える洗濯機
乾燥機は1回50元
物干しコーナー
洗剤は1箱10元
8階の宿泊客専用の共同バスルームやリビングがあります。
8階のフロア図
14階バルコニー
14階には14階の個室の宿泊客専用の喫煙可能なバルコニーがあります。
14階のバルコニー
台北101がチラッと見えます。
14階バルコニーからの景色
個室の設備（デラックスダブルルーム）
14階のフロア図とルームクリーニングの札（かわいい）
専用バスルーム付きの個室は14階に8つあります。リバービューと台北101ビューがあり、私たちが泊まったのはリバービューの1406号室でした。部屋ごとにインテリアが少しずつ異なるようです。
客室
部屋のドアを開けて、一番最初に見えた光景がこれ。暗い室内と、窓から入る光の対比。この景色が忘れられません。
ドアを開けた時に見えた窓の外の光景
目の前に高い建物がないため、基隆河と内湖方面のライトアップや夜景がきれいに見えます。
リバービューの光景
電気をつけた入口から室内の光景。
入口から室内の光景
室内のインテリアが逐一おしゃれです。
凝ったデザインのウォールミラー
入り口は絨毯じきで、すべりにくい室内用サンダルがあります。
室内用サンダル
入ってすぐに右手にバスルームがあり、洗面所は模様付きのガラスで室内と区切られています。
室内から見た洗面所
入り口と室内には段差があるため、足元用のライトがついています。
足元用のライト
洗面所の横におしゃれなベッドがあります。ソファに置いてあるクッションがかわいい。
ベッドと2人がけソファ
ベッドサイズは200x170cmです。
ベッドヘッドと枕
サイドテーブルと電灯のスイッチ、コンセント
ベッドの高さは一般的な家庭用と同じくらい。床材はフローリングなので、幼児連れでも安心。自宅と同じ感覚で過ごせる人が多いと思います。
横から見たベッドの高さとフローリング床
幼児がいる場合は、床に敷くタイプの布団の貸出もあるそうです。私たちは借りませんでしたが、乳幼児がいるとかなり助かるのではないでしょうか。
写っていないけれど、ソファの前にはローテーブルがあります
普通のホテルは入り口にクローゼットがありますが、この部屋は一番奥の窓際にオープンクローゼットがありました。
室内にはその他に、普通のホテルではあまりみないような設備があります。
大型テレビとケーブルチャンネル
薄型ミニコンポ
室内に写真集が置いてありました。川島小鳥さんの「未来ちゃん」は私も持っています。
写真集や書籍
TV周りと壁掛け時計
ミニキッチンと冷蔵庫
ミニキッチンにはティーバッグとミネラルウォーター、電気ケトルの他にIH調理器もありました。
ティーバッグとミネラルウォーター、電気ケトルとIH調理器
ミニ冷蔵庫の中
戸棚の中には食器とカトラリーと片手鍋が入っていました。共用キッチンまで行かなくても、簡単な温めものや即席麺は部屋で作って食べられそうです。
戸棚の中の食器とカトラリーと片手鍋
エアコンは各室に専用のものがありました。
エアコンの操作パネル
それにしてもこの夜景が気に入りすぎて、電気を消してしばらく眺めていました。
高架道路と基隆河と内湖方面の夜景
日中は陽明山や、台北松山空港から離陸した飛行機もよく見えました。
翌朝の景色
部屋の設備も予想外に良く、家族全員大変気に入りました。本当はもう一泊して一日中部屋にこもっていたかったです。
バスエリア
バスルームもおしゃれ。トイレとはガラス戸で区切られた乾湿分離で、台湾のホテルでは少数派の、洗い場とバスタブが分離したタイプです。日本の一般家庭のお風呂に近いので、使いやすいです。
お風呂とトイレ
洗面台と船室モチーフの鏡
トイレは洗浄機能付きです。
シャワートイレ
シャワーヘッドはレインシャワーつきの高級タイプ。シャワージェル・シャンプー・コンディショナーが備え付けられています。
シャワーとバスアメニティ
バスタブにもシャワーヘッドあり
選んだ理由、泊まった感想
旅程の都合上、1日目は私1人で、2日目は夫と子供と3人で泊まれるホテルを探していたところ、ドミトリーと個室があり評価が高かったので選びました。同じ建物の中なので、別々のホテルに泊まるより部屋の移動が楽でした。
ドミトリールームの記事はこちら
【台北】NK ホステル（ドミトリー編）｜設備充実おしゃれドミ
南京三民站付近の他のおすすめホテル
MRT南京三民站エリアは以前にホテルイースト台北、4月にグリーン ワールド トリプル ベッズにも泊まりました。今回は松山文創園區や台北101近辺に用事が集中していたので、アクセスが良かったのも高得点でした。
室内設備やアメニティが最高に良かったホテルイースト台北も同じ駅にあります。たまたまかもしれませんが、3軒ともとても良いホテルです。
【台北】快適すぎる室内で子連れも安心｜ホテル イースト 台北
【台北】日本語OKの変なホテル｜グリーン ワールド トリプル ベッズ
NKホステルのここがおすすめ
綺麗な夜景
- 室内設備が新しくておしゃれ、衛生的
- 小さな子ども連れでも安心できる室内
- 共用設備が使いやすい
- 個室からの景色が良い
3つ星の割には個室の料金がやや高めですが、室内設備を見ると妥当な料金設定と感じました。ホテルだったら4つ星相当ではないでしょうか。
また特に幼児連れには、裸足で歩き回れるフローリングや、床に敷ける布団はありがたいです。共用キッチンだけでなく、室内にもミニキッチンがあるので、離乳食も作りやすいですね。
別フロアには4人部屋・6人部屋もあり、団体貸切や長期借りもできるそうです。とにかく私は窓からの景色とおしゃれなインテリアが気に入りすぎて、また泊まってみたい宿のひとつです。
画像：Booking.com子供が2〜3歳の頃に泊まったホテルはこちらの記事にまとめてあるので、よろしかったらご覧ください。
厳選の8軒！幼児連れ台湾旅行で泊まったホテルのツイートまとめ【2019】
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