【追記】ビューティー ホテル シュアンメイ ブティックは2020年9月で営業を終了しました。
これから私が実際に泊まったホテルの旅行記を書いていこうと思います。
初めての子連れ旅行は夫の台北出張の同伴で行きました。
【2016年10月宿泊・夫婦+0歳4ヶ月】
台北の「ビューティー ホテル シュアンメイ ブティック(宣美精品飯店/Beauty Hotels – Hsuanmei Boutique)」です。
子連れおすすめポイント
私が「子供と一緒に泊まるホテル」で重視している点を◎◯△で評価しています。
- MRT駅徒歩10分以内 ◯
- バス停徒歩5分以内 ◯
- コンビニ徒歩5分以内 ◎
- スーパーマーケット徒歩5分以内 ◎
「スタンダードルーム(26平米)」に宿泊しました。
- 大きめベッド(クイーンサイズ・ベビーガードなし)・ベビーベッドあり(無料)・絨毯フロア ◯
- ソファあり ◎
- バスタブあり・シャワーブース別・ベビーバスあり(無料) ◎
- 窓あり(要リクエスト) ◎
- 防音 ◎
- 電気ケトルあり ◎
- 洗濯機・乾燥機あり(一台ずつ、各50元) ◯
コメント
アクセス
住所:台北市中山區建國北路一段52號
最寄駅はMRT松江南京站で、徒歩10分くらい。MRT忠孝新生站からだと徒歩15分くらい(子連れ速度)。
スーツケースを持って子供を抱っこ紐で抱えて歩くにはつらい距離なので、台北に到着後タクシーを利用しました。
バス停は徒歩2分くらいのところにある「中山女高」で、202番で市政府方面に行けます。
周辺施設
セブンイレブンが徒歩2分くらい、Wellcome(頂好)スーパーが4分くらいのところにあります。
頂好の近くにある台北犁記というお店はパイナップルケーキで有名です。大好きな「金旺來土鳯梨酥」とナッツのタルトをバラ売りで買って部屋でおやつにしました。
ホテルから高架沿いに北に5分ほど歩くと袖珍博物館というミニチュアの博物館があります。時間があるので行こうと思ったのですが、子供を抱っこしたまま長時間見るのは辛そうなので断念しました。もうちょっと大きくなったら連れて行こうと思います。
食事(ホテル内)
朝食のみ、一階のレストランでビュッフェスタイルです。
台湾では朝食は外で食べる方が好きなのですが、夫は日中は仕事で不在だったため、一人で子供連れだとホテル内またはテイクアウトの方が断然楽ですね。
4ヶ月でまだ腰がすわっていないので、毎日終了ギリギリの時間に行って抱っこ紐に入れたまま、時には立ってあやしながら食べました。平日はあまり人がいなかったので、スタッフのおばさんが子供をかまってくれて助かりました。
食事(ホテル周辺)
ほぼ徒歩移動で、ホテル周辺で食べたものを書きます。
昼食は一人なので主にテイクアウト。四平街にある富覇王豬脚の豚足弁当や、松江南京站近くにある麵包空間手感烘焙というパン屋さんで買ったパンを食べたりしました。
四平街には緑豆蒜啥咪という有名なスイーツ店もあります。ここはイートインしました。
他にはバスに乗って信義エリアまで買い物に行った時に、新光三越A11地下一階のフードコートが思いがけず良かったです。
台湾のフードコートって外れも多いのですが、ここは日系のみならず割とよそで見かけない、見た目にもおいしそうなおしゃれなお店がたくさんありました。
台湾のローカルなお店は14時を過ぎるとお昼休みに入るので、一人でも子連れでも変な時間に行っても昼食難民にならないフードコートはありがたい存在です。今後も活用したいと思います。
夕飯は遼寧夜市へ。徒歩10分くらいです。
羊肉炒飯を食べました。食べ物のお店もドリンクのお店も、庶民的なお店が豊富でよかったです。
近くにある大潤發中崙店という大型スーパーでちょうど切らしていたベビーソープを購入しました。消耗品以外のベビー用品に関しては購買意欲のわくものはなかったです。
台湾旅行に必要なベビー用品、現地で買える場所や価格のまとめ
ホテルのすぐ近くには鼎王麻辣鍋や老四川などの火鍋店があり、どこも美味しそうだったのですが、なんとなく気分じゃなくて、歩き回っているうちに周辺のお店が閉まってしまった日がありました。次に泊まることがあれば予約してから行きます。
あわや夕食難民、というところで怡客咖啡(イカリコーヒー)松一店というチェーン店を見つけてラザニアを食べました。お手頃価格の割になかなか美味しかったです。日本でいうとプロントみたいな感じで、コーヒーと軽食を遅い時間まで提供しています。
他にも友人との会食で徒歩8分くらいのところにある、首都飯店本店二階の豫園中華料理にも行きました。一人頭3000円くらいのコースでしたが、かなり美味しかったです。
ただこちらのホテルは授乳室がなく、トイレで授乳することになったのがちょっと辛かったです。
感想
初めての子連れ出張旅行で4泊したホテルです。4連泊と長めなので、リサーチを重ねて部屋の快適さ優先で選びました。
こじんまりとしたシティ寄りビジネスホテルで、3.5〜4つ星だそうですが、平日はスタンダードルーム(26平米)一泊2000元(約7000円)以下で、電話予約の方がちょっとだけ安かったです。
2000元にこだわる理由を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
台湾で赤ちゃん連れで一泊2000元以下の宿を探す理由
部屋によって設備が異なるらしいので、バスタブ・眺望のある部屋、それと予約の際にベビーバス・ベビーベッドをリクエスト。26平米の割には広く感じました。
低月齢ゆえ想定外に服を汚されたため、三日目は丸一日洗濯と子供の世話でつぶれて外出できませんでしたが、一日中部屋で過ごしても苦にならない広さと快適さでした。
この日は洗濯しても手持ちの服が足りなくなったので、途中で夫にユニクロにベビー服を買いに行ってもらったりしました。台北でもユニクロの店舗は沢山あるので、緊急の時に便利ですよ。
ユニクロの海外版と日本版の違い、台湾での価格とベビー服事情
設備は少々古びてきているものの、内装や家具は適度な大人っぽさと高級感があります。最近できたこの価格帯のホテルだとモダンな感じが多くて、こういう落ち着いたインテリアは少ないと思います。
ベッドやソファーは新しいもののようでした。まだあまり寝返りしないので、日中は基本的にベッドの真ん中に寝かせていました。夜は大人と一緒でないと寝ない子なので、ベビーベッドはベビーサークル代わりに使っていました。
私の泊まった部屋はバスタブ付きでした。清掃も行き届いており、特にバスルームはリニューアルして日が浅いのかこまめに手入れされているのか、カビや排水溝の詰まりなどもなく快適でした。
子連れの時は特にバスルームの清潔感が気になるのでこの点非常に良かったです。
台北市内の真ん中に立地しているので便利といえば便利ですが、設備面の充実度の割に、MRT駅からやや離れているのと、窓のすぐ外が高架道路であまり景色がよくないなどの理由で価格が控えめになっているのかなと思いました。
とは言っても台北では「窓を開けたらすぐ隣のビルの壁」なんてホテルも多いので、これは全然いい方でしょう。
台北のホテルもどんどん値上がりしている中、このランクのホテルに日本円7,000円以下で家族3人で宿泊できると思うとかなり安いですよね。もう一回り広い39平米の部屋でも8,000円ちょっと、4人部屋や一番広いプレジデンシャルスイートでも12,000円程度で泊まれます。
この後台北のたくさんのホテルに泊まりましたが、乳幼児連れで連泊するなら相当お値打ちなホテルだと感じました。
日本人向けの小冊子なども置いてあり、気配りされている感が設備にプラスされることで更にコスパの良さを感じさせてくれるホテルでした。