【7-11】台湾のコンビニで超売れている紙パック茶「純喫茶」

だーげーほーです。

台湾に住んでいて幸せに感じることの一つに、毎日様々な種類の台湾茶を飲めるということがあります。台湾茶というと作法に則って茶器でいれたお茶を想像する人も多いと思いますが、実際は特に若い世代はかなりカジュアルに台湾茶を楽しんでいます。

ローカル台湾人の夏のお茶事情

我が家では毎日お茶を飲みます。

私は日本にいた頃から毎日あらゆる種類のお茶を飲んでいて、特にミルクティーはイギリス人並みにガブガブ飲んでいたのですが、台湾に引っ越してきてからは牛乳の価格が高いのであまり飲まなくなりました。

夫は元々毎日2リットルほどの水分をとる人なのですが、夏場は毎日ドリンクスタンドで1〜2杯のお茶を買います。それ以外に家の冷蔵庫でもお茶を作るのですが、それでも足りないことが多いので、コンビニやスーパーでもお茶を買います(それ以外に水も飲みます)。

ドリンクスタンドのお茶はお店によりますが、大杯(Lサイズ)で550〜650ccくらいです。日本で買うよりは量多くて安いものの、毎日となると不経済なのでなるべく家で作りたいし、砂糖の摂りすぎが気になるのでなるべく無糖茶を飲みたいと思っているのですが、気づくと私もすっかり彼と同じスタイルに。

住んでいる地域や年齢でライフスタイルは違いますが、私の周りではこのような形で台湾茶を飲む人がとても多いです。

セブンイレブンに必ず置いてある「純喫茶」 

夫が毎日のように買っているのは、セブンイレブンやスーパーで売っている「純喫茶」という名前の紙パック茶です。製造元が台湾のセブンイレブンと同じ統一グループということもあり、セブンのチルドコーナーには大量に置いてあります。

こんなにたくさん置いてあるということは、それだけ売れているということ。

 

セブンイレブンでは大抵「第2件6折」=「2個買うと2個目が40%オフ(=2個買うと20%オフ)」で買えるのでついつい2個買ってしまいます。1個だと定価ですが、割引だとスーパーより安いことも多いです。

純喫茶の商品ラインナップ

ちょっと前まで緑茶と紅茶くらいしかラインナップがなかったと記憶していますが、現在は

  • 紅茶
  • 綠茶
  • 檸檬紅茶
  • 檸檬綠茶
  • 烏龍青茶
  • 鮮柚綠茶
  • 無糖綠茶

の7種類があります。

サイズは味によって異なりますが、基本的に

  • 481ml 20元
  • 650ml 25元
  • 960ml 35元

の3種類です。

定価だとドリンクスタンドやペットボトルと大差ないですが、割引価格だとだいぶ安くなります。お手頃な価格が紙パック茶のよさですよね。

「純喫茶」でおすすめの味

一番よく買っているのは緑茶。緑茶といっても日本のものとは違い、微糖のジャスミン緑茶です。台湾では緑茶というと大抵は茉莉綠茶(ジャスミンティー)になります。中国の緑茶とも日本の緑茶とも違います。

日本でいう緑茶は日式緑茶と呼ばれ区別されています。

 

その次に最近よく買うのは鮮柚緑茶。鮮柚=新鮮な葡萄柚(グレープフルーツ)入りの緑茶です。ジュース感強めで、最初飲んだ時は変な味と思ったけど、慣れてくるとくせになります。

 

あとよく買うのは烏龍青茶。これも微糖。私の好みはこの3つです。

夫は紅茶も買いますが、いわゆる伝統台湾紅茶(麦茶ブレンド)で、私はあまり好きではないです。他の種類より甘みが強い気がします。

一時期無糖緑茶も買っていたのですが、甘いのに慣れてしまったのと、ここの無糖緑茶はさほどおいしくない気がします。無糖茶は自分で作れるし、と思って他のものを選んでしまうのも一因です。

「純喫茶」のパッケージを読んでみた

統一グループは50周年を迎えたそうです。公式サイトを見ると純喫茶は1993年発売だそうなので、24年のベストセラーですね。

 

賞味期限は15日間で、チルド商品なので要冷蔵です。

台湾の紙パック飲料についているアレ

台湾の紙パック飲料には大抵ついているこの丸い穴。指でプスっと押すだけで穴が開きます。

 

ストローを刺して飲むことができるので便利ですね。パックを開いて飲むよりこぼす率が低いし、プラスチックやアルミキャップなど別の部品をつけるよりごみ分別も楽なのに、日本の紙パック飲料で見かけないのはなぜでしょうか?

台湾人と日本人のコンビニ茶の好みの違いを考えてみた

この「純喫茶」、台湾では非常にメジャーなのですが、日本の台湾フリークの間ではあまり知られていない気がします。恐らく、紙パックなので旅行者には持ち運びが大変と思われて選ばれない、加糖なので日本人に好まれないのが理由だろうなと思いました。

日本人旅行者に有名なのは赤いボトルの無糖阿里山烏龍茶ですが、ちょっと高めなこともあり、私の周りでは台湾人が買っているところはあまり見かけません。

 

それに対し、純喫茶は職場や学校、セブンイレブンのイートインで飲んでいる人をよく見かけます。台湾人は日本人より量の多い飲み物を好み、その場で飲みきってしまうことも多く、移動のことはあまり考えないで買えるのだと思います。

 

先日台湾に遊びに来た友達に純喫茶を勧めてみたところ無糖緑茶を選んでいたので、「普通の緑茶の方がおいしいよ〜」と言ったのですが「甘いお茶なんて絶対いやだ!」と言われてしまいました。
そういえば普通の日本人の感覚では甘い緑茶なんてありえない、だったなと思い出しました。私の味覚もだいぶ現地化が進んでいたようです。

とはいえこの純喫茶は他の加糖緑茶に比べればマイルドな方の甘さです。

台湾人の飲んでいる甘いお茶ってどんな感じだろう?と興味のある方、冒険してみたい方にはまずは一番小さいサイズをおすすめします。意外とおいしいかもしれませんよ?

 

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