【台北】一等地に暮らすように泊まる☆レオフー レジデンス(六福居)

私が実際に泊まったホテルについての感想と旅行記を書いています。

【2018年4月宿泊・夫婦+1歳10ヶ月】

台北の「レオフー レジデンス(六福居)です。

台北で最も栄えている場所の一つ、MRT中山駅から徒歩圏内の上、ミニキッチンなどの設備が充実した全室スイートルームのサービスアパートメントです。コスパが良く、幼児連れや旅慣れた日本人客が多いのも納得のホテルでした。

子連れおすすめポイント

私が「子供と一緒に泊まるホテル」で重視している点を◎◯△で評価しています。

ロケーション
  • MRT駅徒歩10分以内 ◯
  • バス停徒歩5分以内 ◎
  • コンビニ徒歩5分以内 ◎
  • スーパーマーケット徒歩5分以内 ◯

コメント

コンビニは徒歩1分くらいの場所にファミリーマートが、スーパーは徒歩5分の欣欣百貨地下にJASONS超市台北林森店があります。日本のベビーフードやおむつも置いてあり、お土産も充実していて日本語の通じる販売員さんが色々試食させてくれます。駅前の新光三越地下にもスーパーが入っています。

今回は利用していませんが周辺に子供が遊べるような施設も多く、また欣欣百貨の隣のビルには台湾トイザらス(玩具反斗城)もあります。

参照:台湾子連れホテルの探し方 1(場所選び編)

設備

「スイート キングベッド 1 台 シティビュー(60平米)」に宿泊しました。

  • 大きめベッド(キングサイズ・ベビーガードなし)・ベビーベッドあり(無料) ◎
  • ソファあり ◎
  • バスタブあり・シャワーブース別・ベビーバス不明 ◎
  • 窓あり(広めのバルコニー付き) ◎
  • 防音なし ◯
  • 電気ケトルあり ◎
  • 洗濯機あり(浴室内乾燥機能あり、洗濯機はパークビュールームのみ。) ◯

コメント

防音設備の記載はありませんが、室内はかなり静かで他の客室の音は聞こえず、シティービューは大通りに面していないせいか外の物音も全くと言っていいほど聞こえませんでした。共同廊下の物音は割と聞こえますが、部屋数が少ないので他の宿泊客の気配を感じることもほとんどありませんでした。

参照:台湾子連れホテルの探し方 3(室内設備編)

アクセス

住所:台北市南京東路一段38號

最寄駅はMRT松山新店線・淡水信義線の中山站で、徒歩6分ほどです。

バス停の最寄りは南京林森路口で、多くの路線が乗り入れています。

台北松山空港からならタクシーで10分程度の距離。MRTだと文湖線の南京復興站で松山新店線に乗り換えます。 地上線から地下への乗り換えで結構歩くことになるので、荷物が多い時はタクシー利用が楽です。

周辺施設

中山站は台北車站の隣駅で、東京に例えたら台北車站は東京駅で、中山站は銀座のようなイメージ。古くから栄えていて日本語が通じるお店が多く、日本人旅行者に人気のあるエリアです。

デパート・飲食店・大型ホテル・小売店・公園が集中しており、台北旅行中に多くの人が一度は訪れる場所の一つです。

設備

公共エリア

南京東路に面した入り口を入ってすぐに受付のフロントデスクがあります。ロビーはこじんまりした感じです。エントランス脇に駐車場入り口があり、宿泊客は無料で駐められます。

ロビーを抜けるとエレベーターが2台、その先にラウンジがあり、軽食や新聞、共用のPCが利用できます。

 

エレベーターで居室のあるフロアへ。ワンフロア4部屋構成、全部で50室あるそうです。レジデンスなので長期貸出もあり、見た目は普通のマンションのようです。

客室(エントランス&キッチン)

南京東路に面した2部屋はパークビューで83平米あり、バスルームが広めで洗面台が2つ、入り口近くのクローゼットが多く洗濯機付きです。私たちが泊まったのは裏通りに面したシティービュールームです。

低層階だと通りの音がうるさいかもしれないので高層階をリクエストしたところ、当日空いていればと言われ、運良く11階の1105にしていただけました。

 

ドアを開けるとクローゼットの正面にミニキッチンがあり、単身者向けマンションのような作りです。

 

クローゼットの中にはアイロンまでありました。

 

アイロン台もあります。

 

ミニキッチンとは言っても冷蔵庫は大きめ2ドア。アイスも保存できます。

 

冷蔵庫の中には無料のミネラルウォーター、ジュース、オレオが入っていました。

 

冷蔵庫の上には電気ケトルとお茶のパック。レオフーオリジナルの台湾紅茶と仙草茶というレアな組み合わせです。

 

反対側のキッチンにはNESCAFEのコーヒーマシーンDolce Gustoが置いてあります。前回別のホテルで飲んだNespressoはイマイチでしたが、こちらは美味しかったです。

 

隣には電子レンジが置いてあります。冷蔵庫と電子レンジがあれば外帶や打包した時に便利ですね。

台湾旅行中の打包/外帯食品の加熱法&要冷蔵品の保冷法

 

IHヒーターに鍋・フライパン・食器セットにカトラリー・ワインオープナーまであります。食器用洗剤とスポンジはありませんがフロントに言えば借りられるようです。

 

キッチンの明かりをつける場所がわかりづらくてしばらく暗いまま使っていました。シンクの上の隅っこにスイッチがあります。これから泊まる方へご参考までに。

客室(リビング)

レオフー レジデンスは全室スイートなのでリビングと寝室が分かれた造りになっています。 インテリアの色味は抑えめで、大人っぽくすっきりとまとまっています。

隣の寝室とはガラスの引き戸で仕切ることができます。寝ている人を物音で起こしたくないときに便利。

 

大きめソファは大人が横になれるサイズ。夫はここで爆睡していました。 

 

正面には42インチのTV。ちょっと古い型のようで、起動まで時間がかかったりチャンネルの選択肢が少なかったりしましたが、日本語のチャンネルもありました。メインのテーブル以外に小さいテーブルもあって何かと便利。

 

カーテンで隠れる棚の中にファックスが入っていました。台湾もまだFAXを使うことがあるのでビジネスで泊まる人には便利かも。

 

リビングの小さめの窓からの景色。

 

もう一つのミニテーブルの上にスマホが置いてありました。

 

台湾のちょっといいホテルには無料のスマホ(handy)が置いてあることがあると聞いたことがありましたが、実物は初めて見ました。

 

無制限の市内・国際通話・無料インターネットアクセスが使えるそうです。空港からホテルに直行すれば、人によってはWiFiレンタルいらないかも。テザリングができるかどうかは未確認。最初の設定で滞在期間を入力する箇所があり、返還後は中の個人情報も全て消去されるそうです。日本語対応。

客室(寝室)

子供を真ん中に挟んで寝るのでキングサイズベッドの部屋を選びました。写真で見るとあまり大きく見えませんが、幅180cmくらいありそうでした。清潔な寝具で寝心地がとても良かったです。

 

ベッドはやや高さがあり、うちの子供は家のベッドだと自分で登れますが、こちらのベッドは椅子を踏み台にして登っていました。床がタイルなので、自分で動き回れるけれどベッドの乗り降りはできない時期だとちょっと怖いかも。

 

ベッドの向かいには作業ができるようなデスクがあり、こちらにもTVが設置されていました。大型TVが二つもあるホテルも初めて見たような。

 

最近のホテルはダイキンのエアコンが多いですね。我が家も子供が生まれる前に購入しましたが、台湾製のエアコンと比べて断然静かで節電できて性能がいいです。

 

レオフー レジデンスはウェスティン台北のジムが利用できるそうですが、2km近く離れているので一泊旅行では使う時間はなさそう。

 

バスアメニティーは以前はホテル イースト 台北と同じく台湾オーガニックブランドの茶籽堂のものだったようですが、今はO’right 歐萊德に変わっていました。こちらも台湾発のエコブランドで、おしゃれなホテルでよく扱っている製品です。

 

撮影したのは昼の12時台ですが、柔らかい光が差し込んで静かで大変気持ちの良い空間でした。

 

ベッドの横にもクローゼットがあります。冬場は上着は玄関脇、その他はこちらのクローゼットと使い分けができそう。

 

寝室からバルコニーに出ることができます。

 

椅子とテーブルを置いて朝食を食べたら気持ち良さそうな、都心のホテルにしては広めのバルコニーです。

 

遠くに台北101ビルが見えるのが嬉しい。方向的にパークビューの部屋からだと見えないかも。

バスエリア

寝室の横にバスルームへの扉があります。

 

入ってすぐの壁に浴室暖房や換気・乾燥機能のパネルがありました。日本の家ではよく見かけますが、台湾のホテルでは珍しいと思います。ホテルというより高級マンションの設備ですね。

 

バスローブがあったのに着るのを忘れました。

 

洗面台脇の棚は十分なスペースがあり、化粧ポーチなどを濡らさなくて済むのは嬉しいです。

 

アメニティーは一般的な感じ。TVニュースで見ましたが、レオフーグループは2018年6月1日から使い捨てのアメニティーは環境保護のために提供しなくなるそうです。使い捨てのプラスチック製品の規制が始まったこともあり、台湾のホテルでは最近多いです。

 

ボディーローションだけ茶籽堂が置いてありました。

 

その他のボディーウォッシュ・シャンプー・コンディショナーはO’right 歐萊德。

ミントが入っているのかスースーして、洗い心地はさっぱり、洗った後はしっとりでいい感じ。

 

ハンドソープもO’right でしたが、これだけパーマ液みたいな強烈な匂いで最後まで好きになれませんでした。何か間違えたんじゃないかっていうくらいすごい匂い。

 

バスタブとシャワーブースは分かれています。大きなバスタブでしたが、夜の入浴時に熱水があまり出ず、温度が低すぎてぬるま湯の水風呂のようでした。電気ケトルでお湯を沸かして継ぎ足しましたが全然足りず、子供の沐浴でしか使えず残念。

 

シャワーの方は温度も水圧もバッチリで快適だったんですけどね。

 

トイレはウォシュレットのネオレスト。蓋が自動で開くので子供がびっくりしていたと夫が笑っていました。

 

最近は台湾のホテルでもシャワートイレが普及しているみたいですね。

食事

館内にレストランはありませんが、宿泊者向けの無料軽食が用意されています。

ホテル内

ホテルの1階奥のラウンジでアフタヌーンティーやハッピーアワーの時間帯にパン・フルーツ・ドリンクが提供されています。ハッピーアワーの時間は缶ビールも置いてありました。

 

私たちは利用しませんでしたが、朝は朝食会場になるようです。時間帯によって置いてあるものが少し違っていました。サンドイッチ系もあります。

 

マフィンやデニッシュといったお菓子系も。ウェスティンホテル系列だからか、味のレベルが高かったです。無料でこのクオリティはなかなかないです。

 

コーヒーマシーンやお茶は終日利用できます。

ホテル周辺

このエリアに泊まるなら有名レストランを予約するのもおすすめ。今回私たちが訪れたレストランはこちら。いずれも徒歩数分の距離にあります。

【台北】金品茶語★極上タピオカミルクティーと台湾名物食べ比べ 【台北】王品 中山北店★台湾の超有名ステーキレストランで誕生日を祝う

徒歩1分圏内におしゃれな台湾茶ティールームのsmith&hsu南京東路店、日本にも支店のある人気の薬膳火鍋、天香回味養生鍋総店がありました。

駅と反対側に1〜2分歩くと日本人駐在員御用達の林森北路があります。

感想

今回の宿泊は、とにかく予約したお店までできるだけ歩かないで済む立地を一番に検討しました。中山駅から徒歩圏で子連れで泊まりやすそうなホテルの中で、予約したレストランとスパが最も近く、部屋で休む時間が多かったので快適性を求めた結果の60平米という広さが決め手になりました。

このエリアはオークラ プレステージ 台北やリージェント台北などの5つ星ホテルもありますが、安い部屋でも6〜7000元台なので、同じレベルの部屋設備でホテル的サービスがない分リーズナブルに泊まれるレジデンスはお値打ちに感じます。

私が泊まった日はHotels.comの会員価格で直前予約、かつ10%オフクーポンを使ってサービス料と税金込みで4080元でした。

中山エリアの子連れ向きホテル

毎回イチから選びなおすのも大変なので、今回のホテル選び中に比較検討した中山エリアの2000〜3000元前後で乳幼児連れに良さそうなホテルをメモとして残しておきます。

台北 モーニング ホテル

1年以上前に泊まったホテルです。コンパクトな部屋ですが、当時は子供がまだ歩かなかったので問題なく泊まれました。バスルームに洗い場があり、無料の洗濯機もあるのにかなりリーズナブル。価格だけで言うと半額以下で魅力的だったのですが、子供が活発に歩き回るようになったので候補から外しました。

【台北】直前予約がお得☆台北 モーニング ホテル (台北早晨民宿)

チル ルーフ ホテル

上記の台北 モーニング ホテルと同じビルにあり、人気があるのか残り一室でした。駅からの距離がややあるので諦めましたが、日式の部屋があり靴を脱いで上がるので次回以降の有力候補です。アメニティーはレオフー レジデンスと同じO’right。

10ある部屋それぞれインテリアが違っていて、中国語サイトで部屋の詳細が見られるので、コメント欄に希望のルーム名を書いて予約しようと思っています。

好得文旅.城市美學日日好得.台北市區旅宿|Dear b&b 帶妳住進台灣之美

フレンズ ヨーヨー ホテル

距離的な問題で最終的に候補から外れましたが、トリプルルームが中山地区であまり見ない和室タイプでした。予約サイトによっては設定していないのか、トリプルルームが出てこないことがあるようです。

ダンディ ホテル – ティエンジン ブランチ

人気のホテルで、位置的にはレオフー レジデンスとほぼ同じ。残っていた部屋が小さめで、迷っていたところ売り切れてしまいました。こちらの子連れ向けポイントはベビーカーの貸し出しがあることです。

ローズブティックホテル リンセン

位置的にはほぼ同じで、4人部屋がレオフー レジデンスと同じ60平米で3000元ちょっとだったので最後の最後まで迷いました。

室内設備は似たような構成ですが、こちらはワンルームで仕切りがありません。キッチンかどうかはわかりませんが、室内にバーカウンターのようなものがあります。2人用の部屋だと大きいほうでも23平米ですが、1000元プラスで60平米に泊まれるなら4人部屋の選択もありだなと思いました。

フロントの対応・客層

サービスアパートメントなのでホテルのようなレストランやサービスはありませんが、フロントは24時間対応なので室内備品の補充や問い合わせ、チェックイン後の荷物預かりなどはホテルと同様にできます。

チェックイン時刻(15:00)より3時間ほど早く着いてしまいましたが、受付後そのまま部屋に入らせてくれたのも好印象。

フロントのスタッフは日本語は話せず英語のみでしたが、日本人の熟年層夫婦の宿泊客が多く、旅慣れた人が泊まるような印象を受けました。

幼児連れの宿泊客も数組見かけました。ベビーベッドまたはキングサイズベッドで一緒に眠れる子供一人までであれば、かなりおすすめのホテルです。

 

今回の旅行記ではレストラン記事3つ、エステの記事を1つ書いています。よかったらご覧ください!

旅のスケジュールはこちら
台北一泊、子連れで中山エリア美食と休息の旅

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