だーげーほーです。
最近台湾のスーパーでもコンビニでも量販店でもやたら目にする謎のスナック菓子があります。
箱入りで、写真を見る限りベビースターラーメンみたいな感じですが、かわいいキャラクターが描かれたパッケージが謎。「クリスッピー」「もっとおいしい」という怪しい日本語つき。
謎の多国籍菓子Enaak
こういう謎日本語パッケージのお菓子は台湾ではよく見かけるので、どこの国のかな?とパッケージを見るとどうやらインドネシア産。だけどPOPには韓国小雞點心麵(韓国チキンスナック麺)と書いてある。
だーげーほー
あまりにもどこの店でも見かけるのでひとつ買ってみたかったのですが、一箱30個入りだったので、こんなに沢山いらないしどうしようかな〜と思っていたところ、全聯福利中心で系列の商品がバラ売りされていたので試しに買ってみることにしました。
Enaakの味の種類
Enaakの正体を調べたところ、インドネシアのSIANTAR TOPという会社のGEMEZ Enaak Extraというのが正式名称のようです。
Enakはインドネシア語で「おいしい」の意味だそう。
箱入りのほうがGEMEZ Enaak という基本のチキンBBQ味で、他の味がExtraということなんでしょうか。
黄色パッケージの「炸雞(フライドチキン)」味は売り切れていたので、私が買ったのはこちらの「酸奶地瓜(サワークリームスイートポテト)」味です。これが外袋で、この中にさらに3袋入っています。
緑色の部分にSOUR CREAMと書いてあります。
昔プリングルスのサワークリームオニオン(今は味変わっちゃいましたね)が大好きだったので、これもサワークリーム味なら好みに近いかなと思いまして。
あ、でもポップに地瓜(さつまいも)と買いてあったような、と思い出しパッケージをよくよく見てみると
SWEET POTATOって書いてありますね。ポテトチップスならじゃがいもベースだけど、サツマイモベースってどんな味?
インドネシア出身、アジアを股にかけるEnaak
どこの国のお菓子かという話ですが、パッケージの裏を確認すると、確かに韓式(韓国)と書いてあります。そして原産地は印尼(インドネシア)とも。そして輸入業者は桃園市の会社。
よく見ると確かにハングルが書いてありました。
どうやらインドネシアで作って韓国で売っているスナック麺を台湾の業者が輸入しているようです(そして日本人の私が食べる)。インドネシアから直輸入したほうが早そうだけど、そういうわけにはいかないのでしょうか。
もしかしたら韓国輸出向けパッケージで直接インドネシアから届いている可能性もありますが。
Enaakサワークリームスイートポテト味、実食
袋を開けてみると、フライ麺が入っていました。大きく一枚になっているので袋の上から割って食べるといいみたいです。そして確かにベースがサツマイモでした。ジャガイモだったらポテトチップスの味に近くなると思いますが、サツマイモは珍しいですね。
甘いサツマイモベースに塩気のある味付けパウダーの組み合わせが面白いです。
サワークリームポテトチップス好き、サツマイモも好き、なのですが、いかんせん揚げてあるので油でちょっと胸焼けする感じがありました。私には一日一個が限度という感じです。
【追記】フライドチキン味も食べてみた
このあと黄色パッケージの「炸雞(フライドチキン)」味も買ってみました。
東南アジア製品の輸入ショップで買ったんだけど、これも韓国パッケージでした。もしかして韓国向けパッケージを直接インドネシアから輸入してる可能性もあるのかな。
袋の上からバリバリ割って食べてみました。
こっちはベビースターラーメンが細くなっただけどいう感じの味で目新しさはなかったです。台湾でもベビースターは売っているので、だったらベビースターの方がいいかな。これって人気あるんですかね?
台湾のお菓子に関する記事、続々追加しています。