私が実際に泊まったホテルの感想と旅行記を書いています。
【2021年12月宿泊・一人で】
日本への一時帰国後、防疫ホテルとして16日間宿泊しました。台北のお隣、新北市新莊區にある「駅徳世紀ホテル(驛德世紀酒店/YIDEAR HOTEL)」です。
2021-2022年・コロナ禍での一時帰国4(防疫旅館編)2週間超の隔離生活を送るにあたり、室内環境のよさと料理のクチコミの良さで選んだホテルですが、結果、カンヅメ生活にも関わらずかなり快適に過ごせてしまった良いお宿でした。
ホテルへのアクセス
住所:新北市新莊區後港一路169號
台北MRT中和新蘆線(新莊線)の輔大捷運站が最寄駅です。駅からは徒歩8分ほどとのことですが、私は隔離タクシーでの移動だったため実際には歩いていません。ホテルから駅の間は飲食店がたくさんありました。
ホテル内の設備
現在は普通のホテル営業になっているため、室内用品やアメニティーなどは違いますが、とても居心地がよくスタッフの方も感じが良かったです。
ちなみにこの時期の隔離ホテルというのは、自分の部屋の前にゴミを出したり非対面で食事を受け取る以外は部屋から出ることを全く許されず、他の人も入ることはできず、期間内は廊下を歩いただけでも高額な罰金が課されるという大変厳重な体制で運営されていました。
この頃は隔離ホテルは基本的に一人一部屋入居で、部屋の種類は選べませんでした。私の部屋は23 m²のツイン一人利用で、片側だけベッドメイキングされている状態でした。
まだ新しいホテルで、木を基調にしたシンプルで色数を抑えた内装が素敵でした。
デスク部分が大きいため、左側にパソコンを広げて作業してそのまま右側で食事をしても一人なら十分に余裕があります。
左のベッドの横にシャワーブースがあり、壁が曇りガラスになっていて、透けないけれど圧迫感がありません。バスルームの入り口は天井まである大きな木の引き戸で、高級感がありました。
トイレとシャワーブースはガラスで区切られた乾湿分離タイプ。シャワーのみでしたが、2週間部屋の清掃がない=毎日お風呂掃除するのは大変そうだったので、私はバスタブなしでちょうど良かったです。
この洗面台で毎日食器を洗って、手洗いで洗濯をしました。洗面台の周囲も広くて下にオープンな収納があったので、物が散乱しなくて助かりました。
白とシルバーでカラーコーディネイトされていたトイレ周り。台湾メーカーのシャワートイレで、使いやすかったです。
アメニティも2週間分。バスルーム全体が何気ないけれど使いやすい床材だったり設備だったりと質の高さがうかがえました。
私の泊まった部屋はすぐ隣のマンションに接していたため、外の風景がほとんど見えなかったのが残念。
なので大きなTVにYouTubeで日本の景色のライブ映像を流して、窓がわりにして少しでも閉塞感をなくしてみました。
2週間の隔離生活に必要な洗濯用品や衛生用品、カトラリーセット、コーヒー・台湾茶にカップ麺なども揃っていました。
冷蔵庫には冷たい飲み物も。
朝食用の飲み物のほか、紅茶はトワイニングのティーパックが用意されていました。
ホテル内の食事
食事は2週間毎食ほとんど違う内容でした。朝食を除いて庶民的な台湾弁当風のメニューがほとんどでしたが、ホテルのシェフが作るだけあって、街のお弁当屋さんより野菜も多めでクオリティーが高かったです。
白飯を玄米に変えてもらうこともでき、ベジタリアンメニューなど臨機応変な対応をしてくれるなど、食事の満足度はかなり高かったです。
肉圓など、通常はホテルではあまり見かけない小吃もあって変化に富んでいました。
牛肉麺が出た日もありました。野菜多めです。
現在は通常営業なのでお弁当はないと思いますが、もし泊まることがあればホテル内での食事は味が期待できそうです。
駅徳世紀ホテルのここがおすすめ
台北市内からは少し離れているため、立地的にあまり観光向けではないかもしれませんが、とにかく室内設備がよく、とても快適に過ごせました。
内装も華美ではないですが、シンプルでさりげなくおしゃれで、材質を見てもいいものを使っているのがよくわかるのが魅力的でした。
ビジネス目的だったらデスクが広くてパソコンも使いやすく、かなりおすすめです。収納もたっぷりあるので連泊にも向いています。
2021年に泊まったホテルはこちらの記事にまとめたので、よろしかったらご覧ください。
一人でも家族でも。台北と高雄で泊まった5軒のホテルまとめ【2021】