だーげーほーです。
2023年4月のマレーシア子連れ旅行記の続きです。
高雄国際空港から乗ったエアアジア機が、クアラルンプール国際空港のLCC専用ターミナルのKLIA2(Terminal 2)に到着しました。ここでは空港でのSIMカード購入と両替についてと、送迎タクシーに乗ってホテルに着くまでの道中を書きます。
KLIA2到着から入国までの流れ
機内で私たちが座った席は後ろの方なので、ドアが開いてから機外へ出るまで少し時間がかかりました。
飛行機を降りて通路をてくてく歩きます。上の写真を撮った直後に、空が暗くなってきました。
そのまま様子を見ていると、どうやら雨が降ってきたようです。
そしてあっという間に、滝のような豪雨になりました。東南アジア特有のスコールのようです。
その後も通路をひたすら歩きづけて、途中で登って降りて、動く歩道も使って10分くらい。結構歩かされます。コンパクトな高雄国際空港とは大違いです。
ようやくイミグレーションの前にたどり着いたので、混み具合を見てみると、全くと言っていないほど並んでいなかったので、先にトイレに行きました。
ところが5分後に戻ってみると、すでに行列ができていました。
ここから入国審査終了まで10分ほどかかりました。ひどい時は1時間ほど並ぶこともあるそうなので、まだマシな方かもしれません。
定時到着から飛行機を出て、入国審査を終えて、税関を通りすぎるまで45分。預け手荷物があれば、もう少しかかったかもしれません。
入国のルートは、クアラルンプール国際空港の公式サイトに写真で掲載されています。
途中に、到着時に購入できる免税店もありましたが、送迎のタクシーが待っているので、横目で見て素通りします。
そしてそのままタクシー乗り場まで行こうとしたら、到着ホールの前の出迎えの人たちの中に、私の名前が入ったボードを発見しました。
Booking.comの説明では直接Door 2まで行くようなことを書いていたので、まさかここで落ち合うとは思わず、うっかり見逃すところでした。
空港内でマレーシアのSIMカードを購入
インド系らしき出迎えの方に、先にSIMカードを予約しているので受け取りに行きたいと言ったら、お店までの道順を教えてくれました。SIMカードが買えるお店は、到着ホールのある2階にあります。
KLIA2には、到着口を出た後にショッピングモールエリアがあるのですが、なぜか空港の公式サイトでも公式アプリでも情報が見つけられませんでした。上記の図は、KKdayのSIMカード購入ページよりお借りしました。
この図を頼りに、右下の方(L2-140)にある「DIGI STORE」を目指します。
飲食店が中心の通路を通り抜けると、Jaya GROCERというスーパーマーケットがあります。
その隣にある、黄色い看板のお店がDIGI STOREです。
以前マレーシアに行った友達から、無料Wi-Fiはつながりにくいと聞いていたので、出発前からKKdayで予約しておきました(今回はモニター利用です)。DIGIはマレーシアで一番大きな通信会社だそうです。
だーげーほー
KKdayのアプリを開いて、予約画面のQRコードを読み込んでもらった後に、スマホを預けます。
スマホカバーが外しにくくて四苦八苦していたら、外すのを手伝ってくれて、そのままSIMカードの入れ替え作業から設定まで、慣れた手つきでやって下さいました。
元から入っていたSIMカード(台湾で使っているもの)は、無くさないように台紙にテープで貼ってもらえます。
夫のスマホも同様に、サクッと入れ替え終了。店頭に着いてから10分くらいで、マレーシアのネットワークが使えるようになりました。
今回購入したDIGIのプリペイドSIMカードは、以下のような機能があります。
- 通信速度:4G
- データ制限:合計30GB
- 通話機能:マレーシア国内無制限通話
- SMS受信と通話が可能
- インターネット共有(テザリング):3GB
- IG、FB、Twitter、TikTokのデータが無制限で利用可能
- クアラルンプール空港受取(KLIA/KLIA2)、キャンセル無料
- 利用日数は開通から30日間有効
これで35RM(日本円で1000円ちょっと)なので、台湾と比べてもかなり安いです。
SMS受信が使えるので、Grabなどのアプリ認証もできるし、無料通話がついているのでレストランの予約に使ったり、送迎の人との連絡に使ったり、なにかと便利でした。
テザリングも可能なので、1人分だけでもよいのですが、夫と私のどちらかが子供をみている間に別行動ができるので、2人分用意しておいて正解でした。
つながりやすさについては、ほとんどの場所で問題なかったです。キャメロンハイランドに行く途中の山道ではつながらない時もありましたが、許容範囲です。
ホテルの部屋のWi-Fiの調子が悪かったので、写真をAmazonフォトにアップロードするのも全て4Gで行いましたが、5日間で10GBも使わなかったのでデータが余りました。30GBあれば、移動時間に動画をみるのも余裕です。
DIGI プリペイドSIMカード 30GB高速通信データ+データ無制限 ・通話可能・空港受取
だーげーほー
マレーシア旅行に必要な現金
マレーシアの通貨(マレーシアリンギット)はRMまたはMYRと表記します。台湾や日本からマレーシアに行く場合、お金はマレーシアに着いてから両替する方が良いです。
RMからのおおよその換算は、台湾元は7掛け、日本円は30掛けで計算していました。
ここ10年くらいの対日本円のレートを見ると、1RMはだいたい25〜30円くらいで安定しているようです。そのため、ここ数年、台湾では価値が落ちすぎて使う気になれなかった日本円の現金を持って行きました。
とりあえず2万円両替して、足りなかったら追加するつもりでしたが、ほとんどの場所でクレジットカード(VISAまたはマスター。JCBやAMEXは使えないところも)が使えたので、5日間で2万円で十分足りました。
空港と街中の両替レート比較
空港の両替店はレートが悪いので、両替するなら最小限の額をと聞いていたのですが、実際どれくらい違うのかを調べてみました。
ブキッビンタンの街中にあるKL Remit Exchangeという両替店は、公式サイトで当日のレートが確認できます。
http://klremitexchange.com/rates.php
こちらで見ると、日本円の1000円は33.5RMです。
一方空港内のとある両替店はというと、同時刻で30.5RM。一箇所しか見ていませんが、街中に比べて10%くらいレートが悪いようです。
当初、1000円くらい両替しておこうかなと思っていたのですが、街中の両替店が開いている時間に行けそうなので、空港では両替しませんでした。
この数時間後、PAVILIONというショッピングセンターの中にあるKL Remit Exchangeで両替したところ、1000円あたり33.2RMでした。スマホアプリで見たほぼ同時刻のVISAレートが33.3RMだったので、悪くない気がします。
公式サイトによると、WEBでの表示レートはLot10支店のレートだそうなので、支店によって違うかもしれません。またリアルタイム更新ではないので、多少数値が異なります。
とはいえブキッビンタンには他にもいくつか両替店があったので、やはり空港での両替は少額にとどめておいた方が良さそうです。
だーげーほー
空港からホテルまでのタクシー
ホテルはBooking.comで予約したら空港からのタクシーが無料でついてきたので、タクシーも事前に予約しました。運行しているのは現地の会社のようです。
だーげーほー
SIMカードを購入後、出迎えの方に連れられてタクシー乗り場まで行くと、別の方が現れました。どうやら出迎えとドライバーは分業制のようです。
ドライバーさんは中華系の方で、中国語で会話ができたので、ホテルまでの道中、マレーシアについて色々教えてもらいました。マレーシアの民族構成は中華系が20%ちょっと、インド系が10%ちょっと、残りがマレー系で、公用語はマレー語だそうですが、街中で見かける文字は英語が多いように感じました。
街中に入ると多少車が増えたものの、ブキッビンタンまで渋滞なしで50分くらいで到着しました。
台湾と違い、バイクは多いけれどスクーターを全くと言っていいほど見かけないのがなんだか新鮮です。
この後ホテルにチェックインして少し休憩した後、周辺をぶらぶらして夕飯を食べに行きました。
その時の話はまた後ほど。