だーげーほーです。
前回の続きで、二度目の子連れ一時帰国での日本から台湾への帰路についてです(2018年1月)。
記録的な大雪に見舞われた翌日、成田空港に着いてからの記事になります。
往路(桃園→成田)の記事はこちらです。
【1歳6ヶ月】LCCで子連れ一時帰国2(往路・桃園空港とタイガーエア台湾)前回の記事、復路(成田→桃園)の、成田空港へ行くまでの記事はこちら。
【1歳6ヶ月】LCCで子連れ一時帰国3(復路・大雪の翌日に成田空港へ) 目次 前日の大雪の影響で遅延や欠航が多数発生していたため、成田空港のロビーはあちこちで寝ている人、座り込んでいる人で溢れかえっていました。特にJALの毛布が目立ちました。 一方スクートは予定通りの運行ということで一安心。荷物をチェックインし(わずかに重量オーバーしてたような記憶がありますが、特に何も言われず)ベビーカーは搭乗口まで使用できるとのことで、子供連れなので初めてプライオリティーゲートを使用して、行きの桃園空港の反省もあるのでそそくさと出国審査を済ませました。 余談ですが、空港の設備に関しては桃園の方が全体的に好印象なのですが、プライオリティーゲートが使えるのと使えないのでは大違いですね。桃園は出国審査ゲートの入り口が一つしかないのでものすごく混んだので、一人で幼児連れで並んだのがトラウマです。この点は成田を見習ってほしいです。 この日は雪は降り止んでいて、滑走路の雪もほとんど溶けていました。 搭乗時刻までサテライトへの通路にあるキッズパークという幼児向けの遊び場で子供を遊ばせることにしました。直前まで遊ばせて機内で疲れて寝てもらう作戦です。 キッズパークは無料の休憩ラウンジのそばにあり、そこそこの広さがあり、すぐ横に新しく綺麗なデザイントイレと授乳室があってなかなか使いやすかったです。 唯一残念だったのは、こちらの記事でも書いた、哺乳瓶用の給湯器がお湯しか出ないタイプのものだったこと。今の日本のベビールームはこれが標準なのでしょうか? 台湾だと特に空港ではそこらへんに給水器が置いてあるので、その便利さに慣れてしまったというのがあるのですが。飲み水を汲みにサテライトのかなり遠くまで行くことになってちょっと面倒でした。 搭乗時刻が近づいてきたので搭乗口に向かう途中で、アナウンスで名前を呼ばれました。えっ、まだ時間あるよね!?と思いつつ焦って小走りで搭乗口に向かうと、ベビーカーの預かりの関係で早めに来る必要があるんだそうです。初めてなので知りませんでした。 子供のオムツ替えをぎりぎりに済ませたいのと、早めに乗ってしまうと子供が飽きてしまうので優先搭乗はしない主義ですが、ベビーカー持ち込みの場合は搭乗開始時刻までに搭乗口の近くにいた方が良さそうです。 とはいえ、すみません〜と謝ってベビーカーを預かってもらったものの、その時点で遅延決定していたのでそこから30分待たされました。 ベビーカーもソファーの空きもないので抱っこ紐で30分立っているのはなかなか厳しかったですが、スクートの地上職員の方が何かと気を使ってくださったのは好印象でした。 一点だけ困ったのがオムツ替えで、この搭乗口の近くにはオムツ交換台のあるトイレがありませんでした。どうしようかと思っていたところ、多機能トイレの方に折りたたみ式シートというベンチのようなものがあったので使わせてもらうことにしました。 色々あったものの無事搭乗です。バスに乗って移動しましたが、写真のように足元は雪解け水でビシャビシャ。これもまた貴重な体験? 幼児が席を購入しない場合は親がずっと抱っこすることになりますが、スクートには子供用の延長シートベルトというのがありました。シートベルト着用サイン点灯中は、親のシートベルトに装着した子供用シートベルトを着用する仕組みになっています。 前回の記事で書いたように、今回は航空券購入時に同時に座席指定を行いました。というか「子連れに良さそうな座席配置」がスクートを選んだ理由の一つでもあるのですが、具体的には最後尾の2列シートのことを指します。 この日乗ったスクートの機材はボーイング787ドリームライナー(B787-9かB787-8)で、エコノミーは3ー3ー3の配置ですが、最後尾の44列(黄色の部分)の左右だけは2席になっています。 そしてこの最後尾は幼児利用可。今回は夫婦と席利用なしの幼児1名でしたが、2歳以降の席利用が必要になってからの一時帰国でも、子供と二人で乗るときには便利そうです。とてもいい席だと思うのですが、LCCは席指定する人が少ないこともあり、私がチケットを買った時点では4席とも空いていました。 一番後ろなので子供が泣いても比較的気を使わなくてもよさそうで、乳幼児連れの方にはとてもお勧めの座席です。 通常のスタンダードシートの座席指定オプションが600円の所、この席はFront Seatで1,400円ですが、大人二人で子供を抱っこするなら料金を払ってでも選ぶべき良席ですね。 スクートの場合、一番後ろの席にありがちなリクライニングができないなんてこともなく、しかも座席と壁の間に大きめのスペースがあります。このスペースは一時的に荷物を置いたり、子供を立たせることもできて便利です。 スクートもタイガーエア台湾も座席はLCCにしてはゆとりがある方だと思いますが、この席は行きのタイガーエア台湾の通常窓際席よりはるかに余裕を感じられました。 飛行機の座席の前方と後方どちらを選ぶかは好みによりますが、一番後ろのため乗り降りに時間がかかるのは確かです。ですが子供を連れているとどうせ最後の方に降りることになるので、そこは全く気になりませんでした。 この席は機体のカーブに合わせて壁から少し離れていますが、窓からの景色もしっかり見えるので、子供が飽きてきたら外を眺めさせることも可能でした。 大雪の後なので関東平野がいつもと違う色になっていました。 富士山を見たいので右側を選びましたが、肝心の富士山は雲が多くて、頭の上がちらりと見えた程度。いつもだと右側窓際の人が一斉にスマホやカメラを構えることが多いのですが、この日はみんな気づいていなかったようです。 台湾に着いてから食べる気満々なので機内では食事もとらず、いたって穏やかなフライト時間を過ごせました。疲れていたのか、子供が私の膝にもたれて立ったまま1時間ほど寝ていたのがおかしかったです。往路と大違いのゆったりフライトでした。 台湾入国後は、航空便で送った子供のおもちゃや洋服の免税のため、初めて別送品申告の手続きを行いました。これが台湾到着後の一大イベント。 この手続きが終わって、入国ロビーに出てようやく一息つきました。 家路までがまた長いですが、ひとまずこれにて一時帰国の旅行記は終了です。 0歳6ヶ月、羽田空港から台北松山空港へANAに乗った時の記事はこちら。 こどもが2歳になり、茨城空港から桃園空港へタイガーエア台湾で飛んだ記事はこちら。成田空港内
成田空港第2ターミナルの子供用の遊具
搭乗口とベビーカー機内持込み
スクート台北行き機内の様子
スクートに座席なしの乳児が座る場合のベルト
子連れスクートに最適な座席指定
最後部座席のメリット
離陸から桃園空港到着まで