だーげーほーです。
台湾最大のスーパーマーケットチェーン、みんな大好き全聯福利中心のシリアルコーナーで目を引く商品がありました。台中の食品メーカー・福壽實業が作るシリアルブランド、喜瑞爾Cerear(シーレイアー)のうち、ボール状のFUNKY MIX Ballsという商品です。
私はシリアルに関して割と保守的というか、コーンフレークやグラノーラのようなオーソドックスで原型の残ったタイプの商品が好み。球形のシリアルは見た目に惹かれないので買ったことがなかったのですが、どうしても気になったので全聯の棚にあったものを全種類買って食べ比べてみました。いずれも160g入りです。
喜瑞爾FUNKY MIX珍珠奶茶風味
見て見てこの可愛らしいパッケージ!珍珠奶茶風味(タピオカミルクティー風味)です。日本でのタピオカブーム以降、逆輸入するような形で台湾でもタピオカミルクティー風のお菓子が増えたのですが、シリアルでタピオカミルクティーとはいかに?
袋から出すとこんな見た目。茶色いのでチョコレートシリアルに見えます。
そこに牛乳を入れると、あっという間に色が変わってミルクティー色に。
お味ですが、意外にも再現度の高いミルクティー味です。あくまでシリアルなので、タピオカ部分は雰囲気だけで、モチモチ感ゼロのサクサク食感です。ですが私はミルクティーや紅茶味のお菓子が好きなのですっかり気に入ってしまいました。
裏面の説明によると、原材料にはミルクティーに使われる代表的な品種のアッサムティーを使用。遺伝子組み換えではないトウモロコシを原料に、ノンフライ、奶精・甘味料・防腐剤不使用で大人から子供まで安心して食べられるとのことです。
喜瑞爾FUNKY MIX抹茶拿鐵風味
その次に買ってみたのは抹茶拿鐵風味(抹茶ラテ風味)。台湾では抹茶ラテはとても人気があります。台湾は牛乳が高いのと、さらに日本産抹茶使用だったりすると原価が高いため、ドリンクスタンドの中でも高級品のイメージです。
こちらも牛乳をかけていただきます。うーん、タピオカミルクティー風味に比べるといまひとつインパクトがないかな。色も薄め。確かに抹茶ラテっぽい味ですが、タピオカミルクティー風味が美味しかったので期待しすぎたのかも。
原料に使われているのは台湾産の抹茶だと思っていたのですが、日本の静岡抹茶と書いてありましたが、使われていたとしてもおそらく少量だと思います。
喜瑞爾FUNKY MIX水果星球
最後に買ったのはこの水果星球(フルーツスターボール)。前の二つはお茶風味だから自分用に買ったけど、フルーツ味はどうかな〜と思ってあまり気乗りしなかったのですが、子どもにせがまれたので買いました。
カラフルでいかにも子どもに受けそうな見た目。実際子どもには大受け。ですが私にはやはりミルクティー味がベスト。お茶風味のお菓子は多少なりともカフェインが気になるため、幼児のうちはなるべく与えないようにしているので、こちらは子ども専用になりました。
こんな色とりどりなので添加物バリバリなのかと思いきや、原材料をチェックしたらパッションフルーツ・オレンジ・パイナップル・マンゴー・りんごの100%天然エキスを使っていました。香料はパッションフルーツ・パイナップル・マンゴーが使われていますが、色素は天然系。国内生産なので比較的安心感があります。
そして輸入品のシリアルに比べてお財布にやさしいのも嬉しいです。最近は全聯でもフルーツ味しか置いていないことが多いので、実は一番人気なのかもしれません。
FUNKY MIX水果星球のアレンジメニュー
さてそのフルーツ味ですが、こどもの幼稚園でもやはり人気の様子。台湾では手作りのことを手工(ショウゴン)またはDIYと言いますが、この写真は幼稚園のイベントの手工蜜糖吐司(ショウゴンミータントゥースー)作りの時のもの。日本語だと手作りハニートースト。市販のお菓子を使ったトッピングで簡単に可愛く作れるため子どもたちは大喜びでした。
現在台湾ではコロナ対応のためすべての学校が休校中。子どもと一緒に家でお菓子作りをする方も多いと思いますが、アレンジのネタに詰まったらこのフルーツボールを思い出してみてください。
前回のおやつ記事で書いたワッフルロールの水果茶味もですが、同じお菓子でフルーツ味とお茶味があると子ども用・大人用に分けられてちょっと嬉しい。
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