【2019.5.11】KKdayのお得なチケットについて追記しました。
私が実際に泊まったホテルの感想と旅行記を書いています。
【2017年2月宿泊・夫婦+0歳7ヶ月】
台中(后里)の「フーロン ホテル リーパオ ランド(福容大飯店 麗寶樂園/Fullon Hotel LihPao Land)」です。
窓ガラスが黄色いのはフィルターをかけたわけではなく、元からこういう色なんです。外から見るとホテル全体がステンドグラスのようなデザインになっています。
目次
子連れおすすめポイント
フーロン ホテル リーパオ ランドはリーパオ ランドというテーマパークを中心としたファミリー用大型リゾートホテルで、子連れ向けの部屋はあるのですが、都合により子連れ向けではない部屋に泊まることになりました。
よって毎回ホテル記事に掲載している「台湾子連れ向きホテル」チェックポイントに当てはめてられない部分もありますが、今回もいつもと同じように私が「子供と一緒に泊まるホテル」で重視している点を◎◯△で評価しています。
- 台鐵后里火車站からタクシーで20分 △
- バス停徒歩5分以内 ◯
- コンビニ(ファミリーマート)併設 ◎
- スーパーマーケット周囲になし、徒歩5分以内にアウトレットモールあり ◯
「ファミリールーム(42平米)」に宿泊しました。
- 大きめベッド(180cm*200cm2台・ベビーガードあり)・ベビーベッドあり(無料)・タイル床 ◯
- ソファあり ◎
- バスタブなし・シャワーブースのみ・ベビーバスあり(無料) ◯
- 窓あり・眺望あり ◎
- 防音 ◎
- 電気ケトルあり ◎
- 洗濯機・乾燥機あり(地下ランドリールーム、有料) ◎
コメント
また「POPA Family主題房」という、リーパオランドのキャラクターをテーマにした部屋もあります。
アクセス
住所:台中市后里區福容路88號
台中市の中心部からおよそ25kmほど離れた后里區にあります。
最寄駅は一応台鐵の后里火車站(后里駅)なのですが、郊外にあるためタクシーだと駅から約12分ほど、台中国際空港からだと22分ほどです。台鐵の台中駅からは30分以上かかります。
后里駅からの送迎バスもありますが、急行が止まらずアクセスがいいとは言えないため、公共交通機関であれば下記の主要拠点からのバスがおすすめです。
※このエリア全体が麗寶樂園(リーパオランド/麗寶楽園/麗宝楽園)というテーマパーク・ホテル・アウトレットの複合施設となっており、バスはホテルとほぼ同じ場所に着きます。
台北から直行バスで来る場合
統聯客運で台北轉運站(台北駅隣接のバスターミナル)から「台北-豐原-東勢(1617)」で直通の長距離バスが出ています(所要時間:約3時間)。
台中近辺から来る場合
國光客運朝馬站・高鐵台中站・台鐵后里火車站から無料送迎バス(高鐵台中站発は予約制)および路線バスが、統聯轉運站・台中火車站・豐原火車站から路線バスが出ています。
麗寶樂園
交通資訊|麗寶 OUTLET MALL
Lihpaoland – Creating Moments of Joy(日本語ページ)
公共交通機関で行く場合は、KKdayの【台中出発】麗宝楽園入場券+往復送迎プラン(遊園地/ウォーターパーク選択可) がお得で便利です。
周辺施設
ファミリーマート(全家)が館内にあります。
買い物に関しては郊外のリゾートタウン内なのでスーパーやデパートはありませんが、隣にあるリーパオアウトレットモールで大抵のことはまかなえます。子供用のおもちゃや衣服も購入できます。
ホテル内に庭園やプール・ジム・レストランもあり、大型リゾートホテルだけあって館内だけで過ごせるような設備になっています。
以下、リーパオランドのホテル敷地外の施設について書きます。
リーパオ アウトレットモール
リーパオ アウトレットモールは比較的新しめの郊外型アウトレットで、子供向け遊戯室やベビーカー貸し出しもあり、乳幼児連れでも楽しめるように設備が整っています。
大きすぎず小さすぎず、歩き回っても疲れないちょうどいいサイズ感。食事についてはこの後書きます。
このアウトレットの中につい最近台湾で最大の観覧車(天空の夢スカイドリーム)がオープンしたのですが、私たちが行った時はまだ工事中でした。
後で知ったのですがこちらは元々福岡のエバーグリーンマリノアにあった観覧車を移築したものだそうです。マリノアシティも観覧車が二台並んでいましたが、移築後の麗寶樂園も観覧車が二台並んでいるのは面白い光景ですね。
これマリノアの観覧車だったの!?しかもエバーグリーンの総裁の意向だったなんて。もう一回行くチャンスあるかな? https://t.co/cPYL5NZkvM
— だーげーほー@台湾2000元 (@2000twd) May 15, 2017
リーパオ ランド
リーパオ ランドは台湾のTVCMでもよく見る有名なテーマパークです。
ホテルの予約に遊園地(探索樂園)の入場チケットが含まれているプランだったので、0歳児なのでまだ何も乗れないだろうなとは思いつつ行ってみました。私にとってはかなり久しぶりの遊園地、子供にとっては初めての体験です。
入口のところで教えてもらったのですが、入って左側のエリアには赤ちゃんでも親と乗れるメリーゴーランドや観覧車などの乗り物が結構あり、本格的な遊園地デビューには遠いですが、今後の成長を想像するととてもワクワクしました。
遊園地と反対側に馬拉灣(マラ・ベイ)というウォーターテーマパークもあり、オフシーズンなので閉まっていましたが、夏場はこのホテルに泊まって遊びまくれたら子供としては最高だろうな〜と思いました。
食事
一泊二日で食べたものを旅行記形式で書きます。
到着日は朝が早かったため館内カフェもレストランも開いておらず、隣接するアウトレットモールも11時以降の開店だったため、ファミリーマートで朝食を食べました。
テーブルは5〜6個あり、私のように早く着き過ぎてしまった様子の家族づれが多かったです。
昼食に関してはホテル以外にもアウトレットモール内に独立型レストラン・ドリンクショップ及び大きなフードコートがあり、選び放題という感じ。子連れが多くとても利用しやすかったです。
フードコートのラインナップも日系からスイーツ系まで充実しており、お手頃価格なのに安っぽさはなく、翌日も何を食べようか迷うほどでした。特にスイーツ系、食べたいものが多すぎて、胃袋が追いつかないのでテイクアウトしちゃいました。
夕食は夫の会社の新年会だったため、宴会場で阿基師(台湾の有名シェフ)の宴会料理を食べました。基本的に中華なのですが、色々なバリエーションがあって、いかにも台湾の宴会料理らしく豪華で当然のように食べきれない量が出ました。
阿基師ご本人も挨拶に出られていて、TVで見たことがある顔なのでちょっとテンションが上がりました。
翌日の朝はホテル内の大きなレストランでのビュッフェ形式の朝食でした。種類が豊富で、子供用のハイチェアが山積みになっていて、幼児でも食べられるようなフルーツやヨーグルトといったメニューもあってよかったです。
感想
今回は夫の会社のイベントのために急遽家族連れで泊まることになったため、ホテル及び部屋タイプに関しては自分で選んでいません。またこちらはリゾートタウン内のホテルであるため、ホテル単体に関しての感想だけではなく、リーパオランドについての感想も一緒に書きます。
ホテルそのものに対しての印象
ホテルに関してだけ言うと、正直価格と設備や立地など、色々バランスが悪いなと感じました。私たちが泊まった時期は、オフシーズンにも関わらず、一番安い部屋で8000元くらい(!!)でした。イベントのために部屋が埋まっていて値上がりしていたのかもしれません。
今は6000元前後のようですが、もともと4人部屋とはいえ、不便な立地でこれはなかなか強気な価格設定です。
ホテルは郊外の立地で周囲はなにもありません。私たちはタクシーで向かいましたが、近づくにつれ巨大な駐車場や観覧車、ジェットコースターなどが見え、期待感が高まります。
ホテルのエントランスホールはかなり広く、共有設備は新しくて高級感があり、部屋に入るまではとてもいい感じ。
そして肝心の部屋に入ってみて。まだ建物が新しく、4人部屋ということもあり広々としていて第一印象は良かったです。
しかし。まずアメニティが低価格帯のビジネスホテルレベルでアレレ……?となりました。全館禁煙なのにタバコ臭かったのも残念(まあこれはホテルのせいではなく前に泊まった人の問題だけれど)。
リゾートホテルなので部屋は文句なく広く、無料のビーチサンダルがあったりベッドの質が良かったりするのですが、全体的にインテリアに高級感がなく、ソファーがビニール張りのソファベッドだったり、バスルームがシャワーだけで残念な感じ。
でも洗面ボウルは2個並んでたり、なぜかトイレは二つあったり。一部だけ高級ホテルにあるような造りだけど、どこかちぐはぐで統一感がないのです。
でもこれって泊まった時は気づかなかったのですが、もしかしたら館内のプール利用者に対応した設備だったのかもしれません。濡れて帰ってきても大丈夫ですぐにシャワーを浴びられるような。それなら納得がいくかも。
私が行ったのは2月でしたが、プールを使っている人がいました。寒くないのかな。
結論として、価格が価格なので高級リゾートホテルのようなイメージですが、はっきり言ってここは大人が休日に室内でくつろぐようなホテルではなく、子供と一緒に、あるいは童心に帰ってリーパオランドで遊びたおすためのホテルです。
(※現地に行っていないのに大人向けリゾートホテルとして紹介しているコタツ記事を見かけたので、あえて強調しておきます)
アクセスがイマイチで目玉設備があるわけではないので、リーパオランドに行かずアウトレットのみの利用なら、日本から旅行で来てわざわざ泊まるほどでもないかなという感じです。長めの台湾旅行や観光に興味のない人、台湾在住ならアリかな。
大人だけでレジャーで泊まるなら、館内の大きなプールで泳ぎ倒してゴロゴロ、トレーニングジムで運動して、時間があったら庭園を散歩しつつ、食事がてらふらっとアウトレットを見て……という感じで過ごすのがいいかも。
結構辛辣に書いてしまいましたが、ベッドに関してはマットレスも寝具の質もかなり快適だし、ビーチサンダルも用意してあるのでリラックスして過ごせます。
0歳児連れだとあまり良さが享受できないかもしれないけど、遊園地やプールで遊べる年齢の子供がいればこの広さも設備もかなりいいと思います。
子連れ利用という観点からすると、館内に子供用のプレイルームなどの施設もあり、さすがはファミリー用リゾートホテルという感じです。
乳児連れとしては、公共エリアにある授乳室は今まで見た中で一番豪華で一番使い心地がよかったです。新しくて清潔で個室も広くて、そしてシーズンオフのせいか全然人がいないという。
ホテル到着からチェックインまでと、チェックアウトからホテルを出るまでにだいぶ時間があったので、かなり長い時間こちらの個室で過ごしました。住めるんじゃないかっていうくらい快適でした。
実は当初、ホテル内の子供向け遊戯室で時間を潰そうと思っていたのですが、0歳だとまだ対象年齢に達しておらず、また少し年齢が上の子供たちがいたので使用できませんでした。
当日は朝早起きしたためアウトレットの方まで行く体力もないし、夫は仕事でいないので途方にくれましたが、ほとんど誰も来ないので開き直ってこちらで子供と一緒に昼寝してしまいました。
家族みんながそれぞれ楽しめる場所
この手のテーマパークは台湾にもいくつかあるものの、今まではほとんど興味がなかったのですが、これから子供が育っていくとこういうところに遊びに行く機会が増えるのでしょうね。
親の体力は日々落ちていくので、子供中心に動くことと親の体力の消耗度を考えると、極力移動での体力消費は抑えたいです。そうなると、この手の遊・食・住(+買)が揃っている併設ホテルに泊まるのはアリだな〜、と思いました。
子供が大きくなったらもう一度行ってみたいです。
リーパオ ランドのお得な入場チケット
テーマパークで遊ぶならチケット付き宿泊プランが便利ですが、チケットなしでもお得に入場する方法があります。
現地オプショナルツアーのKKdayでは、探索楽園またはマラ・ベイ、大観覧車の割引チケットが購入できます。当日でも予約でき、スマホやPCで予約したバウチャーを見せるだけなので楽ちん。
【台中】麗宝楽園テーマパーク入場チケット / 大観覧車チケット(外国旅客限定)
ホテルに泊まらない人は、麗寶樂園の入場券+往復送迎バスがセットになったチケットがオススメです。集合場所が
- 台鐡台中駅 台中プラザホテル前(台中中欣商務精品飯店)
- 台湾新幹線 台中駅(高鐵台中站)
- 台湾鉄道 豊原駅(豐原火車站)
- 台中市内の宿泊ホテル
の4つから選べます。日本語で予約できるので便利ですよ!
【台中出発】麗宝楽園入場券+往復送迎プラン(遊園地/ウォーターパーク選択可)
だーげーほー