だーげーほーです。
台湾の冬の定番といえば薑母茶(ジャンムーチャ:黒糖しょうが湯)です。
生姜を煮出して黒糖を加えた温かい飲み物ものですが、街のドリンクスタンドでは様々なアレンジを加えて冬季限定メニューで売られていたりします。
冬の台湾で見かける生姜入りホットドリンク
ドリンクスタンドには、独自のメニュー名で見ただけではなんだかわからない飲み物がよくあるのですが、先日買った黑龍薑茶も「黑龍?黒烏龍茶でも入っているのかな?」と思って飲んでみたら龍眼(ロンイェン:ライチに似たフルーツ)が入っていました。
どうやら黑龍とは黑糖+龍眼のことだったようです。
乾燥龍眼=桂圓で、通常は桂圓薑母茶という呼び方をすることが多いですが、あえてこういう名前にしたようです。
飲料店に冬季限定メニューが出る季節なので薑母茶頼んでみた。昨日はインスタントの作って牛乳入れたら美味しかった。
いつもの豆花屋さんも温かいのに変わって、黒糖しょうがのシロップかける?と聞かれた。前に甘蔗汁のお店でも聞かれて、知ってる単語なのに聞き取れなかったのを思い出した。— だーげーほー@台湾2000元 (@2000twd) October 28, 2017
飲み終わってから気づいた。黑龍薑茶ってこういうことか〜。黒烏龍茶?と思ったら龍眼ね!🐲 pic.twitter.com/f7oOGU9JLK
— だーげーほー@台湾2000元 (@2000twd) October 28, 2017
その他にも甘蔗汁(さとうきびジュース)や豆花のお店でも、冬場は「しょうがを足しますか?」と聞かれたりします。普段から料理にたくさん使われていますが、さらに需要が増すのが台湾の冬のショウガです。
スーパーで買えるインスタント薑母茶・薌園黑糖老薑茶
台湾のスーパーでは一年中インスタントの薑母茶が売られていますが、先日全聯福利中心のセールで二袋買うと安くなっていたので、まんまと乗せられてきました。薌園というメーカーの黑糖老薑茶です。
英語に並んで日本語での説明もあり、「黒砂糖入りしようが湯」と書いてあります。しようが。ああ、「よ」が惜しい。
原材料名は黒砂糖・生姜・生姜粉末・糖(砂糖?)とシンプルです。
日本語では生姜と書いてありますが、中国語の原材料名を見ると老薑のエキスだそうです。台湾では生姜の呼び方が色々ありますが、薑母茶に使われるしょうがは新生姜を貯蔵した老薑なのでそう書いているようです。
アレンジレシピとして、
- 桂圓、紅棗を加えるとさらに風味が濃くなり美味しい。
- 牛乳を加えると港式薑汁奶茶=香港式ジンジャーミルクティーになる。
- 豆花に入れて食べるのもOK。
と書いてあります。
10g入りの小袋が18個入っていて、一つ90元くらい(セールで二つで151元)でした。
袋から出すとこのような粉末状になっています。
これを180ccのお湯で溶かすと老薑茶のできあがり。
アレンジレシピにも書いてありましたが、牛乳を入れて飲むのも美味しいです。
台湾の人は生姜の汁を「辛い」と表現しますが、牛乳を加えるとこの辛さがかなり和らいで飲みやすくなります。
香港からの観光客と話した時に、香港では台湾土産として薑母茶が人気だと言っていました。こちらの老薑茶は粉末ですが、台湾ではスーパーでもおみやげ屋さんでも、あちこちでブロック型の薑母茶が売られています。
私もおしゃれなパッケージに入った手作り薑母茶を日本の友達におみやげに買ったことがあります。個包装入りのものだと大人数でも分けやすいし、台湾らしいおみやげとしてもオススメです。
杏仁茶もスーパーで買えますよ〜
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