だーげーほーです。
4月の台北一泊旅行、2日目の記事です。
台北一泊、子連れで中山エリア美食と休息の旅
この日は朝は遅めに起きて、ランチは夫の誕生日恒例、高級ステーキレストランの王品（中山北店）でステーキコースです。
前日も誕生日会をやってますが、お祝いは何回やってもいいじゃない！ということで、二日連続で美味しいものをお腹いっぱい食べました。
目次
王品中山北店へのアクセス
住所：台北市中山北路二段33號2樓
ホテルからもMRT中山駅からも徒歩4〜5分の場所にあり、比較的アクセスしやすい場所にあります。雑居ビルの2階にあり、入り口の赤い看板が目印です。
ビルの手前にある階段、または奥にあるエレベーターでアクセスできます。
ランチは子連れでも行きやすい雰囲気
王品中山北店は比較的カジュアルな雰囲気で、いつもはディナー利用のため昼間の利用は初めてでしたが、思った以上に幼児連れのグループがたくさんいました。子連れ向きのレストランではないですが、ちゃんと子供用の椅子と食器が用意されていました。
ランチもディナーもメニューは同じで価格も同じ。コース中心で子供用メニューはないので大人の食事を取り分けましたが、子供用のミニサイズスープとパンは無料でした。
王品コースのメニュー
王品は単品メニューもありますが、基本的にコースでの食事になります。
一番安い「王品コース」（1350元＋サービス料10％）はサラダ・スープ・メイン・デザート・ドリンクをそれぞれ選んで、さらに食前酒・パン・酸梅湯が加わります。
今回私が選んだのはこちらのメニューです。
- サラダ：鮮蝦烏魚子蔬菜棒
- スープ：酥皮海鮮清湯
- メイン：王品牛小排佐松露菲力
- デザート：いちごのタルト
- ドリンク：日月潭紅玉（熱）
① 食前酒
食前酒はロゼスパークリングワインです。ノンアルコールなので誰でも飲めるのがいいですね。すっきりしておいしいです。お水はレモン入りです。
② パン
温かい状態でサーブされるミニクロワッサンとテーブルパンです。バターとレバーペーストがついてきますが、これがまたおいしくて。お代わりしたいところですが、メインが食べられなくなってしまうので我慢します。
③ サラダ：海老＆カラスミ＆スティックサラダ（鮮蝦烏魚子蔬菜棒）
サラダというより前菜っぽいです。一口カラスミ、ライスペーパーで巻かれた海老、野菜スティックです。
左奥に見えるのは誕生日特典のサービスのゼリー寄せ、さらに奥は夫の頼んだオレンジヨーグルトのフルーツサラダ。
④ スープ：パイ皮シーフードスープ （酥皮海鮮清湯）
サーブされた時にはパイ皮が乗っていたのですが、スマホを用意するのが遅れたため、ウェイターさんがはがして持って行った瞬間の写真です。
パイ皮はウェイターさんが食べやすく切り分けてくれるので、スープに浸しながら食べます。王品のコースは量が多いので、スープは全部飲まないようにしようと思っていたのですが、おいしくて完食してしまいました。
子供には比較的味が薄めのメニューということで、オックステールスープ フレンチ風を選びました。
⑤ メイン：王品リブステーキと牛ヒレのトリュフソース添え（王品牛小排佐松露菲力）
王品名物のリブステーキと牛ヒレのトリュフソース添えです。
王品の骨つきステーキはびっくりするくらい大きく、しかも1頭の牛からわずか6人分しかとれない部位を使った高級品です。これはサーブされた時の状態。
ウェイターさんが骨からはがして綺麗に切り分けてくれ、さらに手前に岩塩をその場で削ってくれます。トリュフソース、にんにく、岩塩の3つの味付けで食べられます。
私はおいしいステーキはなるべく塩胡椒などシンプルな味付けで食べたい派ですが、王品だけは別。ソースもすごく美味しいのです。お肉の質は言わずもがな。柔らかくてジューシーで、火の通り方が均一で大きいのに飽きの来ない味です。
⑥ 酸梅湯（冰）
漢方の入った梅のジュースで、消化を助ける働きがあります。ホットとアイスが選べ、アイスを頼むとこのようなスムージーの状態で出てきます。他では見ないおしゃれな飲み方で、クセがなくおいしいです。デザート前の一休みという感じ。
⑦ デザート：いちごのタルト、ドリンク：日月潭紅玉紅茶
この時はいちごフェアをやっていたので、最近「いちごです」という絵本にはまっている子供に食べさせようと思い、いちごのタルトを頼んでみました。
台湾ではあまりいちごを食べる機会がないので、子供も喜ぶかな？と思いきやまさかの完全無視。子供の反応って本当に読めないですね。タルトは私がおいしく頂きました。
紅茶はポットサービスの日月潭紅茶ですが、なぜか毎回出てくるのが遅くて飲みきれないです。
ケーキはホットの紅茶を合わせたいのですが、次回は別のものを頼んでみようかな。夫の頼んだフルーツティーはすぐに出てきました。
⑧ エクストラ：バースデーケーキ
王品は誕生日祝いで来る客が多いため、店内のあちこちでハッピーバースデーの声が聞こえます。
内容は毎回違うのですが、今回はハッピーバースデーの曲のオルゴールに乗って回るケーキが登場。ケーキを前に店員さんが記念写真を撮ってくれて、店を出る前にプリントアウトして、台紙に入れてテーブルまで持ってきてくるのが嬉しいです。
写真を撮るときも、バルーン人形で気を引いて子供をしっかりカメラ目線にして、しかもその後その人形をプレゼントしてくれました。さすがに手慣れています。
ステーキとバースデーケーキは食べきれないので外帯（お持ち帰り）にしてもらうのもいつものお約束。王品の紙袋を手に店を出て行くお客さんたち、みんな幸せな笑顔をしています。
台湾旅行中の打包/外帯食品の加熱法＆要冷蔵品の保冷法
家に帰ってから、パッケージに書いてある通りにアルミ容器ごとトースターで温めて食べましたが、時間が経っても柔らかくてとても美味しかったです。ソースやにんにくもちゃんとつけてくれます。
日本未進出の超有名チェーン「王品」
王品（ワンピン）は台湾では鼎泰豊と並ぶくらいの有名レストランかつ、鼎泰豊と同じく若者の人気就職先としてもその名を知られています。
台湾庶民にとっては誕生日などにちょっと気合を入れて行くようなお店ですが、日本ではあまり馴染みがないかもしれません。我が家は台湾シティバンクカード会員の「誕生日月の二人目半額」優待の時に行きます。
2015年に中国資本になってから、客の回転率を上げるためか若干接客がせわしくなった感（2時間制限）はありますが、それでも味は変わらず美味しいです。
内装・価格帯ともに高級レストランの部類に入りますが、台湾らしいかしこまりすぎないサービスなのがいいです。ドレスコードもありません。
今回は初めて子供と一緒に行きましたが、子連れにも優しい対応でした。トイレにはおむつ交換台もありました。
行く前に公式サイトをチェックすべし
王品で未だに日本語の話せる店員さんにお会いしたことがない（そして日本人客に遭遇したこともない）し、メニューは中国語と英語のみなのですが、今回記事を書くにあたって日本語のページを見つけました。一昨年行った頃はなかったように思います。
日本語版はメニューページの情報が若干古いようですが、大体の内容は把握できると思うので行く前にチェックしておくといいのかも。メニューもシステムも中国語で早口で説明されて、毎回よく理解していない状態で慌ただしく選ぶことが多いので……。
台湾旅行でステーキという選択肢はあまり思い浮かばないかもしれませんが、実は台湾ではステーキ（牛排）は人気料理で、夜市では100元台から食べられたりします。
【台南〜台中】大雨高速ドライブ再び＆東山SA＆逢甲夜市のステーキ
お手頃価格の台湾式ステーキも魅力的ですが、王品のステーキは全く別格のもの。高級ホテル並みのサービスと味を日本の半額以下で堪能できる、日本では食べられないおすすめ台湾グルメの一つです。台湾各地に店舗があるので、普通の台湾料理に飽きた時にも行ってみてはいかがでしょうか。
王品の予約方法
王品は人気レストランなので、行くなら早めの予約が必要です。
日本からオンライン予約するなら、公式サイトからリンクしているEZTABLEというサイトを利用する方法があります。
王品牛排 オンライン予約 – レストランをEZTABLE の24hr 便利なネット予約
サイト自体は日本語にも対応していますが、コースの説明は中国語のみです。
今回はこちらのサイトから予約しようとしたところ、EZTABLE優待コースではない普通の予約（一番下の「一般訂位」）が希望日のどの時間も空いていなかったため、電話で問い合わせて予約しました。どうやらEZTABLEで設定している普通予約の枠に制限があるようです。
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