私が実際に泊まったホテルについての感想と旅行記を書いています。
【2018年7月宿泊・夫婦+2歳0ヶ月】
台北の「パークタイペイホテル (台北美侖大飯店/Park Taipei Hotel)」です。
MRT大安駅の入り口が目の前で、日本人宿泊客からの評価も高い全143室の4つ星ビジネスホテル。台北松山空港や台北101にもMRT乗り換えなしで行けるアクセスのよさが利点です。今回は5年ぶり、二度目の宿泊になります。
目次
子連れおすすめポイント
私が「子供と一緒に泊まるホテル」で重視している点を◎◯△で評価しています。
- MRT駅徒歩5分以内 ◎
- バス停徒歩5分以内 ◎
- コンビニ徒歩5分以内 ◎
- スーパーマーケット徒歩10分以内 ◯
コメント
「スーペリアキングベッドルーム(32平米)」に宿泊しました。
- 大きめベッド(キングサイズ・ベビーガードなし)◎
- ソファあり ◎
- バスタブあり・シャワーブース別・ベビーバス不明 ◎
- 窓あり(広めのバルコニー付き) ◎
- 防音あり ◎
- 電気ケトルあり ◎
- 洗濯機の有無は不明
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アクセス
住所:台北市大安區復興南路1段317號
最寄駅はMRT淡水信義線・文湖線の大安站で、6番出口からホテルの目の前に出られます。
桃園空港からは桃園MRTを台北駅で乗り換えてMRT信義線を乗り継ぎ、または空港から大有巴士の1960番に乗って福華飯店バス停下車徒歩約100m。台北松山空港からはMRT文湖線でたったの4駅で乗り換えなしなので大変便利です。
台北101や世界貿易センター、TICCのあるMRT淡水信義線台北101/世貿駅までたった2駅、永康街や鼎泰豊本店のある東門站も2駅なので、観光・イベント・ビジネスいずれもアクセスが便利です。
6番出口は上りはエスカレーターのみなので、ベビーカーはたたんで乗るか、4番出口から出て交差点を渡ることになります。
大安站は構内の縦移動が結構複雑で、ベビーカーでスロープやエレベーターを使うと遠回りが多くなるのでご注意ください。
バス停も信義路と復興南路が交差した場所なのでいくつか利用できます。
特に目的地が板南線にある場合などは忠孝復興站での乗り換えは大変なので、MRTよりバス路線をGoogle Mapなどで調べた方がいいかもしれません。
周辺施設
ホテル周辺はお店はあまり多くありませんが、タピオカミルクティーが買えるドリンクショップ・コンビニ・パン屋・スターバックスも駅までの道にあります。
設備
公共エリア
フロントエリアは小さめですが、椅子に座ってチェックインするスタイルで、スタッフの物腰も洗練されており全体的に高級感があります。
スケジュールの都合上チェックインが早めだったので子供と二人でエレベーター前で休憩していたところ、ベルボーイさんが声をかけてくれて2階にある宿泊客専用のビジネスセンターを使わせて頂くことができました。嬉しいサービスです。
ビジネスセンターにはPCやプリンターが置いてある仕事用のスペースと、大きなソファーセットが置いてあるラウンジがあります。
本来はここにテラスがあって外に出られるのですが、この時は工事中でした。
レオフーレジデンスや高雄のクンシャンデザインホテルもそうでしたが、子連れの時はラウンジやフリードリンクのあるホテル内カフェがあるととても便利です。
小さな子供がいると思うように動けず、ちょっと食べ物飲み物を買いに行くのも億劫だったりするので、チェックイン前・チェックイン後の休憩や時間調整に、ちょっと座れてお茶が飲めたり軽食が食べられる場所の存在が普段以上に便利に感じます。
二日目もチェックイン前の時間調整に使わせていただきましたが、私と同じく小さなお子さんを連れた宿泊客が利用していました。
2階以上は宿泊エリアになっていて、シックなインテリアで統一されています。
客室
子供を真ん中にして寝るので、ベッド幅広め(210cm x 200cm)のスーペリアキングベッドルームにしました。
コンセントはデスク周りだけでも4つあり、スマホやタブレットの充電をしながらパソコンも使えます。ちなみに台湾は110Vで、日本から持ってきた電子機器は変換プラグや変圧器なしでそのまま使えます。
ソファーがあるので授乳が必要な時期でも安心……と思ったのですが、ベッドの高さがちょっと高めで、ベビーベッドはないので必然的に添い寝になるため、赤ちゃんの月齢によっては微妙かもしれません。
お子様連れで泊まる場合、寝返りが打てるようになる前の時期と、自分で登り降りできるようになってからの方が安心かも。
というのも、2歳になったうちの子供がベッドの上ではしゃいで飛び跳ねたのち、床にダイブして泣くというプチ事故(汗)があったので。カーペット素材なのでダメージは少なかったようですが、0歳児だった頃の、ホテルでずっと見張っていないといけない緊張感を思い出します。
幼児連れはベッドの高さと床素材が気になるところですが、やはりタイルよりカーペット床だと安心です。
楽天トラベルの宿泊プランにミニバーが含まれていたので、冷蔵庫の中身は無料です。通常のミネラルウォーターに加えてボルヴィック・コカコーラ・台湾ビール・パイナップルのフルーツビールが入っていました。
食器とお茶はごく一般的な感じです。
クローゼットには着心地の良いバスローブとスリッパが備えられています。
台北のホテルは窓なしの部屋や窓を開けると隣のビルの壁ということも多いのですが、こちらのホテルは全室大きな窓と遮光カーテンがついています。私が泊まった部屋はMRT線路の上のため、向かいのビルとは距離がありました。部屋によってはMRTが見えるそうです。
バスエリア
こちらのホテルは全室バスタブとTOTOのウォシュレットつきで、これも日本人好みの設備です。前回泊まったエグゼクティブルーム同様、シャワーブースとバスタブが分離したタイプでした。
バスアメニティーは一通り揃っています。前回はバスソルトもありましたが、今回はありませんでした。なくなったのかたまたまなのか、部屋によるのかは不明。
エグゼクティブルーム
5年ほど前に上位クラスのエグゼクティブルームに夫婦二人で泊まりました。こちらは34平米と少し広く、マッサージチェアが2台ついています。歩き回って脚がとても疲れていたので、部屋でゆっくりTVを見ながら二人同時にマッサージできたのが最高でした。
予算に余裕があればエグゼクティブルーム以上の部屋がおすすめです。
食事
ホテル内
館内のレストランは朝食・昼食のみの提供です。朝食なしのプランで泊まったので行っていません。
ホテル周辺
少し歩いたところにある信維市場に小吃の人気店が集まっているので、前回の宿泊ではそこで有名な刀切麺のお店に行きました。地元民向けな雰囲気のローカルフードを食べたい方におすすめです。
今回は一泊のみで、ランチは2日間とも台北101のフードコートで食べたためホテル周辺では食事をしていませんが、朝食は大安駅近くにある塩パン(塩胖手作麵包本舖)というパン屋さんのパンをテイクアウトしました。
台北101グルメ!レストラン・フードコートのおいしかったもの塩パン(塩胖手作麵包本舖)の紹介記事も書いているのでよかったらご覧ください。
【台北】塩パン(塩胖手作麵包本舖)信義復興店★日式台湾パンホテル選びのポイント
今回はイベントのために丸2日間世界貿易センターに行く必要があったため、台北101に通いやすい場所、子連れかつ長丁場なのでなるべく疲れない移動手段というお題でホテルを探しました。
台北101の周囲にもホテルはあるのですが、信義エリアは台北の中でも特に地価の高い場所でホテルの料金が高く、お手頃価格で探すと少し歩くか、近さを優先すると部屋の広さまたは防音性を妥協することになります。
夫婦だけか一人ならそれでもよかったのですが、今回は子連れなので、沿線の駅近くで部屋設備が快適なパークタイペイを選びました。
台北101周辺で比較検討したホテル
今回の宿選び中に比較検討した台北101近くのホテルのメモです。
グランド ハイアット台北(Grand Hyatt Taipei)
世界貿易センター(台北世界貿易中心)の真裏にある4.5〜5つ星ホテルです。台北國際會議中心(TICC)もすぐの距離。部屋が広くてプールもあるので子供連れによさそうかなと思いましたが、夫に「高すぎる」と言われあえなく却下。
信義エリアには他にも市政府站近くにWタイペイやル メリディアン 台北、ハンブル ハウス 台北といった高級ホテルが並びますが、台北101や世界貿易センター・TICCから歩く途中に大型商業施設がいくつかあり、タクシーに乗るほどではないけれど往復すると疲れる微妙な距離なのでご注意ください。
台北チャーミングシティホテル(Taipei Charming City Hotel)
以前、TICCでのライブに参加するときに利用したコスパの良いホテルです。
台北101/世貿站と隣の信義安和站の間にあり、徒歩13分くらいですがUbike(レンタサイクル)を使えばすぐの距離です。今は子供がいるのでUbikeは乗れないし、徒歩移動を減らしたいので却下になりました。
臨江街夜市 (通化夜市)がすぐ近くなので、TICCのライブ終了後に夜市で食事もできます。台北101の周辺はローカルなごはん屋さんが少ないので、夜市に行きたい方にもおすすめ。
台湾ホテル予約サイトの選び方
台北101 スパークル ホテル(Taipei 101 SPARKLE Hotel)
台北101の真ん前でパークタイペイと同じくらいの価格帯のホテルですが、窓がないのと広めの部屋が空いていなかったので今回は諦めました。
だいたい同価格帯のビジネスホテルが少し離れた場所にいくつかありますが、大きい道路を渡らないで済むのでより近く感じるはずです。
パークタイペイホテルのここがおすすめ
- フロントに日本語の流暢なスタッフがいる
- ラウンジ・フィットネスジム無料(7:00〜22:00)
- 場所が便利で客室内設備が日本人好み
- 部屋の広さが30平米以上・窓あり・防音
- 手入れの行き届いたモダンシックなインテリア
- 宿泊料金は1万円ちょっとから
と文句のつけようがないため、リピーターの日本人宿泊客が多いです。
タイミングによっては楽天トラベルでお得なプランを提供していることがあり、今回も楽天トラベル経由で予約しました。
部屋の定員は2名ですが、6歳以下の子供一人までは添い寝であれば無料で宿泊できるので、条件が合えば子連れ旅行にもオススメ。
日中は台北101周辺で仕事やイベント参加、夜は別のエリアに遊びに行くという場合でも移動しやすい場所で、安定感・安心感があり総合的に満足度の高いホテルです。