台湾で必要な日焼け止めのSPF値と正しい塗り方、超乾燥肌の私が日本でリピ買いする商品

だーげーほーです。

私が南国台湾で生活する上で非常に重要なアイテムのひとつ、それは日焼け止め。「日焼け止めがない=死」くらいのイメージで日々生活しています。

私は超乾燥肌で10年ほど前までアトピー体質でしたが、歳をとるにつれてアトピーは自然におさまってきて、さらに年に何度も皮膚科に行くほどの超乾燥肌も、湿度の高い台湾に引っ越したことでかなり改善されてきました。

その代わり紫外線の強い南国の台湾では、日本にいる時以上に紫外線対策が必要になりました。

日本にいた時は保湿命!だったのが、台湾に来てからは紫外線対策命!に変わりましたが、紫外線はシミ・ソバカス・黒化以外に乾燥肌の原因にもなるので、どちらも大事なことに変わりはありません。

そんなわけで台湾で使っている日焼け止めに関する記事を書きます。

台湾で使うべき日焼け止めのSPF値と量

私は台湾の中でも特に紫外線が強いと言われている地域で生活しているため、冬場でも外に出るときはSPF50の日焼け止めを毎日欠かさず塗っています。

それでもシミが増えてきたので台湾の美容皮膚科の先生に相談したところ「台湾ではSPF50の日焼け止めを50元玉サイズ(日本で言う500円玉くらい)の量塗らないとダメ!」と言われました。

教えてくださったのはこちらのクリニックの先生。

MIIDO品川診所(旧蜜糖VIP)で5年ぶりに美肌を手に入れた話

そうか、量が足りなかったのかな?でもおかしいな、ちゃんと塗ってるんだけどなー……と思っていたのですが、一つ思い当たる節が。それは室内の紫外線。

室内にいても直射日光には夕方でも絶対に当たらないようにしていたのですが、私の家の内装は台湾の家によくあるタイプの「白壁+白いツヤツヤのタイル床」という組み合わせ。

そしてこれも台湾にありがちなのですがリビングにカーテンがないため、窓際にいなくても窓から入った紫外線が思った以上に部屋の中で反射しているのではないかと気づきました。

検証するために部屋の中でも日焼け止めを塗るようにしたところ、できてしまったシミはそのままですが、くすみやごわつきといった肌の不調が減りました。

それからは、部屋から出ない日はSPF50ではなくSPF30程度のものを使うこともありますが、洗濯物をベランダに干す時は帽子+サングラス+マスクという格好で、なるべく直射日光に当たらないようにしています。

日焼け止めを塗った時のベースメイクの方法ですが、台湾にいる時はあまりメイクはしないので日焼け止め+透明パウダーもしくはミネラルファンデという組み合わせが多く、メイクする時は日焼け止めをそのまま化粧下地の一部として使うことが多いです。

乾燥肌・敏感肌の日焼け止めの選び方

最近の日焼け止めはかなり改良されており、メーカーにもよりますが10年くらい前までよくあった

  • SPFが高いと皮膚に対する負担が大きい
  • 白くなる
  • 肌がカサつく

などのトラブルはだいぶ解消されていると感じます。

日焼け止めは紫外線吸収剤ではなく紫外線反射材を使ったものの方が肌の負担が低いとされており、私も自分の子供用の日焼け止めはSPF値少なめのものを使っていますが、大人の肌には台湾の太陽の下では圧倒的に力不足です。

かつての私もそうでしたが、皮膚が弱い人は敏感肌向けのパワーが弱い化粧品を選びがちです。しかし紫外線による肌へのダメージは、光老化といってその場で日焼けしていなくても後々かなり響いてきます。

日焼け止め剤によるダメージを恐れるより、進化したテクノロジーを信じて、SPF値は高めのものを選んだ方が安心です。私自身、自分にあった使用法・素材のものを選ぶことにより、SPF50でも特に肌への負担はないと感じています。各種スキンケアブランドからも敏感肌用の高SPF値商品が沢山出ています。

 

またSPF値が低いものを重ねてもSPF値は合算されないので、SPF25の化粧水とSPF25の乳液を使ってもSPF50と同じ効果は得られません。

そしてテクスチャーによって紫外線防止効果にも差が出てくるため、化粧水やファンデーションでの紫外線防御はあくまで補助的なものと考えて、「日焼け止め」と表示されている商品を使います。

特に化粧水や乳液などの基礎化粧品は、日焼け止め効果や美白効果があると乾燥しやすい製品が多いので、普段使っている基礎化粧品はそのままでプラスして日焼け止めという使い方が乾燥肌には向いているでしょう。

白くなる、カサつく(あるいは乾燥でテカる)は特にミルクタイプやウォータープルーフにありがちですが、保湿力が高めなジェルタイプのものだと比較的起こりにくいです。落としにくい日焼け止めはクレンジングの際に肌への負担がかかります。乾燥肌には石鹸や普通のクレンジングで無理なく落とせるジェルタイプがおすすめです。

日焼け止めの間違った使い方

上に書いたような日焼け止めへの誤解以外にも、日焼け止めに関するトラブルの原因として、メーカーの指示通りに使っていない人も結構多いようです。

よくあるパターンをまとめてみました。

使用量が足りない

→規定量を塗らないと効果が発揮されません。上にも書いたように、顔に塗るなら500円玉サイズの量を目安に。首やデコルテ部分にもお忘れなく。

時間の経過や汗で落ちているのに塗り直さない

→これは私もよくやります。反省して今年はUVスプレーを使ってみることにしました。

ちゃんと落としきれていない

→ウォータープルーフタイプはメイク落としじゃないと綺麗に落ちないのでご注意を。体に塗った時もクレンジング剤で落としましょう。

肌の弱い人は無理にウォータープルーフタイプを使うより物理的な紫外線対策をするか、石けんで落とせるタイプをこまめに塗った方が肌へのダメージが少ないです。

日本で買える、台湾旅行にもオススメの日焼け止め 

超乾燥肌の体質は変わらないので、日本への一時帰国、特に冬場は強烈に乾燥します。

日本にいる間は、基礎化粧品や皮膚科で出してもらった保湿剤で保湿の度合いを調整していますが、日焼け止めを使い分けるということはせず、台湾でも日本でも同じものを使っています。

台湾では日本メーカーの化粧品がたくさん売られているので、台湾で買うこともあります。今回はここ10数年の間にリピートした日本製の日焼け止めをご紹介します。

ランコム UV エクスペール クリア(SPF50 PA++++)

10年くらい前に初めて使って、アトピー持ちでもSPF50のが使えるんだ!と感動した商品。それまで外資系は皮膚への刺激が強いイメージがありましたが、日本人向け処方で皮膚の弱い人でも「これなら使える」という意見が多数。

何度かリニューアルして今は色々なカラーが出ていますが、私が使っていた頃はクリアのみでした。BBクリームも買ったことがありますが、顔色が暗くなったのでリピートしませんでした。

スキンアクア スーパーモイスチャーエッセンス(SPF50+ PA++++)

このシリーズは「スーパーモイスチャージェル」という商品もありますが、乾燥肌の方にはスーパーモイスチャーエッセンスの方が保湿力が高いのでおすすめです。最初は台湾で購入しましたが、日本で買う方が安いので、ここ3年くらいは日本でまとめ買いして使っていました。

雪肌粋 パーフェクトUVジェル N(SPF50+ PA++++)

セブンイレブンで売っている雪肌粋のUVジェルです。スキンアクア スーパーモイスチャーエッセンスと交互に使っていました。

台湾で絶大な人気を誇る雪肌粋ホワイト洗顔クリームと同じ香りがします。日本ではセブンイレブンで買えますが、台湾では売っていないと思います。ちなみに台湾ではこれよりBBクリームの方が人気があるようです。

※廃盤になったので後継品のリンクを貼っておきます。

参考 パーフェクトUVジェル EX雪肌粋

キュレル UVエッセンス(SPF30 PA+++)

乾燥性敏感肌の強い味方といえばキュレル!SPF30なので、冬の日本か、台湾では日中日光に当たる予定がない日に使っています。保湿力が高いので、メイクしない日はこれに化粧下地とパウダーで1日過ごしていました。

AND MIRAI アンドミライ プロテクトUV EX(SPF50+ PA++++)

2021年から使い続けているファンケルのアンドミライ。保湿力高いし少量でよく伸びて使いやすい。残念ながらジェル系の宿命で目の際に使うとしみるので、目の周りだけはKATEのプロテクションEXやhemeなど手持ちの化粧下地で塗り分けています。

 

以上、台湾の紫外線にも耐えうる乾燥肌向け日焼け止め(日本製)でした。続きの記事では2020年以降に台湾で買った日焼け止めについて書いているのでぜひご覧ください。

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