台湾の白髪染め「夢17 無PPD泡泡染」で日本の美容師さんに褒められた件

だーげーほーです。

以前に台湾のヘアカラー事情について書きましたが、美容院でのカラー料金が高いこともありほぼセルフカラーしています。

【台湾ヘアケア事情】カラーリング&台湾で買うものと日本で買うもの

上の記事を書いた頃はブローネのヘアマニキュアを使っていたのですが、

最近使っている白髪染めが安いのになかなか良かったのでご紹介します。

台湾セルフカラーリング事情

ドラッグストアやPOYAに行くとセルフのカラーリング剤は充実しており、白髪染めもサロンドプロ・シエロ・ビゲンなど日本からの輸入品はだいたい300元以上、台湾製は160元くらいから売られています。

この価格差のため、カラーリング製品は今まで日本で一時帰国の度に買って帰っていたのですが、前回友達にオススメされて日本で買ってきたウェラトーン2+1 分け目・フェイスライン用があっという間になくなってしまい、ブラシとトリートメントが残っていたのと、ヘアマニキュアだとすぐ落ちるのが不満で、久しぶりに台湾製の白髪染めを試してみようと思いました。

 

今までに試したのはどこのドラッグストア・スーパーでも置いていて、CMでもよく見る566

566パッケージ写真

画像は耐斯企業 566商品紹介サイトよりお借りしました

ちなみに写真の11番金棕栗というのを試したところ、思った以上に明るくなって焦りました。暗めの色は大丈夫でした。

 

白髪染めではないカラー剤は卡樂芙泡沫染というのが泡タイプで使いやすかったです。

卡樂芙泡沫染

画像は美吾華股份有限公司 卡樂芙泡沫染商品紹介サイトよりお借りしました

 

そして今回買ったのは、ワトソンズで見かけた「夢17 無PPD泡泡染」という商品、3色展開(榛果黑-ヘーゼルナッツブラック・楓糖紅-メープルシロップレッド・可可棕-カカオブラウン)のうちのカカオブラウンです。

知らないメーカーだし、他の商品より少し安いので不安でしたが、PPD不使用という点が気に入りました。

夢17 無PPD泡泡染(可可棕)

夢17 無PPD泡泡染(可可棕)

566を始め、台湾のヘアカラー剤はアレルギーの原因となるPPD(p-フェニレンジアミン)不使用というのが安全基準のひとつになっているようです。無PPDと書いていない泡泡染もあるので、そちらは含まれているのかもしれません。

夢17 無PPD泡泡染の中身

パッケージの中身ですが、安いだけあってかなりシンプルです。入っているのは説明書と手袋とカラー剤のみ。カラー剤は1剤と2剤が10mlずつのが3セットで、髪の毛の分量によって調整します。肩につくくらいのロングで3セット、ショートやリタッチで1セットくらいが目安です。

POYAでは箱無しのカラー剤のみが12gで売っていたので、お試しで買うこともできます。

夢17 無PPD泡泡染の中身

夢17 無PPD泡泡染の中身

このカラー剤、よく見るとパッケージが共通で、手書き(!)のマジック印で色を表示しています。台湾ではよく見ますが、日本ではなかなかない方式です。

そしてどちらが1剤でどちらが2剤かは、書いていないのでわかりません。同量を混ぜないと使えないのでどちらでもいいじゃない、という合理主義の台湾らしいやり方です。

 

台湾のこの手のパウチは切れ込みが入っていても手で切れないパターンも多いですが、なんとか手で切ることができました。

パウチの切れ込みが下の方でわかりづらい

パウチの切れ込みが下の方でわかりづらい

使用法

事前の準備ですが、手袋以外入っていないのでカラーを混ぜるトレーやブラシ、スティックなどが必要になります。私は以前使った別メーカーのものを再利用しました。

耳カバーやケープはダイソーで購入できます。生え際には油性の化粧クリームをつけておくと、皮膚についてもすぐに落とせます。

 

少々面倒なのが、カラー剤の塗布前に髪を濡らす必要があるということ。

1剤と2剤を混ぜて30分以上経つと染色効果が落ちるので、混合前にやりましょう。説明書にはシャワーで濡らしている絵が書かれていますが、湿らす程度で滴らないようにと書いてあり調節が難しそうだったので、スプレー容器に水を入れて髪全体をしっとりさせました。

 

その後トレーでカラー剤を混ぜ混ぜしたのですが、あれ、泡立たない……?

前述の卡樂芙が泡を手で揉みこむタイプで使いやすかったので、これも商品名が泡泡染なのでてっきり泡タイプだと思っていたのですが、なんということでしょう、クリームタイプでした。

外箱には泡を頭に乗せたイラストが書いてあるのでてっきり泡タイプだと思っていたのに、騙されたー!

 

とはいえ混ぜてから30分以内に塗布しなければいけないので、ショックを受けている場合ではありません。

なかばやけになりつつ手に取って揉みこんだのですが、付属の手袋がほどよい厚みで柔らかく使いやすいこともあり、なんとブラシより早く塗れました。

しかも指先が使えるので、意外にブラシより細かく塗りこめることもわかりました。泡タイプじゃなくても手で塗れるものなんですね。

 

塗り終わってから15分間静置してから洗い流すとのことですが、念のため20分ほど置いてみました。

この製品は阿摩尼亞(アンモニア)カットとは書いていませんが、刺激臭も頭皮への刺激もなく、今のところ皮膚の弱い私でも安心して使えそうです。

 

その後はノンシリコンシャンプーで洗ったのできしみましたが、毛先トリートメントとアフタートリートメントをしていたせいか、洗い上がりは若干マシになりました。このトリートメントも、以前使ったロレアル パリ エクセランス(この商品は高いだけあって使用感かなりいい!)の残りを使用。取っておいてよかった。

色落ち、色持ちについて

さて肝心のドライヤー乾燥後ですが……色落ちも色むらもなく、ちゃんと染まっていました。白髪もきっちり染まっています。

パッケージ写真で見ると結構明るいブラウンなのですが、放置時間のせいかどうかわかりませんがやや暗めに仕上がりました。私としては落ち着いた色の方がよかったので嬉しい誤算です。

日本への一時帰国前にもリタッチをやって、約2週間後にいつものヘアサロンに行ったのですが「2週間前にやったとは思えないほど色が残っているし、セルフに見えないくらい綺麗な仕上がり」とのコメントを頂きました。頭皮や頭髪の傷みもなかったそうです。やったー!

というわけで、意外だらけでもしかしてお値段以上、いやいや結構いい商品なのでは?という結果でした。しばらく使い続けてみようと思います。

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