だーげーほーです。
離乳食の本を読むと、豆腐は離乳食初期から食べさせて良いと書いてあります。
ですが、私は今まで食べさせたことがありませんでした。
なぜかというと、台湾の豆腐って怪しいんです。
台湾で売っている豆腐はなんだかアヤシイ?
スーパーで買えるものだと、防腐剤無添加・遺伝子組み換え大豆不使用とは書いてはあるけれど、要冷蔵なのに消費期限が45日もあります。充填豆腐なのだと思いますが、日本人の感覚からするとなんとなく怪しい。
普段自分たちが食べる分には気にしませんが、これを赤ちゃんに食べさせても大丈夫なんだろうか、と躊躇します。
ちょっと遠くの有機食品のお店に行くと、消費期限が2〜3日の日本と同じタイプの豆腐が売っていますが、価格が最低でもスーパーの3倍はするので、しょっちゅう買うのは不経済かな〜と思いました。
そんなわけで、きな粉や豆乳で植物性たんぱく質は摂れると思い、今まで豆腐は離乳食には使っていませんでした。
豆乳+にがりで豆腐を簡単に作れると知りました
豆腐が使えないと離乳食のバリエーションが少なくなってしまうので困ったな、と思っていたところ、先日こちらの記事を読みました。
リンク先をご覧いただけるとわかりますが、なんともシンプルなレシピ。
無調整豆乳とにがりだけで豆腐が作れるの?豆乳は台湾ならどこでも手に入るじゃない!
ということで作ることにしました。
にがりは台湾だとどこで売っているかわからなかったので、Amazonで購入して、日本から両親が来る時に持ってきてもらうことにしました。
レシピにある材料を揃えて作り方を台湾風にアレンジ
夫に「会社の帰りにスーパーで無糖豆漿(無糖豆乳)買ってきて」と頼んだらこれを買ってきました。
1857mlあります。なぜこのサイズを買った。
「これしかなかったんだよ〜。僕も飲むからいいでしょ」
だそうです。やることがいちいちダイナミックです。
こちらの無加糖鮮豆漿の材料は、遺伝子組み換えでない大豆と水のみです。台湾のスーパーやコンビニで購入できます。豆漿は日本の豆乳に比べると少し薄めですが多分問題なし。
作り方は、材料を耐熱容器に入れてラップをして蒸すだけ、とのこと。
蒸すといえば大同電鍋(台湾の各家庭に一台はある、炊飯器のような万能調理器)でしょう、ということで、子供のおかゆを炊くのと同時に豆腐を作ることにしました。
まずはおかゆを炊くための内鍋をセットします。
コップがゆを作るときのように、ご飯を炊く内釜に一緒に耐熱容器を入れてもいいのですが、高温すぎるのはよくないとのことだったので、今回は一段上に入れて蒸すことにしました。
こういう電鍋専用の重ね蒸し用器具があるので、こちらを使います。
内鍋の上に浅い鍋のような器具をセットして、浮かすようにして蒸します。温度が下がるので本当は耐熱容器に直接蒸気が当たった方がよいと思うのですが、とりあえずこの方法で。
元のレシピは冷たい無調整豆乳200ml、にがり原液を大さじ1とのことでしたが、うろ覚えで作ったため、間違えて豆乳を180mlにしてしまいました。
にがりの量はパッケージに「おぼろ豆腐を作るときは1%量」と書いてあったので、はかりで2gくらいかな〜と思って容器を押したら3g入ってしまいました。
泡立たないように静かに混ぜるというのも忘れていました。
弱火で15分蒸すとのことですが、電鍋の加熱時間は外鍋に入れる水の量で変わりますが、基本的にいつもご飯を炊くときが180mlの水で20分くらいなので、それと同じにしました。
なんだかグダグダですが、こんなにいい加減でもだいたいうまくいく電鍋調理、本当にすばらしいです。
スイッチを入れてそのまま放置して、いつの間にか電源が切れていたので、そろそろご飯の蒸らし時間が終わったかなというあたりで蓋を開けてみました。
おお〜、ちゃんと豆腐らしきものができていました。
上にあった泡はそのまま残っていましたが、内側にすは入っていませんでした。
温かいままスプーンですくって、ひとくち食べてみるとおいしい!
新鮮な豆腐の味がします。
ふわふわのとろとろのやわやわです。
にがりを入れすぎた気がするので、ちょっと塩気がある気もしますが、許容範囲と思いたい。
冷やさずにそのまま子供に食べさせてみたところ、スプーンを奪ってどんどん口に流し込んでいきました。いい反応。美味しかったみたい。
それにしても、電鍋でこんなに簡単に豆腐が作れるなんて。もっと早く知りたかったです。これで安心して子供に豆腐を食べさせられます。
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