だーげーほーです。
日月潭には2回行ったことがあります。
1回目はまだ子供がいなかったので夫婦2人だけで、2回目は子供が1歳になる頃に両親と5人でのドライブ旅行です。
2回とも湖が見えるホテルに一泊しましたが、日月潭のホテルは選択肢が多く、どうやって選んだらいいのか迷っている人も多いと思います。
そこで今回は、日月潭のホテルを調べる時に、希望の条件や移動手段によってどのエリアを選ぶのが最適か、わかりやすく解説します。
目次
ホテル選びと交通手段はセットで計画しよう
リゾート地の交通事情は都市部と大きく異なるため、失敗を避けるためにも、事前によく調べておくことが大事です。
全行程を自分で運転する人を除き、日月潭までは高鉄や台鉄の駅からバスで向かう人が多いと思いますが、その先の移動手段も含めて考える必要があります。
私が日月潭に行った時の経験をもとに、必要なシーンにあわせた交通手段と、日本語で手配できる便利なKKdayのサービスをご紹介します。
日月潭までの交通手段
1回目の日月潭行きでは高鉄台中駅から台湾好行バスに乗り、そこから先は遊湖バス(日月潭遊湖巴士)という日月潭の周囲を走る周遊バスに乗り換えました。
いずれのバスも本数が少ないため、台湾好行バス+遊湖バスの組み合わせは、かなり厳密に計画を立てないと、乗り遅れたり定員オーバーで乗れなかったりのリスクがあります。
そのためスケジューリングがやや面倒にはなりますが、一番安く行けるので、一人旅やカップルなど少人数での移動におすすめです。
台中⇔日月潭 観光シャトルバス「台湾好行」往復乗車券(台湾)
費用を抑えるなら公共交通機関や自転車を活用
日月潭ではタクシー代が高いので、周遊バスのほか、徒歩や自転車を使うと交通費が安く抑えられます。
日月潭の周囲はサイクリングロードが整備されており、初めて来る人でも風光明媚な景色を楽しめることから人気があります。
自転車の貸し出しをしているホテルもありますが、ない場合でもレンタサイクルを利用できます。せっかくなら、世界的な有名な台湾メーカー・ジャイアントの自転車に乗ってみたいですね。
ジャイアント(GIANT)日月潭店 レンタサイクル(台湾 南投)
湖ならではの水上交通として、遊覧船も人気です。水社埠頭〜玄光寺〜伊達邵の3箇所で乗り降りが可能です。
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大人数や子連れ旅なら車移動がおすすめ
家族旅行やグループ旅行など人数が多い場合は、車を手配する方が確実な上に費用が安くなります。
特に足腰の不自由な方が一緒だったり、突発的なアクシデントの起きやすい子連れ旅では、バスよりも融通のきくレンタカーやカーチャーターをおすすめします。
日月潭へは台中からタクシーでも行けますが、遠距離のため、あらかじめ料金やレビュー評価が調べられるカーチャーターがおすすめです。
片道の送迎と現地でのタクシーを組み合わせれば、全行程を車で移動しても割安になるケースが多いです。
他の観光地と組み合わせる場合
台中〜南投近辺は高美湿地・清境農場・彩虹眷村など観光地が沢山ありますが、いずれも点在しており鉄道駅からも遠く、日本からの観光客にとってはあまり交通の便が良くありません。効率よく回るなら断然車移動です。
1日であちこち行くよりも、日月潭での宿泊の前後の行程に組み合わせるのがおすすめです。
清境ー日月潭(にちげつたん/リーユエタン):片道乗合送迎サービス(双方向出発)
台中貸切チャーター車|日月潭から清境(埔里)までの往復送迎付き
立地条件で選ぶ宿泊エリア
日月潭に宿泊する場合、旅行プランによって選ぶホテルの立地条件が異なってきます。
ホテルのある地区は大きく二つに分かれる
日月潭周辺でホテルが集中しているエリアは、大きく水社と伊達邵(イタサオ、または德化社)の二つに分かれます。
地図で湖を北を上にして見たときに、ざっくりと10〜11時方向にあるのが水社エリア、4〜5時方向にあるのが伊達邵エリアです。
日月潭観光の入り口は水社で、台湾好行バスで来た場合、水社ビジターセンター前に停車します。ここでは、台湾好行バスで行く場合を想定して説明します。
水社エリア
水社エリアのホテルに泊まる場合、ホテルへは
- 徒歩
- 遊湖バス
- ホテルの送迎
- タクシー
のいずれかを利用することになります。
水社にはレンタサイクル屋さんもあるので、ここを起点に自転車で大きく移動したり、台湾好行バスへのアクセスを重視するなら、水社エリアのホテルがオススメです。
伊達邵エリア
伊達邵エリアのホテルに泊まる場合は、水社ビジターセンターから
- 遊湖バス
- ホテルの送迎
- タクシー
- 遊覧船
の移動方法があります。
私は商店街にお店が集まっていて、飲食店もバリエーションに富んでいる伊達邵の方が歩きやすくて好きです。ロープウェイや水面の景色を楽しむのにも徒歩で動きやすいです。
テーマパークの九族文化村にもアクセスしやすいので、泊まりがけで日月潭を満喫するのに適したエリアです。
いずれの場合でも、湖が見えないホテル・部屋だと価格が下がるので、こだわりがなければレイクビューではない部屋を選ぶと費用を抑えられます。
実際に泊まったホテルと検討したホテル
日月潭には、日常生活を忘れて旅の時間に浸れる素敵なリゾートホテルがたくさんあります。私が実際に泊まったホテルと、宿泊候補にしたホテル、各々の選んだ理由を書きます。
満足度の高い5つ星リゾートホテル
2回目の日月潭は、日本から来た私の両親と5人で旅行しました。
両親がずっと行きたいと言っていた日月潭なので、思い切ってあの有名なラルーにでも泊まってみようか?と検索してみましたが、なんと二ヶ月前の時点ではとっくに売り切れていました。
もう一軒、同時に検討していたのはフロー デ シン ホテル(雲品溫泉酒店)です。母も一緒だったので、スパ付きの高級ホテルで優雅な時間を過ごすのもいいかなと思いました。
台北駅近くの5つ星ホテルのパレ・ド・シンと同じ系列で、温泉や子供用のプレイスペースもついていて評判の良いホテルです。
【台北】台北駅に一番近い5つ星ホテル☆パレ・デ・シン水社から伊達邵へ向かう途中にある目立つホテルで、特別な雰囲気があり、いつか泊まってみたいホテルのひとつです。
KKdayで台湾新幹線との割引セットも購入できます。
伊達邵エリアのファミリー向けホテル
1回目は大人だけの旅で、伊達邵地区の湖のほとりのフー ユエ レイクビュー ホテル(湖悦景観旅店)に宿泊しました。
この時泊まった部屋の、室内から眺められる湖面の美しい光景が忘れられず、2回目の旅行でも同じようにレイクビューの部屋を探しました。
2回目は乳児連れだったので室内設備にこだわりがあり、宿泊先候補として最後までサン ムーン レイク ホテルと迷っていたのがザ リッチフォレスト ホテル サン ムーン レイク (日月潭儷山林會館)です。
前回泊まった伊達邵エリアなので土地勘があったのと、ログハウス風のヒノキの香りが漂う内装、子供が歩いても安心なカーペット床で、子連れで泊まるのによさそうと感じました。
そして何と言っても湖面にせり出したような設計(湖面に完全に面しているホテルはあまり多くありません!)で、最後の最後までどっちにしようか悩みました。
無料駐車場も近くにあって、価格もほぼ同じ。リゾート感たっぷりで、ディナーも美味しそう。
最終的に、今回は車移動なので立地を気にしなくていいことと、リッチフォレストは防音設備がないとのことで別のホテルを選びました。
それでも気になったので、翌日伊達邵に行ったときにリッチフォレストの建物を見に行きました。
だーげーほー
左側に見えるUFOのような建物はロープウェイ乗り場です。ロープウェイ乗り場までの散策路も素敵なんです。
伊達邵の方が南東方面に位置しているため、夕方は湖面に夕陽の色が映えてとても綺麗に見えます。よって、部屋から夕焼けの景色を楽しみたいなら伊達邵エリアの方がよいと思います。
だーげーほー
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水社エリアのファミリー向け4つ星ホテル
室内設備の面で最終的に選んだのは、水社エリアの少し離れた場所にあるサン ムーン レイク ホテル(日月潭大飯店)でした。
特に私たちが泊まった「スイート キングベッド 1 台 レイクビュー」は室内設備が非常に充実していて、安全面にも非常に気が配られていたのが印象的でした。サービスもよく、館内レストランも朝食ビュッフェもとても美味しかったです。
繁華街から離れており山と湖に挟まれたロケーションで、静寂が感じられるところもリゾートっぽさを感じられてよかったです。乳児連れの日月潭旅行として大変満足のいく結果となりました。
サン ムーン レイク ホテルでの宿泊体験については、こちらの記事に詳細にレポートしているのでよかったらご覧ください。
【日月潭】乳幼児連れにも安心の室内設備☆サン ムーン レイク ホテル (日月潭大飯店)台湾新幹線のチケットと同時購入でお得なツアー商品もあります。
高速鉄道追加購入で最大25%割引|南投日月潭ホテル&高速鉄道往復チケット
2回目の日月潭旅行記はこちらにまとめてあります。台湾のドライブ旅行に興味がある方はぜひご覧ください。 3世代家族5日間の台湾ドライブ旅行(日月潭〜台南〜台中)のまとめ