【追記】2022年現在、記事内の店舗は移転済みのようです。
だーげーほーです。
台湾を代表する名物料理のひとつ、牛肉麺。普段私が行くのは庶民的な地元のお店が多いのですが、今回は台北のちょっと高級な牛肉麺のお店、総裁牛肉麺(總裁牛肉麵)にKKdayさんのモニター体験で行ってきました。
台北C.E.O總裁牛肉麵へのアクセス
住所:台北市大安區敦化南路二段63巷53弄3號
MRT信義淡水線の信義安和站から徒歩3〜4分。駅から近くて便利です。日曜日のランチタイムに訪問しました。KKdayのバウチャーは利用日のみで時間の指定は必要ないので使い勝手がよいです。
明るくて落ち着いた雰囲気の店内
牛肉麺の有名店というとかなりローカル感が強いお店も多く、その分安くて美味しいのが売りだったりもしますが、總裁牛肉麵の内装・サービスは日本人観光客でも安心のクオリティで清潔感がありました。衛生面も問題ありません。
竹やウッド系のナチュラルな素材とスチールを組み合わせたモダンなインテリアでまとめられていて、全体的に落ち着いた雰囲気です。
半個室のようになった丸テーブルの席もあります。
ベビー用のハイチェアと子供用の食器も用意してあるので、小さい子供と一緒でも大丈夫です。
セットメニューの内容
今回は私・夫・子供の3人で
- 総裁五宝牛肉麺セット(総裁五宝牛肉麺・お惣菜三品盛り合わせ・果実酢・赤ワイン一杯)
- 2名様コース(肉と筋を半々牛肉麺・焼き肉ご飯・お惣菜一品・本日のスープ一品・ドリンク二品)
という組み合わせを予約して食べ比べをしてみました。
麺の太さはその場で細麺・太麺を選べるので、一つずつ選んで食べ比べしてみることにしました。
総裁五宝牛肉麺(總裁五寶牛肉麵)
こちらの総裁五宝牛肉麺はお店の名前を冠した看板メニュー。オーストラリア産の特選牛スネ肉・牛筋・牛ハチノス・高級牛スライス肉・牛テールの5種類の肉が一度に味わえます。
麺は牛肉麺では標準的な太麺(台南關廟産)を選んでみました。牛肉麺のパンチの効いたスープには太麺がよく合います。スープは辛いものが苦手な私でも大丈夫な程度のピリ辛味です。
赤ワインと箸休め的な小鉢料理もついて、牛肉麺のお店とは思えないこじゃれた見た目です。
大きめのお肉が5種類も入っていて贅沢!かなりボリュームがあります。
この日は胃の調子が悪く残念ながら半分くらいしか食べられなかったのですが、スライス肉が特に美味しかったです。
2名様コース(雙人組合套餐)
2名用のコースはスネ肉と牛すじミックスの牛肉麺と焼肉飯のセットになっています。牛肉麺のスープはややスパイシーなので、子供には焼肉飯を食べさせることにしました。
お惣菜は滷味。台湾の国民食とも言える煮物です。
麺は細麺にしてみたのですが、そばのような食感でちょっと物足りなさがありました。やはり牛肉麺には太麺の方が合うようです。
総裁五宝牛肉麺にも入っていた牛スネ肉ですが、味がよく染みていてジューシーで、なおかつ程よい分厚さで驚くほど柔らかくて、今まで食べた牛肉麺のお肉の中でも三本の指に入るおいしさでした。
懐かしいおばあちゃんの味焼き肉ご飯(懷舊外婆燒肉飯)は豚の角煮が乗った丼です。こちらも台湾の庶民的な料理ですが、具材の一つ一つの味が上品で洗練されており、たれのかかったご飯との相性も抜群でした。
私の住んでいる地方では燒肉飯といえば平べったい味付け肉の乗った丼のことで、角煮が乗ったものは控肉飯と呼ぶのですが、地方によって呼び方が違うようです。
つけ添えの大根スープも台湾でよく見かける庶民の味です。
こちらは食べきれなかったので打包(持ち帰り)にしてもらって翌日の朝食として食べました。冷蔵庫と電子レンジが使える宿だったので、ちょっとお肉が硬くなってしまったものの、時間が経っても美味しくいただけました。
台湾旅行中の打包/外帯食品の加熱法&要冷蔵品の保冷法最近増えている高級路線の牛肉麺の中では比較的リーズナブルでお店の雰囲気もよく、日本人旅行者の方にもおすすめです。一人でも入りやすい雰囲気で、ゆったりした空間で落ち着いて食べられるのがポイントです。
KKdayであらかじめ予約しておくと直接行くよりもちょっとお得な価格になります。「厳選総裁牛肉麺」セットなら250元であの絶品牛スネ肉の牛肉麺が食べられるので、台北旅行のコースに組み合わせてみてはいかがでしょうか。
これはおいしそう!
ハチノス好きにはたまらん感じです。
見た目もなんだかお上品!
>ドロスケさん
そうなんですよ〜、見た目もお店の雰囲気もお上品で居心地良かったです。