【台湾ベビー服事情】地元系ディスカウント子供服店に掘り出し物あり

だーげーほーです。

義父(夫の父)がたまに私の子供に服を買ってきてくれます。それはそれでありがたいことなのですが、事前相談なしに買ってくるので正直困っています。

台湾の庶民的な子供服のお店あるある

伝統市場(生鮮食品や日用品がごっちゃになっているマーケット)や夜市などで売っている微妙なセンスの服について。

謎キャラクターつきの台湾製キルトパジャマ

去年義父が買ってきたキルトパジャマはサイズが全く合わず、今年もまだ大きいもののなんとか着られそうなのでおろしてみました。写真は上のみですが、同じ生地のズボンもついています。

 

胸に刺繍されているクマのようなキャラクターが手に持っているのは……大根?いやそれともこれは足の裏?

 

台湾人の好みと日本人の好みが違うということもあるとは思いますが、安いお店の服はヘンテコなキャラクターが付いていることが多くて、最初はなんでこんなダサいのを買ってきたの?と思っていましたが、ずっと見ていたら3周くらい回ってむしろダサ可愛いかも?と思えてくる不思議な魅力があります。

 

そしてこのパジャマ、よく見ると生地がクマさん?ワンちゃん?柄でかわいいんです。こういう模様入りキルト生地のパジャマは地元のお店ではいくつか置いていました。柔らかくて暖かそうで、洗濯後の乾きの早い素材です。

台湾製、サイズ3と書いてありますが実際は85〜90くらいの大きさです。

市場にある子供服店に行ってみた

上のパジャマを含め、義父が買ってくる洋服は99%が伝統市場で調達したものです。

着られない服を交換してもらう

義父が買ってくる服は質は悪くなさそうなのですが、デザインが私の好みと違うのはまだしも、なによりサイズがまったく合わないので、せっかくもらっても着る機会がありません。

「これじゃあ大きすぎて着られない」と夫に言ったら「サイズが合うまで取っておけば」と言われたのですが、何年もクローゼットに置いておきたくないと伝えたところ未使用なら交換できるというので、義父と一緒にお店を見に行くことにしました。 地元の市場の中にある、おばちゃんが昔からやっているような地元密着型のディスカウント子供服店です。

義父が買ったのはストレッチ素材の部屋着と、アップリケ付きレギンスと、ドレッシーなワンピース(生地がバラ模様のキルト風でちょっとかわいい)の3点ですが、いずれもサイズが90〜110相当と大きすぎる上に、手持ちの冬服が足りないこともあり、今すぐ着られるものに替えてもらうことにしました。

某キャラクター似のイラストつき上下セット部屋着

義父が買った3点のうちの部屋着ですが、台湾製でちょっと厚手のしっかりした生地でお揃いの水玉模様のパンツがついていて上下とも100元。サイズ4と書いてありますが、90〜95くらいの大きさです。

この猫のキャラクター、どう見てもチャーミーキテ……どこかで見たことあるような。

 

他2点のレギンスとワンピースは写真を撮ってないのですが、レギンスのアップリケは立体的な素材を使っていて手が込んでいて、ワンピースも厚手のストレッチ素材でしっかりした作りでした。レギンスは100元、ワンピースは200元でいずれも中国製だったと思います。

せっかく選んでくれたのに交換しちゃう鬼嫁で申し訳ない。

ようやく見つけた90サイズのカーディガン

店内はワゴンの中にぎっしりのトップス・ボトムスと、壁一面にかけられたセットアップやワンピースタイプの服がたくさん陳列されているのですが、サイズ別に整理されておらず、値札もないので一つずつ確認する必要があります。

ギリギリ70サイズも着られる、80サイズ体型の我が子に合うものに交換してもらおうとしたのですが、なぜか80サイズ以下のアイテムがほとんど見当たりません。

 

ワゴンの中を必死でひっくり返すようにして小さめサイズを探したところ、こちらの綿ニットのカーディガンは数少ない小さめ90サイズがあったので確保。袖を折り返せば今すぐ着られる大きさです。

250元を200元にしてくれました。韓国製で、縫製などもしっかりとした作りです。

写真はキツネのスタンプで隠していますが、下に刺繍アップリケがついています。

掘り出し物!100元のデニムパンツ

さらに5サイズ(90〜95くらい?)のデニムパンツをワゴンから掘り起こすようにして見つけました。大人用に近いかなりしっかりした作りですが、なんと100元。中国製。

パンツはシンプルなレギンスから本格的なデニムまで100元均一でした。

 

思ったより小さめサイズの服が少なかったため、裾をまくればなんとか着られる部屋着セットだけは交換せずそのまま持って帰ることにし、レギンスをデニムパンツに、ワンピースをカーディガンに交換して、無事に今使えるアイテムを手に入れることができました。

謎の日本語つきダウンコート

これ以外にも最近もらった服があり、そのうちナイロンの綿入りコートだけは別のお店で買って交換できないそうなので、サイズが合うまでしばらく寝かせることにしました。台湾の人はちょっと大きめの服を選ぶ傾向がある気がしますが、いくら何でも今80サイズの子に110は大きすぎます。

そしてこのコート、見た目は普通なのですが、収納袋に日本語で「ダウンコート」と書いてあり、日本人的にはインパクトがあります。

というか、羽毛じゃないのにダウンと呼んでいいのか。

台湾の安い子供服店にありがちなこと

今回行ったお店は恐らく台湾ではよくあるタイプの子供服店だと思いますが、商品点数は小綺麗なお店より多いものの、ワゴンの中の商品を一つ一つ見てデザインとサイズを確認していくのはかなり疲れました。

そしてじっくり見てわかったことは

  • この手の店は大人の服同様にほとんどが中国製と韓国製で占められていて、台湾製は少なめ
  • 下着や部屋着などは台湾製が多く、布地がしっかりしているものが多い
  • 80サイズ以下はあまりなく、韓国製なら比較的多い
  • Made in Koreaの子供服はサイズ表示が日本と同じでわかりやすかった
  • 中国・台湾の子供服はサイズ5・7・9・11〜という表示が多く、5が日本でいう80だったり90だったり、逆にパジャマは3も4も5も90だったり、商品によってサイズの幅が大きい

台湾でも都市部の事情は違うかもしれませんが、小さな町の個人商店では80サイズ以下の服を探すのはやはり難しく、リーズナブルな価格のものは相変わらずユニクロやネット通販を活用することになりそうです。

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台湾の激安子供服店について考えてみた

今回行ったお店はプリントのズレやタグが切られているものなどのB級品が多かったのですが、価格を聞いたらほとんどが1着100元からでした。

私も台湾では夜市や市場、問屋街などの安いお店で100元くらいの安い服を買うことがよくあるのですが、子供服は今まであまりチェックしたことがなく、割と手の込んだ感じのデニムパンツから、どう見てもアウトな非正規のキャラクターTシャツも全部100元なのはすごいなと思いました。まさにピンキリ。よく探すとカーターズ(Carter’s)のワンピースなんかもありました。

追記

carter’sは台北だと美麗華ショッピングモールのオシュコシュ(OSHKOSH)店舗内で取り扱っています。その他の店舗もオシュコシュのウェブサイトで検索できます。
https://www.cartersoshkosh.com.tw/pages/store
https://www.facebook.com/OshKosh1895/

そういえば台湾のアウトレットモールに行くと、型落ちの服ばかりでB級品をあまり見かけなくて、そのせいかディスカウント率が低くて全くお得感がないのですが、もしかしたらB級品は別のルートで夜市や街中の激安店に流れてしまっているのかなと思ったことがあります。

台湾で服を買うなら、デパートよりも街中での掘り出し物探しが面白いです。

 

台湾子連れ旅行関連の記事をたくさん書いているので見ていってくださいね。

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